悲愴ひそう感かん

悲愴ひそう感かん
出身しゅっしん地ち	日本にっぽん
ジャンル	J-POP
活動かつどう期間きかん	2008年ねん6月18日にち - 9月24日にち 2008年ねん9月29日にち（一夜いちや限かぎりの復活ふっかつ）
レーベル	ポニーキャニオン
共同きょうどう作業さぎょう者しゃ	近藤こんどう真広まさひろ、SHIKAMON
公式こうしきサイト	公式こうしきサイト はねるのトびら
メンバー	山本やまもと博ひろし（ロバート）（悲） 田中たなか卓志たかし（アンガールズ）（愴） 鈴木すずき拓たく（ドランクドラゴン）（感かん）
羞恥心しゅうちしん

悲愴ひそう感かん（ひそうかん）は、フジテレビのバラエティ番組ばんぐみ『はねるのトびら』から生うまれた、お笑わらいタレント3人にんによる音楽おんがくユニット。

メンバー

メンバーの詳細しょうさいプロフィールについては各人かくじんの項こうを参照さんしょう

• ■「悲（ひ）」 - 山本やまもと博ひろし（やまもと ひろし (1978-09-05) 1978年ねん9月5日にち（46歳さい） - ）

  イメージカラーは苔こけ色しょく（こけいろ）、立たち位置いちは左ひだり。

  ロバートのツッコミ担当たんとう（たまにボケ）。群馬ぐんま県けん邑楽おうら郡ぐん邑楽おうら町まち出身しゅっしん。A型がた。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属しょぞく。

  「悲愴ひそう感かん」では主おもにセリフを担当たんとうする。自身じしんが歌うたわないのは、本人ほんにんいわく「俺おれは歌うたが下手へただから」メンバー中ちゅう、本家ほんけヘキサゴンでは、2009年度ねんど、2010年度ねんどの26時じ間あいだテレビの企画きかく「番組ばんぐみ対抗たいこうヘキサゴン」と「ヘキサはねるホンマ123」のヘキサゴンの計けい3回かいしか出演しゅつえんしていない。

• ■「愴（そう）」 - 田中たなか卓志たかし（たなか たくし (1976-02-08) 1976年ねん2月がつ8日にち（48歳さい） - ）

  イメージカラーは潤じゅん朱しゅ（うるみしゅ）、立たち位置いちは中央ちゅうおう。

  アンガールズのツッコミ担当たんとう（たまにボケ）。広島ひろしま県けん府中ふちゅう市し（旧きゅう・甲奴こうぬ郡ぐん上下じょうげ町まち）出身しゅっしん。B型がた。ワタナベエンターテインメント所属しょぞく。

  悲愴ひそう感かんのリーダーであり、「悲愴ひそう感かん」ではメインボーカルを務つとめる。メンバー中ちゅう、唯一ゆいいつはねトびメンバーではない。

  本家ほんけ『ヘキサゴン』ではAIR BAND（2009年ねん12月31日にちに解散かいさん）・エアヴィジュアルバンドにも所属しょぞくしていた。

• ■「感かん（かん）」 - 鈴木すずき拓たく（すずき たく (1975-12-07) 1975年ねん12月7日にち（48歳さい） - ）

  イメージカラーは藍あい鼠ねずみ（あいねず）、立たち位置いちは右みぎ。

  ドランクドラゴンのツッコミ担当たんとう（たまにボケ）。神奈川かながわ県けん綾瀬あやせ市し出身しゅっしん。O型がた。プロダクション人力じんりき舎しゃ所属しょぞく。

  主おもにBメロ担当たんとう。3人にんの中なかでも歌うたがうまく「悲愴ひそう感かん」のソロパートでは、はねトびメンバーなどから「ピュアな声こえ」と評ひょうされた。本家ほんけヘキサゴンでは予選よせんペーパーテストの最低さいてい平均へいきん点数てんすうの持もち主ぬしとして知しられている。

概要がいよう

はねるのトびらで出番でばんが少すくなく肩身かたみの狭せまい山本やまもと・鈴木すずきと、両者りょうしゃとプライベートで仲なかが良よいアンガールズ田中たなかの、「CDデビューしたい」という想おもいが一致いっちしたのが結成けっせい理由りゆう。3人にんはプライベートでは「山本やまもと会かい」と自称じしょうしており、この時ときは山本やまもとがリーダーを押おし付つけられている。

「はねるのトびら」の音楽おんがくユニットでは、はねトびメンバー以外いがいが入はいった初はつのケース。

『悲愴ひそう感かん』の命名めいめいはドランクドラゴンの塚づか地ちであり、羞恥心しゅうちしんのあからさまなパロディでもあるものの、楽曲がっきょく初はつ披露ひろう（2008年ねん7月がつ16日にち）から共感きょうかんを呼よびCD発売はつばいを希望きぼうする声こえが数多かずおおく出でていた。

当初とうしょは、ユニットメンバーの山本やまもと・鈴木すずき、板倉いたくら以外いがいのはねトびメンバーから毎回まいかい非難ひなんされていたが、YouTubeでの動画どうが視聴しちょう回数かいすうが23万まん回かいを突破とっぱし、彼かれらの低てい姿勢しせいかつ強引ごういんな営業えいぎょう活動かつどうが功こうを奏そうしたのか、番組ばんぐみ公認こうにんユニットにすることに成功せいこうした。

2008年ねん7月がつ30日にち放送ほうそう分ぶん『はねるのトびら』で正式せいしきにCDデビューを発表はっぴょうした。

2008年ねん8月がつ27日にちに「悲愴ひそう感かん」が発売はつばいされると、9月8日にち付づけのオリコンチャートで5位いを獲得かくとくし発売はつばいから1ヶ月かげつ弱じゃくで12万まん枚まいを売うり上あげ、各かくメディアからは引ひっ張ぱりだこの人気にんきとなってしまった。この人気にんきは想定そうてい外がいであり、あまりの反響はんきょうの大おおきさに3人にんとも驚おどろいていた。

2008年ねん9月3日にち放送ほうそう分ぶんの『はねるのトびら』で解散かいさんを宣言せんげんし、9月がつ20日はつかに解散かいさんライブをもって解散かいさんした。

3人にんのマスコットキャラも存在そんざいしているが、誰だれ一人ひとりとしてそのマスコットキャラは笑わらっていない。ちなみにマスコットキャラは、蛭子えびす能収よしかず風ふうイラスト。

田中たなかは「あの羞恥心しゅうちしんのつるのさんも歌うたってくれたんですよ!」とインタビューで語かたっており、田中たなか自身じしんは「本家ほんけのバックアップを得えた!」としている。また、田中たなかいわくつるの剛士たけしは「悲愴ひそう感かん」の1番ばんをすべて歌うたえるほどの悲愴ひそう感かんファンらしい。つるの自身じしんも『いつかコラボしたい』と語かたっていた。

ピンクハレルヤ企画きかくや笑わらい金きんオールスターズなどで歌唱かしょう力りょくの乏まずしさが知しられている山本やまもとにはソロパートがなく、コーラスでも判別はんべつが難むずかしいほど。ただし随所ずいしょにセリフが用意よういされている。

悲愴ひそう感かんの思おもわぬ人気にんきに、はねトびメンバーがネタ元もとの羞恥心しゅうちしんに「影響えいきょうは?」と聞きいた所ところ「囲かこみ取材しゅざいで悲愴ひそう感かんの事ことを聞きかれる」と困惑こんわくした事ことを語かたるが、その後ごは野久保のくぼ直樹なおきが「甥おいが悲愴ひそう感かんに会あいたがっている」、つるの剛士たけしは「ネットで悲愴ひそう感かんの曲きょくを買かった」、上地うえち雄輔ゆうすけは「（つるのから）それを借かりるつもり」と肯定こうてい的てきな評価ひょうかをしており、最終さいしゅう的てきにはコラボしたかったと話はなす。

経歴けいれき

2008年ねん

• 5月14日にち - 『はねるのトびら』の1コーナー「ぬるま湯ゆ温泉おんせん」に田中たなかが乱入らんにゅうし、山本やまもとと鈴木すずきのケンカが絶たえないことを告白こくはく。山本やまもとと鈴木すずきはその場ばでもめた。この時ときに塚地つかじに「羞恥心しゅうちしんならぬ悲愴ひそう感かん」と言いわれ、本家ほんけ『羞恥心しゅうちしん』のジャケットを3人にんの顔かおに差さし替かえたCGが表示ひょうじされた。
• 6月11日にち - 『はねるのトびら』「ぬるま湯ゆ温泉おんせん」の派生はせい企画きかく「熱々あつあつ温泉おんせん」で山本やまもと・鈴木すずきのケンカの続つづきが行おこなわれ、田中たなかも乱入らんにゅう。3人にんでもめていたが、さらに山本やまもと・鈴木すずき・田中たなかの母親ははおやが仲裁ちゅうさいに入はいるも母親ははおや同士どうしのケンカが始はじまってしまい、より事ことが大おおきくなった。しかし、最後さいごに仲直なかなおりのためにと『手てのひらを太陽たいように』の替かえ歌うたを全員ぜんいんで歌うたった。
• 7月がつ16日にち - 『はねるのトびら』で、はねトびメンバーがお台場だいば冒険ぼうけん王おうファイナルの企画きかくを決きめているときに再ふたたび山本やまもとと鈴木すずきがもめ出だし、田中たなかが仲裁ちゅうさいに入はいった。その時とき田中たなかはわざとらしく「前回ぜんかいはどうやって仲直なかなおりしたんだっけ?」といって「歌うただ!」ということになり突然とつぜん「悲愴ひそう感かん」結成けっせいを宣言せんげん、デビュー曲きょく「悲愴ひそう感かん」を披露ひろうした。
• 7月がつ23日にち - 「悲愴ひそう感かん」の2番ばんを披露ひろう。
• 7月がつ30日にち - 「悲愴ひそう感かん」の1番ばんを披露ひろうした後のち、悲愴ひそう感かんが正式せいしきにCDデビューする事ことを公開こうかいした。同時どうじに着ちゃくうたもフジテレビミュージック（フジテレビの音楽おんがく配信はいしんサイト）で配信はいしん開始かいし。
• 7月がつ31日にち、 - BARKS試聴しちょうランキングで、本家ほんけの羞恥心しゅうちしん「羞恥心しゅうちしん」、羞恥心しゅうちしん参加さんかユニットのアラジン「陽ひは、また昇のぼる」を抜ぬいて、1位いになった。
• 8月がつ13日にち - 『はねるのトびら』において、「悲愴ひそう感かん」の1番ばんと2番ばんの新しんパートを披露ひろう。レコード会社かいしゃ直営ちょくえい♪（携帯けいたい電話でんわ用よう音楽おんがく配信はいしんサイト）週間しゅうかん1位い。
• 8月がつ22日にち - お台場だいば冒険ぼうけん王おうファイナルの冒険ぼうけん王おうスタジアムでデビューライブ決行けっこう。「悲愴ひそう感かん」フルバージョンを披露ひろう。
• 8月がつ27日にち - 「悲愴ひそう感かん」でCDデビュー。池袋いけぶくろサンシャインシティ噴水ふんすい広場ひろば（羞恥心しゅうちしんと同おなじ会場かいじょう）でデビューライブ開催かいさい。
• 8月がつ30日にち - お台場だいば冒険ぼうけん王おうファイナルの「はねるのトびランド」でデビューライブ決行けっこう。
• 9月3日にち - 同日どうじつ放送ほうそうの『はねるのトびら』において、9月24日にち放送ほうそうの『はねるのトびら2時じ間あいだスペシャル』を以っての解散かいさんを示唆しさし、活動かつどうがはじまってから約やく2ヶ月かげつ、発売はつばいされたシングルが「悲愴ひそう感かん」1作品さくひんのみでの解散かいさんとなった。
• 9月9日にち - 同月どうげつ20日にちの解散かいさんライブでの活動かつどう終了しゅうりょうが、田中たなかのブログで公表こうひょうされた。
• 9月がつ10日とおか - 同日どうじつ放送ほうそうの『はねるのトびら』において、演歌えんか歌手かしゅの松原まつばらのぶえ、島倉しまくら千代子ちよこ、小林こばやし幸子さちことコラボレーションし、「悲愴ひそう感かん」の2番ばんを披露ひろうした。
• 9月がつ20日はつか - 同日どうじつに解散かいさんライブ開催かいさい。本家ほんけ『羞恥心しゅうちしん』がサプライズで登場とうじょうし、『羞恥心しゅうちしん』とのコラボバージョンを披露ひろうした。
• 9月24日にち - 当日とうじつの「はねるのトびら」において解散かいさん。9月20日にちの解散かいさんライブが放送ほうそうされた。
• 9月29日にち -「HEY!HEY!HEY!見みよ!湾岸わんがんから生放送なまほうそうスペシャル」で一夜いちや限かぎりの復活ふっかつを果はたした。

ディスコグラフィ

シングル

1. 悲愴ひそう感かん：2008年ねん8月がつ27日にち
   • 作詞さくし:JINZO、作曲さっきょく:SHIKAMON
   • 2008年ねん9月がつ8日にち付づけオリコン週間しゅうかんシングルチャート 初はつ登場とうじょう第だい5位い
   • 着ちゃくうたランキング 第だい1位い
   • 着きムービーランキング 第だい1位い
   • レコ直じきトータルランキング 第だい1位い
   • ビデオクリップランキング 第だい1位い
   • BARKS試聴しちょうランキング 第だい1位い（2008年ねん7月がつ31日にち）
   • フジメロ着ちゃくうた8月がつ月間げっかんランキング 第だい1位い
   • トータルダウンロード数すう 22万まん回かい突破とっぱ
   • CD売うり上あげ枚数まいすう12万まん枚まい突破とっぱ
   • YouTube動画どうが試聴しちょう回数かいすう23万まん回かい突破とっぱ（2008年ねん8月がつ13日にち放送ほうそう分ぶん『はねるのトびら』より）

関連かんれん項目こうもく

• はねるのトびらの企画きかく

外部がいぶリンク

• ポニーキャニオン公式こうしきサイト - ウェイバックマシン（2008年ねん8月がつ4日にちアーカイブ分ぶん）
• フジテレビ

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