笹本ささもと信二しんじ

笹本ささもと 信二しんじ

基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	徳島とくしま県けん板野いたの郡ぐん松茂まつしげ町まち
生年月日せいねんがっぴ	(1952-04-18) 1952年ねん4月がつ18日にち（72歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	172 cm 70 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう左ひだり打だ
ポジション	捕手ほしゅ、外野がいや手しゅ
プロ入いり	1974年ねん ドラフト3位い
初はつ出場しゅつじょう	1975年ねん4月がつ22日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	1985年ねん10月24日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
徳島とくしま県立けんりつ鳴門なると高等こうとう学校がっこう 同志社大学どうししゃだいがく 阪神はんしんタイガース (1975 - 1976) 阪急はんきゅうブレーブス (1977 - 1982) 読売よみうりジャイアンツ (1982 - 1986)
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笹本ささもと 信二しんじ（ささもと しんじ、1952年ねん4月がつ18日にち - ）は、徳島とくしま県けん板野いたの郡ぐん松茂まつしげ町まち出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（捕手ほしゅ）。

来歴らいれき・人物じんぶつ

鳴門なると高校こうこうでは2年ねん次じの1969年ねん、四よん番ばん打者だしゃ、捕手ほしゅ、主将しゅしょうとして秋季しゅうき四国しこく大会たいかい決勝けっしょうに進出しんしゅつ。大北おおきた敏博としひろ・細川ほそかわ安雄やすおのバッテリーを擁ようする高松たかまつ商しょうを降くだして優勝ゆうしょうし、1970年ねん春はるの選抜せんばつへの出場しゅつじょうを決きめる。大会たいかいでは下手へた投なげエース落合おちあい登のぼるを擁ようして勝かち進すすみ、準々じゅんじゅん決勝けっしょうは淡あわ口こう憲治けんじ・羽田はた耕一こういちのいた三田みた学園がくえんに1-0で完封かんぷう勝利しょうり、しかし準決勝じゅんけっしょうでは北陽ほくよう高だかに2-6で敗やぶれる。同年どうねん夏なつは南みなみ四国しこく大会たいかい準決勝じゅんけっしょうで高知商こうちしょうの中沢なかざわ一彦かずひこ（法大ほうだい－三菱自動車みつびしじどうしゃ川崎かわさき）に抑おさえられ敗退はいたい、甲子園こうしえんには届とどかなかった。高校こうこう卒業そつぎょう後ごは1971年ねんに同志社大学どうししゃだいがくに進学しんがくし、渡辺わたなべ博之ひろゆき監督かんとくの指導しどうを受うけ、1年ねん下かのエース田尾たお安志やすしとバッテリーを組くみ活躍かつやく。関西かんさい六ろく大学だいがく野球やきゅうリーグでは1年ねん次じの同年どうねん春季しゅんきから全ぜん試合しあいに出場しゅつじょうし優勝ゆうしょう4回かい、ベストナインに4回かい選出せんしゅつされる。リーグ戦せん通算つうさん95試合しあい出場しゅつじょう、346打数だすう86安打あんだ、打率だりつ.249、8本塁打ほんるいだを記録きろく。3年ねん次じの1973年ねんには第だい4回かい明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう大会たいかいで決勝けっしょうに進出しんしゅつするが、栗橋くりはし茂しげるを打だの主軸しゅじくとする駒大こまだいに敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょうにとどまる。

1974年ねんのドラフト3位いで阪神はんしんタイガースに入団にゅうだん。当時とうじの正せい捕手ほしゅは田淵たぶち幸一こういちであったが、1年ねん目めの1975年ねんから6試合しあいに先発せんぱつ出場しゅつじょうを果はたす。同年どうねんにはジュニアオールスターゲームにも出場しゅつじょうしてMVPを獲得かくとくしているが、一軍いちぐんでは出場しゅつじょう機会きかいがなかなか得えられず、1977年ねんのシーズン前まえに竹村たけむら一義かずよし・新井あらい良夫よしおとの交換こうかんトレードで阪急はんきゅうブレーブスへ移籍いせき。ここでも中沢なかざわ伸二しんじの控ひかえ捕手ほしゅとなり、4月がつ24日にちのロッテ戦たたかえ（西宮にしのみや）で5度どの盗塁とうるい阻止そしを記録きろくしたが、これは1試合しあいに於おける盗塁とうるい阻止そし数すうの日本にっぽんプロ野球やきゅうタイ記録たいきろくである。1978年ねんのヤクルトとの日本にっぽんシリーズでは2試合しあいに代走だいそう、代打だいだとして出場しゅつじょうした。1979年ねんは打撃だげきが好調こうちょうを維持いじし、先発せんぱつは22試合しあいにとどまるものの、代打だいだの切きり札ふだとしても起用きようされる。自己じこ最高さいこうの打率だりつ.327を残のこし、1981年ねんには中沢なかざわがシーズン中盤ちゅうばんに欠場けつじょうしたため、36試合しあいに先発せんぱつマスクを被こうむった。1982年ねん4月がつに藤城ふじしろ和明かずあきとの交換こうかんトレードで読売よみうりジャイアンツに移籍いせき。ここでは山倉やまくら和博かずひろの控ひかえ捕手ほしゅを務つとめ、代打だいだとしても起用きようされた。1983年ねんには10試合しあいに先発せんぱつし、西武せいぶとの日本にっぽんシリーズでは、10月29日にちの第だい1戦せん（西武せいぶ）で9回かい表ひょうに加藤かとう初はじめの代打だいだとして起用きようされ、東尾ひがしお修おさむから安打あんだを放はなつ。1984年ねんには11試合しあいに先発せんぱつするが、1985年ねんには控ひかえ捕手ほしゅとしての起用きようも減少げんしょうし、1986年ねん限かぎりで現役げんえき引退いんたい。

引退いんたい後ごはスコアラーを務つとめ、2015年ねんから2017年ねんまでジャイアンツアカデミー校長こうちょうを務つとめた。

プロ選手せんしゅ時代じだいのポジションは主おもに捕手ほしゅであったが、阪急はんきゅうでは5試合しあいに外野がいや手しゅとして守備しゅびに就ついた。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	試ためし 合ごう	打だ 席せき	打だ 数かず	得とく 点てん	安やす 打だ	二に 塁るい 打だ	三さん 塁るい 打だ	本ほん 塁るい 打だ	塁るい 打だ	打だ 点てん	盗ぬすめ 塁るい	盗ぬすめ 塁るい 死し	犠 打だ	犠 飛ひ	四よん 球たま	敬けい 遠とお	死し 球たま	三さん 振ふ	併 殺ころせ 打だ	打だ 率りつ	出で 塁るい 率りつ	長なが 打だ 率りつ	O P S
1975	阪神はんしん	33	25	23	4	5	1	2	0	10	5	0	2	0	0	2	0	0	9	1	.217	.280	.435	.715
1976		14	15	13	2	1	0	0	0	1	0	1	0	0	0	2	0	0	4	0	.077	.200	.077	.277
1977	阪急はんきゅう	45	35	32	10	3	0	1	1	8	3	4	2	0	0	2	0	1	5	0	.094	.171	.250	.421
1978		37	21	19	8	1	0	0	0	1	1	0	1	0	0	2	0	0	3	0	.053	.143	.053	.195
1979		68	123	113	18	37	7	3	2	56	21	4	0	1	1	8	1	0	20	4	.327	.369	.496	.864
1980		79	150	129	18	34	8	0	7	63	25	6	0	0	2	18	0	1	17	1	.264	.353	.488	.842
1981		74	144	127	19	35	4	1	2	47	15	5	2	4	0	12	2	1	15	1	.276	.343	.370	.713
1982		1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	----	1.000	----	1.000
	巨人きょじん	22	23	20	0	4	0	0	0	4	1	0	0	0	0	2	0	1	5	0	.200	.304	.200	.504
'82計けい		23	24	20	0	4	0	0	0	4	1	0	0	0	0	3	0	1	5	0	.200	.333	.200	.533
1983		30	57	48	4	12	4	0	0	16	2	0	0	1	1	7	1	0	5	0	.250	.339	.333	.673
1984		39	61	56	6	10	2	0	3	21	7	0	0	2	1	2	1	0	12	0	.179	.203	.375	.578
1985		20	20	18	3	3	2	0	1	8	2	0	0	1	0	1	0	0	3	0	.167	.211	.444	.655
通算つうさん：11年ねん		462	675	598	92	145	28	7	16	235	82	20	7	9	5	59	5	4	98	7	.242	.312	.393	.705

年度ねんど別べつ守備しゅび成績せいせき

年度ねんど	試合しあい数すう	企図きと数すう	許もと盗塁とうるい	盗塁とうるい刺とげ	阻止そし率りつ
1975	24		7	4	.364
1976	2		0	1	1.000
1977	16		5	6	.545
1978	24		10	1	.091
1979	62		35	13	.271
1980	50		21	7	.351
1981	57		24	13	.351
1982	14		2	0	.000
1983	24		9	4	.308
1984	33		13	4	.235
1985	12		4	0	.000
通算つうさん	318		130	53	.290

記録きろく

• 初はつ出場しゅつじょう：1975年ねん4月がつ22日にち、対たいヤクルトスワローズ1回戦かいせん（明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう）、8回かい表ひょうに田淵たぶち幸一こういちの代走だいそうとして出場しゅつじょう
• 初はつ先発せんぱつ出場しゅつじょう：1975年ねん5月がつ31日にち、対たい大洋たいようホエールズ5回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、8番ばん・捕手ほしゅとして先発せんぱつ出場しゅつじょう
• 初はつ安打あんだ・初はつ打点だてん：1975年ねん8月がつ26日にち、対たい大洋たいようホエールズ21回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、6回かい裏うらに間あいだ柴しば茂しげる有ゆうから
• 初はつ本塁打ほんるいだ：1977年ねん9月がつ30日にち、対たいクラウンライターライオンズ後期こうき13回戦かいせん（平和へいわ台だい球場きゅうじょう）、7回かい表ひょうに大橋おおはし穣みのるの代打だいだとして出場しゅつじょう、倉持くらもち明あきらから3ラン

表彰ひょうしょう

• ジュニアオールスターゲームMVP：1回かい（1975年ねん）

背番号せばんごう

• 20 （1975年ねん - 1976年ねん）
• 28 （1977年ねん - 1982年ねん途中とちゅう）
• 22 （1982年ねん途中とちゅう - 1986年ねん）

関連かんれん項目こうもく

• 徳島とくしま県けん出身しゅっしんの人物じんぶつ一覧いちらん
• 阪神はんしんタイガースの選手せんしゅ一覧いちらん
• オリックス・バファローズの選手せんしゅ一覧いちらん
• 読売よみうりジャイアンツの選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき 笹本ささもと信二しんじ - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう