菅谷すがや勝かつ貞さだ

菅谷すがや 勝かつ貞さだ（すげのや かつさだ、生年せいねん不ふ詳しょう - 天正てんしょう3年ねん（1575年ねん））は、戦国せんごく時代じだいから安土あづち桃山ももやま時代じだいにかけての武将ぶしょう。小田おだ氏しの家臣かしん。菅谷すがや政まさし貞さだは子こ。

生涯しょうがい

常陸ひたち国こくの戦国せんごく大名だいみょう・小田おだ氏しの重臣じゅうしんとして仕つかえた。

智勇ちゆう兼備けんびの武将ぶしょうで、1516年ねんに若泉わかいずみ五郎左衛門ごろうざえもんの土浦つちうら城しろを攻せめ取とり、のちに病死びょうしした信太しだ範はん貞さだに代かわってそこの城主じょうしゅとなった。

また、利根川とねがわ・小貝川こかいがわ水系すいけいの水運すいうんにも大おおきな影響えいきょう力りょくを持もち、1519年ねんには古河ふるかわ公方くぼう・足利あしかが高基たかもとの要請ようせいを受うけて上総かずさ国こくの足利あしかが義明よしあきとそれを支援しえんする真里谷まりやつ氏しを討伐とうばつするために船ふねを貸かし出だして自みずからも従軍じゅうぐんしている。その後ごも上杉うえすぎ謙信けんしんや佐竹さたけ氏しと戦たたかって、終生しゅうせい、小田おだ氏しを支ささえたという。

天正てんしょう3年ねん（1575年ねん）、死去しきょ。