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斜辺しゃへん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
直角ちょっかく三角形さんかっけい ABC斜辺しゃへん線分せんぶん AB で、そのながさは c である。

斜辺しゃへん(しゃへん、hypotenuse)とは、直角ちょっかく三角形さんかっけいにおいて、直角ちょっかくたいするあたりのことである。直角ちょっかく三角形さんかっけい斜辺しゃへんさんへんなかもっとながく、そのながさはピタゴラスの定理ていりによりもとめることができる。

英語えいごhypotenuseという言葉ことばは、ギリシアで「した」という意味いみhypo-と「ばす」という意味いみteinein[1]、または「よこ」という意味いみtenuse[2]わせたὑποτείνουσα (hypoteinousa)という言葉ことば由来ゆらいするとわれている。

和算わさんにおいては直角ちょっかく三角形さんかっけいのことを勾股つる斜辺しゃへんのことをつる(げん)という[3]略字りゃくじげんもちいられることもある[4])。

なが[編集へんしゅう]

直角ちょっかくはさへんながさが3mと4mであるとき、斜辺しゃへんながさは5mとなる。

直角ちょっかく三角形さんかっけい ABC において、斜辺しゃへんながc直角ちょっかくはさへんながa, b からさだまり、平方根へいほうこんもちいると

ける。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ Schwartzman, Steven The Words of Mathematics, An Etymological Dictionary of Mathematical Terms used in English, Published by the Mathematical Association of America.
  2. ^ Anderson, Raymond (1947). Romping Through Mathematics. Faber. pp. 52 
  3. ^ 精選せいせんばん 日本にっぽん国語こくごだい辞典じてん勾股つるかぎまたつる』 - コトバンク
  4. ^ 日本にっぽんだい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)『規矩きくじゅつ』 - コトバンク

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]