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うみしょう

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うみしょう(かいしょう)とは、うみせん使つかった海上かいじょう貿易ぼうえき海上かいじょう輸送ゆそうなどの経済けいざい活動かつどう従事じゅうじする商人しょうにんことで、おも中国ちゅうごく商人しょうにん意味いみする。

中国ちゅうごくでは古来こらいからシルクロードなどを利用りようした陸上りくじょう交通こうつうおもであったが、時代じだいくだると海路かいろ使つかった交易こうえきおこなわれ、とうだいにはうみしょう出現しゅつげんする。海外かいがい交易こうえき活発かっぱつになると税関ぜいかんにあたる舶司設置せっちされ、うみしょう活動かつどう制限せいげんされた。日本にっぽんにおいても活動かつどうし、894ねん遣唐使けんとうし停止ていしされるとそうなどの留学生りゅうがくせい便乗びんじょうさせて中国ちゅうごく渡航とこう帰国きこくさせる活動かつどうおこなう。

そう海外かいがい貿易ぼうえき振興しんこうのため舶司が広州こうしゅうなどに各地かくち設置せっちされ、うみしょうたいしてはかんけん所持しょじ義務付ぎむづける。そうだいには日本にっぽん朝鮮半島ちょうせんはんとうこううららなどと貿易ぼうえきおこなう。1126ねんきむによりきたそうほろぼされてみなみそう建国けんこくされると、かねみなみそう対立たいりつからうみしょう海賊かいぞく活動かつどう活発かっぱつする。かば寿ことぶきかのえもとだいまでのうみしょうとして活動かつどうする。

モンゴル建国けんこくしたもと日本にっぽん東南とうなんアジアへの遠征えんせいおこなうなど海上かいじょう活動かつどうにも積極せっきょくてきで、舶司を設置せっちしての海上かいじょう貿易ぼうえき振興しんこうする。あきらうみきん政策せいさくおこなみつ貿易ぼうえきまったため、うみしょうのなかにはおうただしだんていしばりゅうひとし海賊かいぞく転身てんしんするものもあらわれ、やまとしょうしていた。

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