磯部いそべ正ただし春はる

磯部いそべ正ただし春はる

磯部いそべ 正ただし春はる（いそべ まさはる、元治もとはる元年がんねん3月8日にち（1864年ねん4月がつ13日にち） - 昭和しょうわ3年ねん（1928年ねん）10月12日にち）は、日本にっぽんの農のう商務しょうむ官僚かんりょう。錦鶏きんけい間あいだ祗候しこう。旧名きゅうめいは百ひゃく輔。

経歴けいれき

山口やまぐち県けん出身しゅっしん。1890年ねん（明治めいじ23年ねん）、東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく法科ほうか大学だいがくを卒業そつぎょう。農のう商務しょうむ試補しほ、法制ほうせい局きょく試補しほ、鉄道てつどう庁ちょう事務じむ官かん、農のう商務省しょうむしょう特許とっきょ局きょく審判官しんぱんかん、農のう商務省しょうむしょう参事官さんじかん、同どう書記官しょきかん、特許とっきょ局長きょくちょう、農のう商務省しょうむしょう鉱山こうざん局長きょくちょうを歴任れきにんした。1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）3月がつに退官たいかんし、同年どうねん6月がつ21日にちに錦鶏きんけい間あいだ祗候しこうとなった。

その後ご、産業さんぎょう組合くみあい中央金庫ちゅうおうきんこ監事かんじを務つとめた。

家族かぞく

• 父ちち・磯部いそべ省三しょうぞう ‐ 毛利もうり藩はん士し。
• 弟おとうと・武田たけだ恭きょう作さく (1867-1945) ‐ 大だい日本にっぽん鉱業こうぎょう社長しゃちょう。東京とうきょう帝国ていこく大学だいがく工科こうか大学だいがく採鉱さいこう冶金やきん科か卒そつの工学こうがく博士はかせで、藤田ふじた組ぐみを経へて1904年ねんに独立どくりつ。妻つまは藤田ふじた伝三郎でんざぶろうの姪めい。娘むすめ婿むこに浅野あさの良三りょうぞう（浅野あさの総一郎そういちろう二男じなん）、太田おおた新吉しんきちなどがいる。
• 娘むすめ婿むこ・松井まつい石いし根ね ‐ 長女ちょうじょの夫おっと。
• 娘むすめ婿むこ・岡おか俊二しゅんじ ‐ 二女じじょの夫おっと。

栄典えいてん

• 1905年ねん（明治めいじ38年ねん）5月1日にち - 正せい五ご位い

参考さんこう文献ぶんけん

• 人事じんじ興信所こうしんじょ編へん『人事じんじ興信録こうしんろく 第だい4版はん』人事じんじ興信所こうしんじょ、1915年ねん。 
• 「故こ従したがえ三位勲三等磯辺正春勲章加授ノ件けん」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.A10113044300