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はな

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

はな(はなづけ)は、エディブル・フラワー食用しょくようはな)をおもしおけた漬物つけものである。

概要がいよう

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キクサクラウメシュンランアブラナなどのはな利用りようされる。 刺身さしみのつま、もの煮物にものものものわせなどにはうす塩水えんすい塩出しおだしをしてからもちいるが、そのままかべてちゃおなじように飲用いんようされることもある(桜湯さくらゆ)。

梅花ばいか塩漬しおづ

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一重ひとえきの8分咲ぶざきのはな清水しみずあらってみずる。それを容器ようきれ、うえからみず1.8lにしお5.5lをくわえて煮沸しゃふつしたのちひえましたものをそそぎ、かるおもしをして2かげつす。そして、みずり、ふたた容器ようきれ、しおりかけて貯蔵ちょぞうする。また、梅干うめぼ果肉かにくをすりつぶしたものをふかさらふかさ1cmほどき、そのうえに梅花ばいかをならべ、あつぶたをしたものを、梅花ばいかうめにくけといった。梅花ばいかかおりがうしなわれることがすくなく、はなてきしたものであった。

菊花きっか塩漬しおづ

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黄色おうしょく食用しょくようきくひらききった花弁はなびらをバラバラにしてみずでよくあらい、ざるみずり、上記じょうき同様どうようつくった塩水えんすいけておく。

菊花きっか味噌みそ

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容器ようき赤味噌あかみそを6cmくらいめて美濃紙みのがみガーゼいたうえに、食塩しょくえんすいで2あいだくらい処理しょりしたものをあつさ6~7cmくらいめ、ふたたびいて味噌みそめ、同様どうようすうだんみ、最後さいごかみぬのでおおい、あつぶたをしてかるおもしをくと、2かげつくらいでけあがる。そのまましょくしても、各種かくしゅ料理りょうりもちいてもよい。

さいつぼみ塩漬しおづ

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わかつぼみあらってみずり、容器ようきれてしおり、すうだんみ、かるおもしをくといちばんかる。あらわずにそのまましょくする。長期ちょうき保存ほぞんする場合ばあいしおりょうおおくする。

らんはな塩漬しおづ

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シュンランはな塩水えんすいあらい、みずり、かるしおり、おもしをする。2にちくらいでかる。長期ちょうき保存ほぞんするには1にち乾燥かんそうさせて容器ようきめ、しおり、梅酢うめずにいれる。はなしるなどにもちいる。