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渡邉 包夫(わたなべ かねお、1912年7月8日 - 1998年10月14日)は、日本の日本画家、書画古文書鑑定士。横山大観の弟子。
- 高校の教師もしていたことがあり、教え子に同じく鑑定士の石井久吾がいる。また水彩画家でYouTuberの柴崎春通は、渡邉が顧問を務める美術部に所属していた。
- 鑑定時に良くない品物が出た際には「これはいけません」といった決め台詞があった。
- 死去した際、翌々週の「開運!なんでも鑑定団」の番組内で30分ほどの追悼コーナーが設けられた。
- 楽屋では他の鑑定士に飴を振舞うことが多かったそうである。
- 1996年(平成8年) - 『「古書画」目利きの極意 - 鑑定の鉄人part4』
- 1975年(昭和50年) - 『大多喜城物語』 渡辺包夫・市原允 著
- 1995年(平成7年) - 『史上最強の鑑定士軍団 第1巻 - 渡邊包夫・石井久吾の書画鑑定団』