木田きだ文治ぶんじ

木田きだ 文治ぶんじ（きだ ぶんじ、1868年ねん6月26日にち（慶応けいおう4年ねん5月7日にち） - 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）2月がつ20日はつか）は、日本にっぽんの牧師ぼくしである。

信濃しなの国こく水内みずうち郡ぐんに酒造しゅぞう家かの長男ちょうなんとして生うまれる。1884年ねん（明治めいじ17年ねん）に神奈川かながわ県警けんけいの巡査じゅんさになる。1888年ねん（明治めいじ21年ねん）に渡米とべいし、アメリカで1892年ねん（明治めいじ25年ねん）4月がつ8日にちにキリスト教きりすときょう信仰しんこうを持もつ。伝道でんどう者しゃになるために1893年ねん（明治めいじ26年ねん）帰国きこくする。

笹尾ささお鉄三郎てつさぶろうらとともに、ちいさき群ぐん運動うんどうに参加さんかして伝道でんどうを行おこなう。巡査じゅんさの経験けいけんが元もとになり、1895年ねん（明治めいじ28年ねん）英国えいこく万国ばんこく警察けいさつミッション日本にっぽん支部しぶを東京とうきょうに開設かいせつする。

1901年ねん（明治めいじ34年ねん）にはキリスト教きりすときょう友とも会かいに加入かにゅうし、1903年ねん（明治めいじ36年ねん）に茨城いばらき県けん土浦つちうら市しに赴任ふにんする。

1908年ねん（明治めいじ41年ねん）には再さい渡米とべいし、カリフォルニア州しゅうの日本人にっぽんじん伝道でんどうを行おこなう、1916年ねん（大正たいしょう5年ねん）に帰国きこくする。帰国きこく後ごは、岡山おかやま、香川かがわ、山口やまぐちで伝道でんどうをする。1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）に岡山おかやまに単たん立だてエホバの教会きょうかいを設立せつりつする。

1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）中田なかた重治しげはるの日本にっぽんホーリネス教会きょうかいに加入かにゅうした。その後ご、東京とうきょう青年せいねん教会きょうかいに赴任ふにんする。

参考さんこう文献ぶんけん

• 『日本にっぽんキリスト教きりすときょう歴史れきし大だい事典じてん』教きょう文ぶん館かん、1988年ねん