沖縄おきなわ製糖せいとう

沖繩おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ
Okinawa Sugar Manufacturing Co., Ltd.

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種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう	非ひ上場じょうじょう
本社ほんしゃ所在地しょざいち	日本にっぽん 〒900-0021 沖縄おきなわ県けん那覇なは市し泉崎いずみさき1-21-13 北緯ほくい26度ど12分ふん43.1秒びょう 東経とうけい127度ど40分ふん35.8秒びょう
設立せつりつ	1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）9月12日にち
業種ぎょうしゅ	食料しょくりょう品ひん
法人ほうじん番号ばんごう	2360001000317
事業じぎょう内容ないよう	原料げんりょう糖とう（甘あましゃ分ぶん蜜みつ糖とう）の製造せいぞう販売はんばい
代表だいひょう者しゃ	代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょう 竹野たけの一郎いちろう 代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう 竹野たけの一穗いちほ
資本しほん金きん	1億おく5000万まん円えん （2006年ねん6月がつ現在げんざい）
売上うりあげ高だか	40億おく6661万まん4000円えん （2006年ねん6月がつ期き）
総そう資産しさん	56億おく7925万まん6000円えん （2006年ねん6月がつ末まつ現在げんざい）
従業じゅうぎょう員数いんずう	48人にん （2006年ねん6月がつ末まつ現在げんざい）
決算けっさん期き	6月がつ
主要しゅよう株主かぶぬし	沖縄おきなわ土地とち住宅じゅうたく 46.6% 竹野たけの一穗いちほ 23% 竹野たけの穗波ほなみ 22% 竹野たけの一郎いちろう 7.3% （2006年ねん6月がつ末まつ現在げんざい）

沖縄おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ（おきなわせいとう）は、沖縄おきなわ県けん那覇なは市しに本社ほんしゃを置おき、宮古島みやこじま市しに製糖せいとう工場こうじょうを有ゆうする製糖せいとう会社かいしゃである。なお、正式せいしきな商号しょうごうは旧きゅう字体じたいの「繩なわ」を使用しようした沖繩おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃである。

概要がいよう

沖縄おきなわ県けんにおける製糖せいとう会社かいしゃの系譜けいふは複雑ふくざつであり、沖縄おきなわ製糖せいとうを名乗なのった企業きぎょうは4社しゃ存在そんざいするが、いずれも1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）に台湾たいわんで設立せつりつされた台たい南みなみ製糖せいとうに連つらなっており、現在げんざいの沖縄おきなわ製糖せいとうも台たい南みなみ製糖せいとうを前身ぜんしんとする。

製糖せいとう工場こうじょうが所在しょざいする宮古島みやこじま市しでは、島内とうないの他ほかの製糖せいとう工場こうじょうと共ともに石油せきゆ卸おろし会社かいしゃりゅうせきと共同きょうどうで、サトウキビの精製せいせい過程かていで出でる廃はい糖蜜とうみつから自動車じどうしゃ用ようエタノール燃料ねんりょうを作つくる取とり組くみを行おこなっている。

工場こうじょう

• 宮古みやこ工場こうじょう
  • 所在地しょざいち - 沖縄おきなわ県けん宮古島みやこじま市し下地しもじ字じ上地じょうち725

沿革えんかく

沖縄おきなわ製糖せいとう（初代しょだい）・沖台おきだい拓殖たくしょく製糖せいとう

• 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）1月がつ - 沖縄おきなわ県けん臨時りんじ糖とう業ぎょう改良かいりょう事務じむ局きょくの西原にしはら工場こうじょうが操業そうぎょう開始かいし。
• 1910年ねん（明治めいじ43年ねん） - 沖縄おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ（初代しょだい）設立せつりつ。
• 1911年ねん（明治めいじ44年ねん） - 嘉手納かでな工場こうじょう竣工しゅんこう。
• 1912年ねん（明治めいじ45年ねん/大正たいしょう元年がんねん）
  • 1月がつ - 嘉手納かでな工場こうじょう操業そうぎょう開始かいし。
  • 西原にしはら工場こうじょうの払はらい下さげを受うける。
  • 台湾たいわんに進出しんしゅつし沖台おきだい拓殖たくしょく製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃに改称かいしょう。
• 1915年ねん（大正たいしょう4年ねん） - 豊見城とみぐすく工場こうじょうを新設しんせつ。
• 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）12月 - 台たい南みなみ製糖せいとうに合併がっぺいされる。

沖縄おきなわ製糖せいとう（2代だい）

• 1916年ねん（大正たいしょう5年ねん）8月がつ - 沖縄おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ（2代だい）設立せつりつ。
• 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）
  • 2月がつ - 高嶺たかね工場こうじょうが竣工しゅんこう（翌よく1918年ねん（大正たいしょう7年ねん）1月がつに操業そうぎょう開始かいし）。
  • 2月がつ - 宜野湾ぎのわん工場こうじょうが竣工しゅんこう。
  • 6月がつ - 台たい南みなみ製糖せいとうに合併がっぺいされる。

台たい南みなみ製糖せいとう・沖縄おきなわ製糖せいとう（3代だい）

• 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）2月がつ - 台湾たいわんにて台たい南みなみ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ。
• 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）
  • 6月がつ - 沖縄おきなわ製糖せいとう（2代だい）を合併がっぺい。
  • 12月 - 沖台おきだい拓殖たくしょく製糖せいとうを合併がっぺい。
• 1919年ねん（大正たいしょう8年ねん） - 東洋とうよう製糖せいとうから宮古みやこ工場こうじょうの設置せっち権けんの譲渡じょうとを受うける。
• 1921年ねん（大正たいしょう10年ねん） - 宮古みやこ工場こうじょう建設けんせつ。
• 1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）4月がつ - 宜野湾ぎのわん工場こうじょうが嘉手納かでな工場こうじょうに合併がっぺいされる。
• 1923年ねん（大正たいしょう12年ねん）2月がつ - 宮古みやこ工場こうじょう操業そうぎょう開始かいし。
• 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん） - 台湾たいわんの事業じぎょうを分離ぶんりして昭和しょうわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃとする。
• 1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）9月がつ - 豊見城とみぐすく工場こうじょうが宮古みやこ工場こうじょうに合併がっぺいされる。
• 1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん） - 沖縄おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ（3代だい）に改称かいしょう。
• 1945年ねんの終戦しゅうせん直前ちょくぜんの時点じてんでは、沖縄おきなわ本島ほんとうに3工場こうじょう（嘉手納かでな・西原にしはら・高嶺たかね）、宮古島みやこじまに1工場こうじょうを有ゆうしていた。

沖縄おきなわ製糖せいとう（4代だい）

• 1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）9月12日にち - 資本しほん金きん17万まん5,000ドルで沖縄おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ（4代だい）設立せつりつ。社長しゃちょうであった鳥井とりい信治しんじ郎ろうが経営けいえいから撤退てったいしたため、同社どうしゃ支配人しはいにんであった竹野たけの寛ひろし才ざい（竹野たけの一郎いちろうの父ちち）が経営けいえいを引継ひきつぎ社長しゃちょうに就任しゅうにんした。
• 1953年ねん（昭和しょうわ28年ねん）3月がつ25日にち - 宮古みやこ工場こうじょう操業そうぎょう開始かいし。
• 1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）6月がつ - 宮古みやこ工場こうじょうの処理しょり能力のうりょくを1日にちあたり250トンから500トンに増強ぞうきょう。
• 1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）10月がつ - 宮古みやこ工場こうじょうの処理しょり製糖せいとう能力のうりょくを1日にちあたり500トンから1,000トンに増強ぞうきょう。
• 1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）11月 - 株式かぶしき分割ぶんかつにより額面がくめん152.5円えんを50円えんに変更へんこう。

旧きゅう沖縄おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ小作こさく人じん訴訟そしょう

詳細しょうさいは「沖縄おきなわ土地とち住宅じゅうたく#旧きゅう沖縄おきなわ製糖せいとう株式会社かぶしきがいしゃ小作こさく人じん訴訟そしょう」を参照さんしょう

参考さんこう文献ぶんけん

• 佐野さの眞一しんいち 『沖縄おきなわ だれにも書かかれたくなかった戦後せんご史し 』 集英社しゅうえいしゃインターナショナル、2008年ねん。ISBN 4797671858