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読者どくしゃ参加さんかがたゲーム

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

読者どくしゃ参加さんかがたゲーム(どくしゃさんかがたゲーム、読者どくしゃ参加さんかゲームまたは読者どくしゃ参加さんか企画きかくとも)は、プレイバイメール形式けいしきのゲームの一種いっしゅで、雑誌ざっし誌上しじょう読者どくしゃ参加さんかによってストーリーを展開てんかいするゲームのことである。読参どくさん)などとりゃくされてばれている。

基本きほんてきには連載れんさい記事きじなか基本きほんとなるストーリーが展開てんかいし、それに沿った選択せんたく内容ないようやパラメータを参加さんか用紙ようし雑誌ざっし封入ふうにゅう専用せんようはがきなど)に記述きじゅつ、その内容ないようによって読者どくしゃ行動こうどう決定けっていし、ストーリー展開てんかいによっては読者どくしゃのキャラクターがストーリーにかかわってくることもある。

商業しょうぎょうてき展開てんかいされただい規模きぼ多人数たにんずうプレイバイメールとのちがいとして、

  • 専用せんようのプレイング契約けいやく必要ひつようとせず、雑誌ざっし購読こうどくし、はがきなどの参加さんか用紙ようし使つかうことで、だれでも安価あんか参加さんかできる
  • 参加さんかするために膨大ぼうだいなパラメータや選択肢せんたくし記述きじゅつ選択せんたくする必要ひつようがなく、基本きほんてき平易へいい選択肢せんたくしなどがもちいられる

といったことがあげられる。

また、こうした読者どくしゃ企画きかく原作げんさくとして、コンピュータテーブルゲームりょう媒体ばいたいにおいて、ロールプレイングゲームなどのかたちでゲームされ、さらには漫画まんが小説しょうせつライトノベル)・アニメなどメディアミックス展開てんかいされているケースもおおい。

また、定期ていき更新こうしんがたオンラインゲーム読者どくしゃ参加さんかがたゲームのデジタルばんともいうべきゲームであり、読者どくしゃ参加さんかがたゲームのノウハウのおおくがかされている。

歴史れきし[編集へんしゅう]

黎明れいめい[編集へんしゅう]

雑誌ざっしというマスメディアを使つかって、世界中せかいじゅう様々さまざま場所ばしょ読者どくしゃ同士どうしでゲームをたのしむ」と読者どくしゃ参加さんかがたゲームの発想はっそうがいつごろからまれたのかはっきりしたことはさだかではない。

日本にっぽんにおける読者どくしゃ参加さんかがたゲームの先駆さきがけになったのは、日本にっぽんソフトバンク出版しゅっぱん事業じぎょうのゲーム雑誌ざっしBeep』に1985ねん8がつごうから1年間ねんかん連載れんさいされた「ヤタタウォーズ」である。これは読者どくしゃ投稿とうこうのコーナーにSFウォー・シミュレーションゲームてき要素ようそんだよう内容ないよう読者どくしゃ投稿とうこう企画きかくで、はしてきにたとえるならば『週刊しゅうかん少年しょうねんジャンプ』(集英社しゅうえいしゃ)の当時とうじ読者どくしゃ投稿とうこうコーナー「ジャンプ放送ほうそうきょく」のレースせいにゲームせいとバックストーリーを追加ついかしたものであった。

1987ねんには、アナログゲーム総合そうごうであった『ゲームグラフィックスで、武装ぶそう車両しゃりょうによるレースをテーマにした『イングリッズ・レース』と近代きんだい空中くうちゅうせんをテーマにした『フィクショナル・トルーパーズ』のふたつの読者どくしゃ参加さんかがたゲームの連載れんさい開始かいしされた。これは詳細しょうさいなルールが設定せっていされたした読者どくしゃ参加さんかキャラクターを登録とうろくし、毎号まいごう雑誌ざっし舞台ぶたい読者どくしゃ勝負しょうぶおこなって、その結果けっかポイントなどが加算かさんされていき長期間ちょうきかんのポイント合計ごうけいきそうというものであり、かなり本格ほんかくてきなものであった。また、フィクショナル・トルーパーズでは戦争せんそうのマクロな状況じょうきょう読者どくしゃたちのたたかいによって変動へんどうし、その戦史せんし劇画げきがによって毎号まいごう紹介しょうかいされるというつよいストーリー要素ようそをもつゲームであり、「読者どくしゃたちのゲームの勝敗しょうはい架空かくう世界せかいのストーリー展開てんかいつくっていく」という読者どくしゃ参加さんかがたゲームの原型げんけいつくしている。

1988ねんパソコンゲームコンプティーク』でロボットバトルものの『ロボクラッシュ』と宇宙うちゅう戦争せんそうものの『トップをねらえ!』がはじまる。とくに『トップをねらえ!』は同名どうめいOVAとのタイアップによるメディアミックス企画きかくであり、その内容ないようおおきな話題わだいぶことになる。コンプティークでのふたつの読者どくしゃ参加さんかがたゲームの成功せいこうにより、1989ねんには角川書店かどかわしょてんはコンシューマゲームマルしょうPCエンジン』でも読者どくしゃ参加さんかがたゲームがはじめられた。それがファンタジー世界せかい舞台ぶたいにした『水晶すいしょう王者おうじゃ』である。それの好評こうひょうけ、『マルしょうファミコンの『ダブルムーン伝説でんせつ』(1990ねん連載れんさい開始かいし)など、おおくのコンシューマゲームで「おまけ企画きかく」として読者どくしゃ参加さんかがたゲームを連載れんさいするながれが出来できた。

キャラクター登録とうろくがた読者どくしゃ参加さんかがたゲーム[編集へんしゅう]

コンシューマゲーム連載れんさいされた読者どくしゃ参加さんかがたゲームは、おりからのコンピュータRPGブームにのってRPGふうファンタジー世界せかい舞台ぶたいにした冒険ぼうけんものが主流しゅりゅうであった。読者どくしゃはRPGのようにキャラクターをつくり、毎号まいごう雑誌ざっしじょう紹介しょうかいされる冒険ぼうけんいどむためにキャラクターの行動こうどういて(大抵たいてい用意よういされた選択肢せんたくしからえらぶ)往復おうふくハガキをし、その結果けっか返信へんしんハガキで経験けいけん入手にゅうしゅしたアイテムのデータがかえってて、それを使つかって成長せいちょうしたキャラクターをまたつぎ応募おうぼ使用しようする、というのが当時とうじ読者どくしゃ参加さんかゲームのスタンダードであった。(このふし以降いこう、このように読者どくしゃ自分じぶんあやつるキャラクターをみずかつくってゲームをおこな形式けいしき読者どくしゃ参加さんかがたゲームを「キャラクター登録とうろくがた」と便宜上べんぎじょう呼称こしょうする)。

キャラクターが冒険ぼうけん成功せいこうするかどうかはキャラクターの能力のうりょくからみちびされ、それを判定はんていするためのルールは読者どくしゃ参加さんかがたゲームごとにちがい、ルールが簡易かんいなものもあればテーブルトークRPGプレイバイメールなみ煩雑はんざつなものもあった。かくキャラクターの冒険ぼうけん結果けっかはただの数値すうちだけでなくゲーム世界せかいのストーリーをうごかす要因よういんにもなった。用意よういされた選択肢せんたくしえらぶだけとはいえ、それをえらぶキャラクターはすうひゃくにん以上いじょういるのである。当然とうぜん相反あいはんする選択肢せんたくしえらんだキャラ同士どうしたたかいがこることになり、どちらのキャラが勝利しょうりしたかによって世界せかい様相ようそう変動へんどうしていく。ストーリーの変容へんようなかでもっとも活躍かつやくしたキャラクター(ようするにもっと高度こうど判定はんてい勝利しょうりしたキャラクター)は雑誌ざっしじょう掲載けいさいされるイラストストーリーなどに登場とうじょうし、ゲームに参加さんかしている読者どくしゃたちのほこりとなった。

この時期じき読者どくしゃ参加さんかがたゲームの主流しゅりゅうが、RPGふうのキャラクター登録とうろくがただった理由りゆうひとつに、ゲームのおおくがコンシューマゲーム連載れんさいされていたこともある。一応いちおうはコンシューマゲームなわけで、いわゆる「コンピュータゲームに空気くうき」が読者どくしゃ参加さんかゲームにはもとめられたのである。『コンプティーク』で連載れんさいされていた『ロボクラッシュ』や『トップをねらえ!』などはRPGというよりシミュレーションゲームてきなノリであったが、当時とうじはコンシューマゲームではシミュレーションゲームというジャンルの認知にんちひくかったのもコンシューマゲームでRPG風味ふうみ読者どくしゃ参加さんかがたゲームが中心ちゅうしんになった理由りゆうである。

また、コンシューマゲームかぎらずこの当時とうじテーブルトークRPGでもさかんに読者どくしゃ参加さんかがたゲームが連載れんさいされていたが、こちらはキャラクター登録とうろくがた主流しゅりゅうなのはわらなかったが、SF戦記せんきモノや美少女びしょうじょモノなど、当時とうじのRPGの王道おうどうであった冒険ぼうけんファンタジーなノリとはあえてちが方向ほうこう目指めざすことがおおかった。

「コンピュータゲームに空気くうき」をたせることのメリットには、その読者どくしゃ参加さんかがたゲームを実際じっさいにコンシューマゲームのRPGとして発売はつばいすることが容易よういだということもあった。この時期じきは『ファージアスのよこしま皇帝こうてい』『ダブルムーン伝説でんせつ』などおおくの読者どくしゃ参加さんかがたゲームがコンシューマゲームとメディアミックス展開てんかいおこなった。

キャラクター登録とうろくがた読者どくしゃ参加さんかがたゲームのゲームせいのゲームほど複雑ふくざつしていき、読者どくしゃ同士どうしでチームをんだり、プレイバイメールのように自由じゆう行動こうどう可能かのうとするものもえていった。しかし、読者どくしゃ参加さんかがたゲームの参加さんか人数にんずうえていくにつれ、それを処理しょりするがわ負担ふたんえていった。有料ゆうりょうのプレイバイメールとちが無料むりょう読者どくしゃ参加さんかゲームはおおくの参加さんかしゃをひきつけた一方いっぽうで、煩雑はんざつ対応たいおうするためのコストがかけられないというジレンマがあったのである。このこともあって、1990年代ねんだいなかばになるとキャラクター登録とうろくがた読者どくしゃ参加さんかがたゲームは急速きゅうそく失速しっそくすることになる。RPGてき空気くうきたなくてはコンシューマゲーム雰囲気ふんいきにはあわないということもあり、おおくのコンシューマゲームからキャラクター登録とうろくがた読者どくしゃ参加さんかがたゲームはえていった。

ただし、現在げんざいでもパソコンゲームアナログゲームあつか雑誌ざっしでは、比較的ひかくてき難解なんかいなルールをつキャラクター登録とうろくがた読者どくしゃ参加さんかがたゲームが連載れんさいされている。近年きんねん[いつ?]ではRPGてきというより、より対戦たいせんゲームてき要素ようそつもののほう目立めだつようになっている。

人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかがたゲーム[編集へんしゅう]

キャラクター登録とうろくがた冒険ぼうけんRPGふう読者どくしゃ参加さんかがたゲームが主流しゅりゅうの1992ねん、『マルしょうPCエンジン』に『女神めがみスタジアム』というあたらしいタイプの読者どくしゃ参加さんかがたゲームが登場とうじょうする。これは、読者どくしゃのキャラクターを活躍かつやくさせるのでなく製作せいさくがわ用意よういしたすうにんのキャラクターを活躍かつやくさせてストーリーをかたっていくというゲームであった。どのキャラクターが活躍かつやくするかは読者どくしゃ応援おうえんハガキによりまるため、読者どくしゃこのみのキャラクターを活躍かつやくさせるべくハガキをおくろうというのがコンセプトであった。つまり人気にんき投票とうひょうおこない、その結果けっかでストーリーが変化へんかするという形式けいしき読者どくしゃ参加さんかがたゲームである。(このふし以降いこう、このように読者どくしゃによる人気にんき投票とうひょう主体しゅたいとする形式けいしき読者どくしゃ参加さんかがたゲームを人気にんき投票とうひょうがた便宜上べんぎじょう呼称こしょうする)。この「女神めがみスタジアム」以降いこう、このような人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかがたゲームがほかにもえていくことになる。

人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかゲームは、読者どくしゃ自分じぶん活躍かつやくさせたいキャラクターを一人ひとりえらび、投票とうひょうすうしたがいキャラクターの活躍かつやく度合どあいが決定けっていされるというのが基本きほんてきながれである。読者どくしゃおこなうことは人気にんき投票とうひょう参加さんかするだけという手軽てがるさがりだが、ただの投票とうひょうにはわらないようにゲームせい工夫くふうされているものもおお存在そんざいする。

ゲームせい工夫くふうとしてよくあるものが、キャラクター同士どうしがなんらかをめぐった争奪そうだつせんのライバルとして対立たいりつしているような構図こうずになっているものである。どのキャラクターがその争奪そうだつせん有利ゆうりてるかは投票とうひょうすうによってまる。純粋じゅんすい投票とうひょうすうだけで争奪そうだつせん有利ゆうり不利ふりまるものもあれば、RPGがたおなじくキャラクターに能力のうりょく設定せっていして行為こうい判定はんていによる対決たいけつ争奪そうだつせん順位じゅんい決定けっていするものも存在そんざいする。このとき、そのキャラクターの投票とうひょうすう行為こうい判定はんていへのボーナスとして影響えいきょうするのが基本きほんである。人気にんきのあるキャラクターはそれだけつよくなるのである(ぎゃく行為こうい判定はんていおこなわれるゲームでは人気にんきのないキャラクターが逆転ぎゃくてんすることもありえる)。このような争奪そうだつせんタイプのゲームでは読者どくしゃ同士どうし組織そしきひょうおこなうためキャラクターごとの応援おうえんだんのようなものも誌上しじょうのコーナーで発足ほっそくすることもある。「本命ほんめいであるAというキャラクターのライバルのBというキャラクターを蹴落けおとすためにCというキャラクターを支援しえんする」などといった戦略せんりゃくもあり、べつのキャラクターの応援おうえんだん同士どうし連携れんけいするなどといったことおこなわれる。

キャラクターへの人気にんき投票とうひょうおこなうだけでなく、「キャラクターたちにたいしてどういう行動こうどうをさせたいか」や「キャラクターたちがどんな事件じけんまれるか」などを用意よういされた選択肢せんたくしからえらんでハガキにいておくることを主体しゅたいにしたゲームもある。近年きんねんではこのタイプが人気にんき投票とうひょうがた主流しゅりゅうである。このタイプの場合ばあいでは、それぞれのキャラクターにたいしてもっとも応募おうぼすうおお選択肢せんたくし採用さいようされて次回じかいのキャラクターたちの行動こうどう決定けっていされる。そしてその複数ふくすうのキャラクターたちのそれぞれの行動こうどうひとつのストーリーを形作かたちづくるのである。このタイプのゲームでは「キャラクターの対決たいけつにおける行為こうい判定はんてい」のような数値すうち処理しょりから部分ぶぶんをルールとしてデザインする必要ひつようがない反面はんめん予想よそうがい選択肢せんたくしにもストーリーを対応たいおうさせるたか文芸ぶんげいりょくわれる。また、『シスター・プリンセス』や『そうこい』などの恋愛れんあいゲーム てき要素ようそ主体しゅたいにした人気にんき投票とうひょうゲームの場合ばあい、ヒロインキャラクターとはべつに「主人公しゅじんこう」が設定せっていされることがある。そしてこの主人公しゅじんこう行動こうどう読者どくしゃ投稿とうこう決定けっていするのである。この主人公しゅじんこうはヒロインとはちが読者どくしゃ分身ぶんしんということで名前なまえ個性こせい設定せっていされないこともある。

これらの人気にんき投票とうひょうがたのゲームは、応募おうぼすう大量たいりょうにあってもさばきやすいということもあり、製作せいさくがわからは重宝ちょうほうされた。人気にんき投票とうひょう対象たいしょうとなるキャラクターたちは基本きほんてきにいわゆる美少女びしょうじょキャラが用意よういされるのが定番ていばんだった。これは人気にんき投票とうひょうおこなうのにあたいするだけのはながキャラクターには必要ひつようだったということがおおきい。1990年代ねんだい後半こうはん時期じきは、『電撃でんげきG's magazine』や『E-LOGIN』など、アダルトゲームふくむ「美少女びしょうじょゲーム」の紹介しょうかい主軸しゅじくとする雑誌ざっしおおくの人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかがたゲームが展開てんかいされた(なお、『パソコンパラダイス』も1990年代ねんだい初期しょきから現在げんざいいたるまで読者どくしゃ参加さんかがたゲームの連載れんさいられるアダルトゲーム雑誌ざっしだが、この雑誌ざっしおこなわれているのはキャラクター登録とうろくがた中心ちゅうしんである)。

美少女びしょうじょキャラクターを使つかった人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかゲームには、RPGふう読者どくしゃ参加さんかがたゲーム以上いじょうにメディアミックスが容易よういであるというメリットもある。その美少女びしょうじょキャラクターさえせればどのようなかたちのメディアミックスも可能かのうだからである。いわゆるギャルゲーかたちでコンピュータゲームされたものはおおい。コミック、アニメ小説しょうせつされたものもある。なかでも1999ねん電撃でんげきG's magazineで開始かいしされた『シスタープリンセス』がメディアミックス展開てんかいだいヒットし、キャラクターグッズ大量たいりょう販売はんばいされた。

この成功せいこうけ、美少女びしょうじょキャラクターを使つかった人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかゲームは、けいキャラクタービジネスのひとつのモデルとしても使つかわれるようになる。メディアミックスけいキャラクターコンテンツをげるさい、はじめに人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかがたゲームをおこない、どんなキャラが人気にんきか、どんなストーリー展開てんかいのぞまれているかなどをリサーチすることが可能かのうなのである。また、読者どくしゃいつきがわる企画きかくはその時点じてんでメディアミックス計画けいかく白紙はくしもどすこともできる。2000年代ねんだい以降いこうはこのながれによってゲーム以外いがいの、メディアミックスけいキャラクターでも人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかゲームがおこなわれるようになった。人気にんき投票とうひょうがた読者どくしゃ参加さんかゲームが積極せっきょくてきおこなわれたキャラクターには『メガミマガジン』や『電撃でんげきもえおう』、『マジキュー』など多数たすうある。

The Vot's[編集へんしゅう]

1998ねんに『PC Angel』の増刊ぞうかんとして創刊そうかんされた「The Vot's(ザ・ボッツ)」読者どくしゃ参加さんかがたゲームの専門せんもんである。専門せんもんというのは空前くうぜんにして絶後ぜつごで、現在げんざいでも唯一ゆいいつ存在そんざいだが、わずか2ごう休刊きゅうかんしたために読者どくしゃ参加さんかがたゲームをたのしむ雑誌ざっしとしては機能きのうしていたとはいがたい。

代表だいひょうてき読者どくしゃ参加さんかゲーム[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

  • あさのガスパール - 『朝日新聞あさひしんぶん連載れんさい小説しょうせつだが、読者どくしゃ参加さんかがたゲームの要素ようそれた異色いしょくさく
  • Z/X - トレーディングカードゲームだが、公式こうしきイベント「英雄えいゆうたち戦記せんき」にて投票とうひょう試合しあい結果けっかというかたち読者どくしゃ参加さんかがたゲームの要素ようそれており、それがこうのカードの内容ないよう反映はんえいされる。
  • プレイバイメール