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真薯しんじょ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
えび真薯しんじょ

真薯しんじょ(しんじょ)とは日本にっぽん料理りょうりひとつ。「糝薯」「ふけ」「たけ」「しんたけ」といった表記ひょうきもされ、「しんじょう」とばれる場合ばあいもあるが、「しんじょう」は一般いっぱんてき辞書じしょには登録とうろくされていない。

概要がいよう

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エビカニさかな白身しろみなどをすりつぶしたものに、山芋やまいも卵白らんぱくだしじるなどをくわえてあじをつけ、したりゆでたりげたりして調理ちょうりしたもの。ものおでんにしたり、直接ちょくせつ薬味やくみをつけてべるなどする。エビを使つかったものをエビ真薯しんじょ、カニを使つかったものをカニ真薯しんじょというふうぶ。に、鶏肉とりにくうずらにくなどを使つかったものもある。

はちひゃくぜんよん代目だいめ当主とうしゅ栗山くりやま善四郎ぜんしろうによってあらわされた江戸えど料理りょうり献立こんだてしゅう、『料理りょうりどおり』(1822ねん)によれば玉子たまご(たまご)のしらみだけをくわえたものをがまぼこ[1]薯蕷とろろやまのいも)をくわえてった[2]ものを真薯しんじょというとされている。たものにはんぺんがあるが、これはった白身しろみぎょにおろした山芋やまいもくわえてったもので、おも関東かんとうしょくされていたものである。

ちゅう

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  1. ^ 栗山くりやま善四郎ぜんしろう (1822ねん). “料理りょうりどおり がまぼこ”. 早稲田大学わせだだいがく図書館としょかん. 2014ねん9がつ17にち閲覧えつらん
  2. ^ 栗山くりやま善四郎ぜんしろう (1822ねん). “料理りょうりどおり こころざしんぢょ”. 早稲田大学わせだだいがく図書館としょかん. 2014ねん9がつ17にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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