木部きべ正雄まさお

木部きべ 正雄まさお（きべ まさお、1913年ねん4月がつ26日にち - 2003年ねん12月7日にち）は、日本にっぽんの地方ちほう政治せいじ家かで、田無たなし市し長ちょうを務つとめた。

来歴らいれき

1913年ねんに現在げんざいの東京とうきょう都と新宿しんじゅく区くで生うまれ、浅草あさくさで育そだった。東京とうきょう府立ふりつ第だい七なな中学校ちゅうがっこう（現げん・東京とうきょう都立とりつ墨田すみだ川がわ高等こうとう学校がっこう）中退ちゅうたい。

1943年ねんに田無たなし町まちに移うつり住すんだ後のち、1955年ねんに田無たなし町議会ちょうぎかい議員ぎいんになる。

1963年ねんに助役じょやくとなり、1969年ねんに市長しちょうの指田さしだ吾われ一いちが現職げんしょくで死去しきょすると、後任こうにんの市長しちょう選挙せんきょに立候補りっこうほして当選とうせん、就任しゅうにんした。

在職ざいしょく中ちゅうは田無たなし長期ちょうき総合そうごう計画けいかくを策定さくていし、学童がくどう保育ほいくの実施じっし、児童じどう館かんや老人ろうじん福祉ふくし就労しゅうろう事業じぎょうを充実じゅうじつさせた。さらに粗大そだいゴミ定期ていき収集しゅうしゅう開始かいしや死亡しぼう事故じこゼロ300日にち突破とっぱ交通こうつう安全あんぜん市民しみん大会たいかいを開催かいさいした。また、全国ぜんこくの自治体じちたいとして初はじめて男子だんし職員しょくいんにも育児いくじ時間じかんを適用てきようする条例じょうれい案あんを市議会しぎかいに提出ていしゅつした。この間あいだ、東京とうきょう都と市長しちょう会かい会長かいちょう、全国ぜんこく市長しちょう会かい評議ひょうぎ員いん、同どう関東かんとう支部しぶ長ちょうを歴任れきにんした。

市長しちょうを4期き務つとめた後のち、1985年ねんに退任たいにんした。2003年ねんに死去しきょ。

参考さんこう文献ぶんけん

• 歴代れきだい知事ちじ編纂へんさん会かい編へん『日本にっぽんの歴代れきだい市長しちょう』第だい1巻かん、歴代れきだい知事ちじ編纂へんさん会かい、1983年ねん。
• 『新しん訂てい 現代げんだい政治せいじ家人かじん名めい事典じてん : 中央ちゅうおう・地方ちほうの政治せいじ家か4000人にん』日外にちがいアソシエーツ、2005年ねん。