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あさむらさき

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
あさむらさき
ぞく イネぞく Oryza
たね イネ O. sativa
交配こうはい ひがしもち396×ふくひびき
亜種あしゅ ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種ひんしゅ あさむらさき
開発かいはつ 東北とうほく農業のうぎょう研究けんきゅうセンター
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あさむらさき(あさむらさき)は、1996ねん平成へいせい8ねん)に東北とうほく農業のうぎょう研究けんきゅうセンター育成いくせいされたイネいね)の品種ひんしゅ[1]きゅう系統けいとうめいは「奥羽おううもち349ごう[1]玄米げんまい表面ひょうめんむらさき黒色こくしょくである特性とくせい導入どうにゅうしたもちまい品種ひんしゅである[2]バリ島ばりとう原産げんさんむらさき黒米くろごめと「タツミモチ」を交配こうはいし、さらに「ココノエモチ」を交配こうはいしてた「ひがしもち396」に、「ふくひびき」を交配こうはいすることによって育成いくせいされた[3]

じゅくは、東北とうほくちゅう南部なんぶでは早生わせばんで、「あきたこまち」や「ヒメノモチ」とどう時期じきかやや晩生ばんせいである[2]収量しゅうりょうは「ヒメノモチ」とくらべると2わり程度ていどすくない[2]えんした紫色むらさきいろであり、玄米げんまい果皮かひは、一見いっけん黒色こくしょくえるほど紫色むらさきいろとなる[2]

7~8ふんきで炊飯すいはんすると紫色むらさきいろおこわとなる[2]少量しょうりょう白米はくまい炊飯すいはんすると、全体ぜんたい赤飯せきはんのようなあか紫色むらさきいろとなる[2]もちとした場合ばあい食味しょくみは、「ヒメノモチ」とどう程度ていどかややおと[2]玄米げんまいは、カルシウムカリウム[2]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b 石谷いしがや 2009, p. 159.
  2. ^ a b c d e f g h 石谷いしがや 2009, p. 160.
  3. ^ 石谷いしがや 2009, pp. 159–160.

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 石谷いしがや, こうたすく へんべい事典じてん -稲作いなさくからゲノムまで-』(新版しんぱんこう書房しょぼう、2009ねん11月20にちISBN 9784782103388 

関連かんれん項目こうもく

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