田中たなか武夫たけお

田中たなか 武夫たけお（たなか たけお、1912年ねん（大正たいしょう元年がんねん）12月8日にち – 1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）1月がつ31日にち）は、昭和しょうわ期きの労働ろうどう運動うんどう家いえ、政治せいじ家か。衆議院しゅうぎいん議員ぎいん。

経歴けいれき

兵庫ひょうご県けん出身しゅっしん。1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）中央大学ちゅうおうだいがく法律ほうりつ科かを卒業そつぎょうした。

1937年ねん、鉄道てつどう省しょうに入省にゅうしょうし大阪おおさか鉄道てつどう局きょく勤務きんむとなる。その後ご、川西かわにし機械きかい製作所せいさくしょに転てんじ、労働ろうどう組合くみあいを結成けっせいし委員いいん長ちょうに就任しゅうにんした。1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん）日本にっぽん社会党しゃかいとうに入党にゅうとう。明石あかし地区ちく労働ろうどう組合くみあい協議きょうぎ会かい議長ぎちょう、兵庫ひょうご県けん労働ろうどう組合くみあい会議かいぎ副ふく議長ぎちょう、東ひがし播労連ろうれん会長かいちょう、兵庫ひょうご県けん地方ちほう労働ろうどう委員いいん、兵庫ひょうご労働ろうどう金庫きんこ理事りじなどを務つとめた。

1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）10月がつの第だい25回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで兵庫ひょうご県けん第だい3区くから社会党しゃかいとう左派さは公認こうにんで出馬しゅつばしたが落選らくせんし、次つぎの第だい26回かい総そう選挙せんきょでも次点じてんで落選らくせんした。1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）2月がつの第だい27回かい総そう選挙せんきょで初はつ当選とうせん。以後いご、1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）12月の第だい33回かい総そう選挙せんきょまで再選さいせんされ、衆議院しゅうぎいん議員ぎいんに連続れんぞく7期き在任ざいにんした。この間あいだ、検察官けんさつかん適格てきかく審査しんさ会かい委員いいん、衆議院しゅうぎいん公害こうがい対策たいさく特別とくべつ委員いいん長ちょう、同どう公害こうがい対策たいさく並ならびに環境かんきょう保全ほぜん特別とくべつ委員いいん長ちょう、ロッキード特別とくべつ委員いいん会かい理事りじ、日本にっぽん社会党しゃかいとう政策せいさく審議しんぎ会かい特別とくべつ委員いいん会かい副ふく委員いいん長ちょう、同どう商工しょうこう部長ぶちょう、同どう中小ちゅうしょう企業きぎょう部長ぶちょう、同どう本部ほんぶ統制とうせい委員いいん長ちょう代理だいり、同どう本部ほんぶ選挙せんきょ対策たいさく委員いいん、同どう党とう代議士だいぎし会かい副ふく会長かいちょう、国会こっかい白しろ門もん会かい事務じむ局長きょくちょうなどを務つとめた。その後ご、第だい34回かい総そう選挙せんきょに立候補りっこうほしたが次点じてんで落選らくせんし引退いんたいした

参考さんこう文献ぶんけん

• 『日本にっぽん人事じんじ録ろく 第だい6版はん』全国ぜんこく篇へん、中央ちゅうおう探偵たんてい社しゃ、1963年ねん。
• 衆議院しゅうぎいん・参議院さんぎいん『議会ぎかい制度せいど百ひゃく年ねん史し - 衆議院しゅうぎいん議員ぎいん名鑑めいかん』大蔵省おおくらしょう印刷いんさつ局きょく、1990年ねん。
• 『新しん訂てい 政治せいじ家人かじん名めい事典じてん 明治めいじ～昭和しょうわ』日外にちがいアソシエーツ、2003年ねん。
• 『国政こくせい選挙せんきょ総覧そうらん 1947-2016』日外にちがいアソシエーツ、2017年ねん。