素もと九きゅう鬼子おにご

素もと 九きゅう鬼子おにご （もと くきこ）
誕生たんじょう	松本まつもと恵美子えみこ→内藤ないとう　 1937年ねん1月がつ28日にち 日本にっぽん・愛媛えひめ県けん西条さいじょう市し
死没しぼつ	(2020-04-05) 2020年ねん4月がつ5日にち（83歳さい没ぼつ） 日本にっぽん茨城いばらき県けん
職業しょくぎょう	作家さっか
国籍こくせき	日本にっぽん
活動かつどう期間きかん	1972年ねん - 2015年ねん
ジャンル	小説しょうせつ
代表だいひょう作さく	『旅たびの重おもさ』（1972年ねん） 『パーマネントブルー』（1974年ねん） 『大地だいちの子守こもり歌か』（1974年ねん） 『鬼おにの子ころろ』（1977年ねん） 『さよならのサーカス』（1977年ねん） 『鳥とり女おんな』（1975年ねん）
デビュー作さく	『旅たびの重おもさ』
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素もと 九きゅう鬼子おにご（もと くきこ、本名ほんみょう：内藤ないとう 恵美子えみこ〈ないとう えみこ〉、1937年ねん1月がつ28日にち - 2020年ねん4月がつ5日にち）は、日本にっぽんの小説しょうせつ家か。

経歴けいれき

愛媛えひめ県けん西条さいじょう市し生うまれ。愛媛えひめ県立けんりつ西条高等学校さいじょうこうとうがっこうを1年ねんで中退ちゅうたい。結婚けっこん後ごに起稿きこうされた処女しょじょ作さく『旅たびの重おもさ』の原稿げんこうを由起ゆきしげ子こに送おくるが、そのままになっていた。由紀ゆきの死後しご、筑摩書房ちくましょぼうが遺品いひんを整理せいり中ちゅうに偶然ぐうぜん、原稿げんこうが発見はっけんされて刊行かんこうされ、ベストセラーとなり、刊行かんこう後ごに知人ちじんからの知しらせで初はじめて自分じぶんの作品さくひんが出版しゅっぱんされていることを知しり、名乗なのりでたあと作家さっかとなる。作品さくひんは映画えいが化かもされた（監督かんとく：斎藤さいとう耕一こういち）。

1974年ねん『パーマネントブルー』で直木賞なおきしょう候補こうほ、同年どうねん『大地だいちの子守こもり歌か』、1975年ねん「ひまやきりしたん」で三さん度ど直木賞なおきしょう候補こうほとなる。1977年ねん以後いご、作家さっか活動かつどうを停止ていししていたが、2015年ねん、ひさびさに新刊しんかん『冥土めいどの季き節ぶし』を上梓じょうしする。

夫おっとは法政大学ほうせいだいがく経営けいえい学がく部長ぶちょうを務つとめた内藤ないとう三郎さぶろう。

2020年ねん4月がつ5日にち、老衰ろうすいのため、茨城いばらき県けんの医療いりょう施設しせつで死去しきょ。83歳さい没ぼつ。

著書ちょしょ

• 『旅たびの重おもさ』筑摩書房ちくましょぼう 1972 のち角川かどかわ文庫ぶんこ
• 『大地だいちの子守こもり歌か』筑摩書房ちくましょぼう 1974
• 『パーマネントブルー』筑摩書房ちくましょぼう 1974
• 『烏がらす女おんな』角川書店かどかわしょてん 1977
• 『さよならのサーカス』筑摩書房ちくましょぼう 1977
• 『鬼おにの子ころろ』筑摩書房ちくましょぼう 1977
• 『冥土めいどの季き節ぶし』幻冬舎げんとうしゃメディアコンサルティング 2015