臼井うすい裕之ひろゆき

臼井うすい 裕之ひろゆき（うすい ひろゆき、1967年ねん - ）は日本にっぽんのノンフィクション作家さっか、ルポライター、翻訳ほんやく家か。

略歴りゃくれき

東京とうきょう都と出身しゅっしん。青山学院大学あおやまがくいんだいがく大学院だいがくいん国際こくさい政治せいじ経済けいざい研究けんきゅう科か・国際こくさいコミュニケーション専攻せんこう修士しゅうし課程かてい修了しゅうりょう。極きわめて闊達かったつなエスペランティストとしても知しられ、また木村きむら護まもる郎ろうとともに、事実じじつ上じょう日本にっぽんに初はじめて「言語げんご権けん」という概念がいねんを紹介しょうかいした存在そんざいとしても知しられている。

2007年ねん8月がつの第だい92回かい世界せかいエスペラント大会たいかい（横浜よこはま市しで開催かいさい）においては、大会たいかいテーマ「東洋とうようにおける西洋せいよう：受容じゅようと反発はんぱつ」のセッションの取とりまとめ役やくを果はたした。また、一般いっぱん公開こうかい番組ばんぐみの「エスペラントの詩し×日本にっぽんの詩し」では司会しかいと谷川たにがわ俊太郎しゅんたろうらに対たいする通訳つうやくを兼かねた。

2010年ねん4月がつ、論文ろんぶん「北きた一輝いっきによるエスペラント採用さいよう論ろんという『逆説ぎゃくせつ』～『超ちょう国家こっか主義しゅぎ者しゃ』はなぜ日本語にほんご死滅しめつを唱となえたのか?」で、中外ちゅうがい日報にっぽう社しゃ主催しゅさいの第だい6回かい涙なみだ骨こつ賞しょう優秀ゆうしゅう賞しょうを受賞じゅしょうした。

2012年ねん4月がつ以降いこう、中国ちゅうごくのエスペラント誌し"El Popola Ĉinio"編集へんしゅう部ぶに勤務きんむし、北京ぺきん市しに在住ざいじゅうしている。

著作ちょさく

• 『言語げんご的てき近代きんだいを越こえて』（共著きょうちょ、明石あかしライブラリ） 2004　ISBN 978-4-7503-1970-4
• 『ウィリアム・オールド詩集ししゅう - エスペラントの民みんの詩人しじん』（翻訳ほんやく、ミッドナイト・プレス） 2007　ISBN 978-4-434-10704-7
• 『文化ぶんかと政治せいじの翻訳ほんやく学がく』（共著きょうちょ、明石あかしライブラリ） 2010　ISBN 978-4-7503-3180-5

関連かんれん項目こうもく

• エスペラント
• 日本にっぽんエスペラント学会がっかい（JEI）