編へん機き

編へん機き(あみき)とは糸いとを編あみ物ものへと編あみあげる機械きかい。軍手ぐんて、靴下くつしたなど、殆ほとんどの編あみ物ものの生産せいさんに使用しようされる。

概要がいよう

古ふるくから手作業てさぎょうで編あみ物ものが作つくられて来きたが、産業さんぎょう革命かくめい以降いこうは機械きかい化かが進すすむようになった。現在げんざいでは複雑ふくざつな形状けいじょう、模様もように対応たいおう可能かのうなコンピュータ制御せいぎょの編へん機きが主流しゅりゅうを占しめる^[1]。メリヤスの生産せいさんでは回転かいてん式しきの編へん機きが使用しようされる。

また、はるかやLDREX^[2]^[3]やきく8号ごうの展開てんかい式しきパラボラアンテナや心臓しんぞうサポートネット^[4]の製造せいぞうにも使用しようされる。

家庭かてい用よう編へん機き

1950年代ねんだいの日本にっぽんにおける家庭かてい洋裁ようさい全ぜん盛時せいじには、ミシンと並ならんで定番ていばんの家庭かてい用品ようひんだった。既製きせい品ひんのニットウェアが手頃てごろに入手にゅうしゅできるようになって以降いこうは一般いっぱん家庭かていでは見みられなくなっていたが、家庭かてい用よう編へん機きの生産せいさんは続つづいており、2000年代ねんだいに入はいってハンドクラフトの流行りゅうこうに伴ともなって人気にんきが再燃さいねんし、日本にほんヴォぉーグ社ぐしゃの編あみ物もの季刊きかん誌し「毛糸けいとだま」でも、2016年ねんから機械きかい編あみの記事きじが連載れんさいされている。