玉たま川口かわぐち駅えき

玉たま川口かわぐち駅えき
	小国しょうこく方かた分岐ぶんき跡あとより
	たまがわぐち; Tamagawaguchi;
	◄小国おぐに (5.3 km) (4.2 km) 越後金丸えちごかなまる►
所在地しょざいち	山形やまがた県けん西置賜にしおきたま郡ぐん小国おぐに町まち大字だいじ小渡こわたり北緯ほくい38度ど4分ふん16.60秒びょう東経とうけい139度ど42分ふん5.20秒びょう / 北緯ほくい38.0712778度ど東経とうけい139.7014444度ど座標ざひょう: 北緯ほくい38度ど4分ふん16.60秒びょう東経とうけい139度ど42分ふん5.20秒びょう / 北緯ほくい38.0712778度ど東経とうけい139.7014444度ど
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）
所属しょぞく路線ろせん	米坂線よねさかせん
キロ程ほど	63.6 km（米沢よねざわ起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう	タワ
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）8月がつ31日にち
廃止はいし年月日ねんがっぴ	1995年ねん（平成へいせい7年ねん）12月1日にち
備考びこう	無人むじん駅えき
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玉たま川口かわぐち駅えき（たまがわぐちえき）は、かつて山形やまがた県けん西置賜にしおきたま郡ぐん小国おぐに町まち大字だいじ小渡こわたり^[3]にあった、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう（JR東日本ひがしにっぽん）米坂線よねさかせんの駅えき（廃はい駅えき）である。

歴史れきし[編集へんしゅう]

1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）8月がつ31日にち：鉄道てつどう省しょう米坂線よねさかせん小国おぐに駅えき - 越後えちご金丸かねまる駅えき間あいだ延伸えんしん時じに開設かいせつ^[4]^[3]。一般いっぱん駅えき^[1]。
1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）3月5日にち：米坂線よねさかせん雪崩なだれ直撃ちょくげき事故じこ発生はっせい、最寄駅もよりえきであった当とう駅えき駅長えきちょう、雪ゆきかき人夫にんぷが現地げんちに駆付かけつける^[5]。
1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）10月2日にち：貨物かもつ取扱とりあつかい廃止はいし^[1]。
1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）12月1日にち：荷物にもつ扱あつかい廃止はいし^[6]、無人むじん駅えき化か^[7]。
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かに伴ともない、JR東日本ひがしにっぽんの駅えきとなる^[1]。
1995年ねん（平成へいせい7年ねん）12月1日にち：利用りよう者しゃ減少げんしょうのため同線どうせん花立はなたて駅えきと共ともに廃止はいし^[1]^[2]。JR東日本ひがしにっぽん管内かんないの第だい3セクター転換てんかんを除のぞく廃はい駅えきは発足ほっそく以来いらい初はつであった。廃止はいし前年度ぜんねんどの利用りよう者しゃ数すうは1日にち1人にんに満みたない状況じょうきょうであり^[2]、廃止はいし時点じてんで多おおくの普通ふつう列車れっしゃがこの駅えきを通過つうかしており、停車ていしゃ列車れっしゃは僅わずか2往復おうふくのみであった。

駅えき構造こうぞう[編集へんしゅう]

開業かいぎょう当初とうしょは列車れっしゃ交換こうかん可能かのうであったが、1993年ねん（平成へいせい5年ねん）時点じてんで、米沢よねざわ方かたから坂さか町方まちかたへ向むかって左側ひだりがわの旧きゅう下くだりホームのみを残のこし、単式たんしきホーム1面めん1線せんの棒ぼう線せん駅えきに縮小しゅくしょうされていた^[3]。

ホーム上じょうには駅舎えきしゃが存在そんざいした^[3]。

旧きゅう上のぼりホーム遺構いこう
1962年ねん頃ごろの玉たま川口かわぐち駅えき発車はっしゃ時刻じこく表ひょう。上下じょうげ6本ほんずつある。

駅えき周辺しゅうへん[編集へんしゅう]

当とう駅えきよりジェイアールバス東北とうほく小国しょうこく線せん（1995年ねん〔平成へいせい7年ねん〕廃止はいし）を利用りようして、飯豊山いいでさん登山とざん口こうへのアクセスに用もちいることが可能かのうであった^[3]。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 石野いしの哲あきら編へん『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん Ⅱ』（初版しょはん）JTB、1998年ねん10月がつ1日にち、543-544頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ ^a ^b ^c 「JR年表ねんぴょう」『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせい表ひょう '96年版ねんばん』ジェー・アール・アール、1996年ねん7月がつ1日にち、183頁ぺーじ。ISBN 4-88283-117-1。
^ ^a ^b ^c ^d ^e 宮脇みやわき俊三しゅんぞう、原田はらだ勝正かつまさ著しる、二見ふたみ康生やすお編へん『奥羽おうう・羽越うえつ480駅えき』小学館しょうがくかん〈JR・私鉄してつ各駅かくえき停車ていしゃ〉、1993年ねん9月がつ20日はつか、93頁ぺーじ。ISBN 4-09-395403-8。
^ 大蔵省おおくらしょう印刷いんさつ局きょく, ed (1936-08-28). “鉄道てつどう省しょう告示こくじ第だい251号ごう”. 官報かんぽう (国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション) (2898).
^ 救援きゅうえん現場げんばに雪崩なだれ続つづく『東京日日新聞とうきょうにちにちしんぶん』（昭和しょうわ15年ねん3月がつ7日にち夕刊ゆうかん）『昭和しょうわニュース辞典じてん第だい7巻かん昭和しょうわ14年ねん-昭和しょうわ16年ねん』p758 昭和しょうわニュース事典じてん編纂へんさん委員いいん会かい毎日まいにちコミュニケーションズ刊かん 1994年ねん
^ “日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい162号ごう”. 官報かんぽう. (1975年ねん11月29日にち)
^ “「通報つうほう」●米べい坂ざか線せん萩生はぎゅう駅えきほか5駅えきの駅員えきいん無む配置はいちについて（旅客りょかく局きょく）”. 鉄道てつどう公報こうほう (日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か): p. 3. (1975年ねん11月29日にち)

隣となりの駅えき[編集へんしゅう]

東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう

■米坂線よねさかせん

小国おぐに駅えき - 玉たま川口かわぐち駅えき - 越後えちご金丸かねまる駅えき　　

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[停車場-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 石野いしの哲あきら編へん『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん Ⅱ』（初版しょはん）JTB、1998年ねん10月がつ1日にち、543-544頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。

[JRR1996-2] 「JR年表ねんぴょう」『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせい表ひょう '96年版ねんばん』ジェー・アール・アール、1996年ねん7月がつ1日にち、183頁ぺーじ。ISBN 4-88283-117-1。

[bunken199322-3] 宮脇みやわき俊三しゅんぞう、原田はらだ勝正かつまさ著しる、二見ふたみ康生やすお編へん『奥羽おうう・羽越うえつ480駅えき』小学館しょうがくかん〈JR・私鉄してつ各駅かくえき停車ていしゃ〉、1993年ねん9月がつ20日はつか、93頁ぺーじ。ISBN 4-09-395403-8。

[4] 大蔵省おおくらしょう印刷いんさつ局きょく, ed (1936-08-28). “鉄道てつどう省しょう告示こくじ第だい251号ごう”. 官報かんぽう (国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション) (2898).

[5] 救援きゅうえん現場げんばに雪崩なだれ続つづく『東京日日新聞とうきょうにちにちしんぶん』（昭和しょうわ15年ねん3月がつ7日にち夕刊ゆうかん）『昭和しょうわニュース辞典じてん第だい7巻かん昭和しょうわ14年ねん-昭和しょうわ16年ねん』p758 昭和しょうわニュース事典じてん編纂へんさん委員いいん会かい毎日まいにちコミュニケーションズ刊かん 1994年ねん

[6] “日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじ第だい162号ごう”. 官報かんぽう. (1975年ねん11月29日にち)

[7] “「通報つうほう」●米べい坂ざか線せん萩生はぎゅう駅えきほか5駅えきの駅員えきいん無む配置はいちについて（旅客りょかく局きょく）”. 鉄道てつどう公報こうほう (日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か): p. 3. (1975年ねん11月29日にち)

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