紅べに (姓せい)

紅べに
各種かくしゅ表記ひょうき
繁体字はんたいじ：	紅べに
簡体字かんたいじ：	红
拼音：	Hóng
注ちゅう音符おんぷ号ごう：	ㄏㄨㄥˊ
ラテン字じ：	Hung
広東かんとん語ご発音はつおん：	Hung4
上海しゃんはい語ご発音はつおん：	Ghon1
台湾たいわん語ご白話はくわ字じ：	Âng

紅べに（こう）は、漢かん姓せいのひとつ。『百ひゃく家いえ姓せい』の400番目ばんめに載のっているものの、きわめて稀まれな姓せいである。2020年ねんの中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの統計とうけいでは人数にんずう順じゅんの上位じょうい100姓せいに入はいっておらず、台湾たいわんの2018年ねんの統計とうけいでは478番目ばんめに多おおい姓せいで、155人にんがいる。

『元和がんわ姓せい纂』によれば、前漢ぜんかんの楚すわえ元もと王おう劉りゅう交の子この劉りゅう富とみが紅べに（現在げんざいの安徽あんき省しょう蕭しょう県けん）の地ちに封ふうぜられ、その子孫しそんが氏しとしたとする。

著名ちょめいな人物じんぶつ

なし。

架空かくうの人物じんぶつ

• 紅娘てんとうむし - 唐とうの元もと稹の伝奇でんき小説しょうせつ『鶯うぐいす鶯うぐいす伝でん』の登場とうじょう人物じんぶつ。『董ただし西にし廂ひさし』や『西にし廂ひさし記き』では重要じゅうような役割やくわりを演えんずる。
• 紅べに線せん - 唐とうの袁郊の伝奇でんき小説しょうせつ『紅べに線せん』の登場とうじょう人物じんぶつ。
• 紅べに美鈴みすず - 東方とうほうProjectの東方とうほう紅べに魔ま郷きょうの3面めんボス。中国人ちゅうごくじん風ふうの妖怪ようかい。