粟屋あわや和彦かずひこ

粟屋あわや 和彦かずひこ

人物じんぶつ情報じょうほう
生誕せいたん	(1922-09-15) 1922年ねん9月15日にち 日本にっぽん 山口やまぐち県けん宇部うべ市し
死没しぼつ	(1995-05-11) 1995年ねん5月11日にち（72歳さい没ぼつ）
国籍こくせき	日本にっぽん
学問がくもん
研究けんきゅう分野ぶんや	医学いがく 基礎きそ医学いがく 臨床りんしょう系けい内ない科学かがく マクロファージ 脳神経のうしんけい科学かがく 神経しんけい解剖かいぼう学がく
研究けんきゅう機関きかん	山口大学やまぐちだいがく 宇部短期大学うべたんきだいがく 京都大学きょうとだいがく
学位がくい	医学いがく博士はかせ（京都大学きょうとだいがく）
主おもな業績ぎょうせき	「網あみ内ない系けいとマクロファージ系けいに関かんする研究けんきゅう」（1976年ねん - 1978年ねん）
学会がっかい	日本にっぽん技術ぎじゅつ振興しんこう会かい 日本にっぽん解剖かいぼう学会がっかい 日本にっぽん口腔こうくう科か学会がっかい
主おもな受賞じゅしょう歴れき	日本にっぽん医師いし会かい医学いがく研究けんきゅう奨励しょうれい賞しょう（1983年ねん）

粟屋あわや 和彦かずひこ（あわや かずひこ、1922年ねん9月15日にち - 1995年ねん5月11日にち）は、日本にっぽんの教育きょういく者しゃ、医学いがく者もの。山口大学やまぐちだいがく第だい7代目だいめ学長がくちょう。医学いがく博士はかせ（1956年ねん、京都大学きょうとだいがくにて取得しゅとく）。

略歴りゃくれき

山口やまぐち県けん宇部うべ市し出身しゅっしん。1943年ねん、九州きゅうしゅう帝国ていこく大学だいがく附属ふぞく医学いがく専せん門部かとべ卒業そつぎょう。1955年ねん、山口やまぐち県立けんりつ医科いか大学だいがく（現げん：山口大学やまぐちだいがく医学部いがくぶ）解剖かいぼう学がく教室きょうしつにて「核酸かくさんと形質けいしつ細胞さいぼう反應はんのう」（共著きょうちょ）を著あらわす。1956年ねん、京都きょうと大学だいがくにて「卵たまごアルブミン刺戟しげきに対たいするリンパ系けいの反応はんのう様式ようしき：特とくにリンパ球だま造血ぞうけつにおける二に次じ小節しょうせつの役割やくわりについて」で医学いがく博士はかせとなる。1965年ねんより山口大学やまぐちだいがく医学部いがくぶ教授きょうじゅ、1977年ねんから1981年ねんまで医学いがく部長ぶちょう。1984年ねん同大どうだい学がく第だい7代目だいめ学長がくちょうに就任しゅうにん（1990年ねんまで）。1990年ねんより宇部短期大学うべたんきだいがく学長がくちょう。1995年ねん5月がつ11日にち、急性きゅうせい心不全しんふぜんのため死去しきょ。

研究けんきゅう・論文ろんぶん

• 「造血ぞうけつ器き細ほそ網もう組織そしきの構造こうぞうと機能きのうに関かんする研究けんきゅう」（山口大学やまぐちだいがく医学部いがくぶ、1975年ねん）
• 「拒否きょひ反応はんのうの形態けいたい学がく」（日本にっぽん口腔こうくう科か学会がっかい雑誌ざっし、1970年ねん）
• 『血液けつえき・胸腺きょうせん関門かんもん (blood-thymic barrier) は存在そんざいするか?』（共とも訳やく 粟屋あわや和彦かずひこ、原田はらだ史子ふみこ、Japanese circulation journal、1970年ねん）
• 「免疫めんえき系けいの系統けいとう発生はっせいに関かんする研究けんきゅう」（山口大学やまぐちだいがく、1983年ねん）

書籍しょせき

• 『南半球みなみはんきゅうの月つきー基礎きそ医学いがく者しゃの随想ずいそう集しゅう』（近代きんだい文芸ぶんげい社しゃ、1991年ねん）
• 『尾曽おうそ越えつ文ぶん亮あきら教授きょうじゅ研究けんきゅう業績ぎょうせき目録もくろく』（山口大学やまぐちだいがく医学部いがくぶ解剖かいぼう学がく第だい一いち講座こうざ開講かいこう三さん十じゅう周年しゅうねん記念きねん事業じぎょう委員いいん会かい、1979年ねん）

栄典えいてん

• 1983年ねん 日本医師会にほんいしかい医学いがく研究けんきゅう奨励しょうれい賞しょう

人物じんぶつ

山口大学やまぐちだいがく学長がくちょう時代じだい、学内がくないや吉田よしだ地区ちく周辺しゅうへんの環境かんきょう整備せいびについて、学生がくせいの勉学べんがくと研究けんきゅうの場ばにふさわしいものにするために尽力じんりょくした。