電撃でんげきG's magazine

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
電撃でんげきG's magazine
愛称あいしょう略称りゃくしょう G's
ジャンル アニメ・ゲーム雑誌ざっし
読者どくしゃ対象たいしょう 10 - 30だい男性だんせい
刊行かんこう頻度ひんど 月刊げっかん
発売はつばいこく 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
出版しゅっぱんしゃ メディアワークスアスキー・メディアワークス(2008ねん会社かいしゃ統合とうごうによる出版しゅっぱんしゃ変更へんこう)→KADOKAWA(2013ねん会社かいしゃ統合とうごうによる出版しゅっぱんしゃ変更へんこう
発行はっこうじん 青柳あおやぎ昌行まさゆき
編集へんしゅうじん 高野たかののぞみよし
刊行かんこう期間きかん 1992ねん12月26にち - 2022ねん10がつ28にち
発行はっこう部数ぶすう 120,000[1]調しらべ)
レーベル 本文ほんぶん参照さんしょう
姉妹しまい 本文ほんぶん参照さんしょう
ウェブサイト 電撃でんげきG'smagazine.com
テンプレートを表示ひょうじ

電撃でんげきG's magazine』(でんげきジーズマガジン)は、KADOKAWA アスキー・メディアワークスきゅうメディアワークス)が日本にっぽん1992ねんから2022ねんまで発行はっこうしていたアニメ雑誌ざっしけんゲーム雑誌ざっし創刊そうかんから2014ねん5がつごうまではひだりじ、同年どうねん6がつごうから最終さいしゅうごうまではみぎていじで、毎月まいつき30にち(2・12がつおよび、そのつきでも日曜日にちようびかさなる場合ばあい例外れいがいあり)を発売はつばいとする月刊げっかんであった。

前身ぜんしんの『電撃でんげきPCエンジン』は表題ひょうだいとおPCエンジンPC-FX専門せんもんであったが、改題かいだいかさねてハードをわずしゅとして家庭かていようゲームけのギャルゲー情報じょうほう中心ちゅうしんあつかうようになり、いで美少女びしょうじょキャラクターにかんするアニメやPCゲームも題材だいざいとする総合そうごうエンタテインメントとなった。なお一時期いちじき漫画まんがライトノベル連載れんさいわく増加ぞうかして漫画まんが雑誌ざっしてき傾向けいこうつよめていた。

雑誌ざっしじょうでオリジナルの読者どくしゃ参加さんか企画きかく連載れんさいし、そこからゲーム・アニメといったメディアミックス展開てんかいおこなうことがおおかった。

雑誌ざっし沿革えんかく[編集へんしゅう]

  • 1993ねん2がつごう1992ねん12月26にち発売はつばい) - 「PCエンジン&PC-FX専門せんもん」『電撃でんげきPCエンジン』として創刊そうかん
  • 1996ねん6がつごう(4がつ30にち発売はつばい) - 『電撃でんげきG'sエンジン』にめい変更へんこう
  • 1997ねん8がつごう(6がつ30にち発売はつばい) - 「GAME美少女びしょうじょキャラクター専門せんもん」『電撃でんげきG'sマガジン』にめい変更へんこう
  • 2000ねん5がつごう(3がつ30にち発売はつばい) - 通巻つうかん100ごう達成たっせい
  • 2002ねん5がつごう(3がつ30にち発売はつばい) - めい表記ひょうき現在げんざいの『電撃でんげきG's magazine』に変更へんこう
  • 2005ねん11月ごう(9がつ30にち発売はつばい) - 「美少女びしょうじょキャラクターエンタテイメント総合そうごう」として、アニメ記事きじ増量ぞうりょうなど大幅おおはばリニューアル
  • 2007ねん10がつごう(8がつ30にち発売はつばい) - 通巻つうかん200ごう達成たっせい
  • 2008ねん6がつごう(4がつ30にち発売はつばい) - 発行はっこう社名しゃめいが「アスキー・メディアワークス」に変更へんこう
  • 2009ねん3月2にち - 専用せんようモバイルサイト「電撃でんげきG'sモバイル」開設かいせつ
  • 2012ねん10がつごう(8がつ30にち発売はつばい) - 通巻つうかん300ごう達成たっせい
  • 2013ねん2がつごう前年ぜんねん12がつ30にち発売はつばい) - 創刊そうかん20周年しゅうねん特集とくしゅうごうとして、歴代れきだい読者どくしゃ参加さんか企画きかく特集とくしゅう「G'sガールズメモリアル」を掲載けいさい
  • 2013ねん12がつごう(10がつ30にち発売はつばい) - 発行はっこう社名しゃめいが「KADOKAWA」に変更へんこう
  • 2014ねん6がつごう(4がつ30にち発売はつばい) - 「ハイレゾリューションアニメマガジン」として、連載れんさい漫画まんが大半たいはんを『電撃でんげきG'sコミック』に移籍いせきしてアニメ・ゲーム情報じょうほう中心ちゅうしん誌面しめんとなる
  • 2018ねん2がつごう前年ぜんねん12がつ27にち発売はつばい) - 創刊そうかん25周年しゅうねん特集とくしゅうごうとして、歴代れきだい読者どくしゃ参加さんか企画きかく特集とくしゅう「G'sガールズミュージアム」を掲載けいさい
  • 2018ねん4がつごう(2がつ28にち発売はつばい) - 通巻つうかん400ごう達成たっせい
  • 2019ねん8がつごう(6がつ29にち発売はつばい) - 「キャラクター専門せんもん」として、人気にんきキャラクターを毎号まいごうにんピックアップして特集とくしゅうする豪華ごうか付録ふろくつきキャラクターマガジンにリニューアル
  • 2022ねん12月ごう(10がつ28にち発売はつばい) - このごうもっかみ媒体ばいたいでの発行はっこう終了しゅうりょう廃刊はいかん一部いちぶ連載れんさいをウェブ媒体ばいたい『G'sチャンネル』へ継承けいしょう本誌ほんし増刊ぞうかんあつかいだった『LoveLive!Days』が雑誌ざっしコード独立どくりつ創刊そうかん

上記じょうき通巻つうかんごうすうには各種かくしゅ増刊ぞうかんふくむため、本誌ほんし限定げんていした累計るいけいは30年間ねんかんぜん359ごうである。2022ねん12月27にちには「30周年しゅうねん感謝かんしゃごう」が刊行かんこうされたが、本誌ほんしからのスピンオフで雑誌ざっしコード(16459)をいだ『LoveLive!Days』の増刊ぞうかんとして「主従しゅうじゅう逆転ぎゃくてん」のようなかたちっている。

1992ねん 電撃でんげきPCエンジン創刊そうかん[編集へんしゅう]

角川書店かどかわしょてんでゲーム雑誌ざっし編集へんしゅうやキャラクター商品しょうひん事業じぎょうがけていた角川かどかわメディアオフィスしゃのスタッフが「おいえ騒動そうどう」により同社どうしゃから一斉いっせい離脱りだつし、メディアワークスをげたのにともない(くわしくはメディアワークスの設立せつりつ経緯けいい参照さんしょうのこと)、きゅうマルしょうPCエンジン』の編集へんしゅうしゃが1992ねん12月に電撃でんげきPCエンジン』創刊そうかんのこされた『マルしょうPCエンジン』は外部がいぶ編集へんしゅうプロダクションにより1994ねん3がつごうまで発行はっこうつづけられた。

創刊そうかん当時とうじ題号だいごうしめとおり、NECホームエレクトロニクス(NEC-HE)の家庭かていようゲームであるPCエンジン(のちにPC-FXもふくむ)の情報じょうほうであった。NECアベニューがパソコンの人気にんき育成いくせいシミュレーションゲームであった『卒業そつぎょう 〜Graduation〜』を同機どうき移植いしょくしたさい、メディアワークスがしゃげてどうタイトルのメディアミックス展開てんかいおこなうにあたり創刊そうかん直後ちょくごだった本誌ほんしがその中核ちゅうかくになった。

また、表紙ひょうしデザインもマルしょうPCエンジンからつづきイラストレーターの佐々木ささきあきら(TONG KING SHOW)が担当たんとう。マルしょうPCエンジン誌上しじょうおこなっていた『ファージアスのよこしま皇帝こうてい』『女神めがみスタジアム』などの読者どくしゃ参加さんか企画きかくを、本誌ほんしでもこの路線ろせん継承けいしょうして創刊そうかんより『女神めがみ天国てんごく』を連載れんさいしている。

よく1994ねん1がつには『マルしょうPCエンジン』と発売はつばいもと小学館しょうがくかん方針ほうしんにより総合そうごうゲーム・オン!』へ移行いこうした『月刊げっかんPCエンジン』の競合きょうごう2同時どうじ廃刊はいかんとなり、PCエンジン専門せんもん本誌ほんしと『PC Engine FAN』(徳間書店とくましょてんインターメディア)のみとなった。そこで、廃刊はいかんになったりょう読者どくしゃ本誌ほんしながれてたのにくわえ、5月にはコナミが『ときめきメモリアル』を発売はつばいした影響えいきょうかさなり、部数ぶすう好調こうちょう維持いじする。

同年どうねん12がつ増刊ぞうかんとして『電撃でんげきPlayStation』を発売はつばい同誌どうし翌年よくねんから独立どくりつ創刊そうかんし、プレイステーションのシェア拡大かくだいともない、メディアワークスの主力しゅりょくとなった。その反面はんめん本誌ほんしはPCエンジンの後継こうけいであるPC-FXがいわゆる「次世代じせだい戦争せんそう」でまった成果せいかげられなかったことから、他誌たしからの読者どくしゃ流入りゅうにゅうによる一時いちじてき特需とくじゅわると部数ぶすう減少げんしょうしてしまう。

それからは、テコ入てこいさくとして『コンプティーク』(角川書店かどかわしょてん)の二番煎にばんせんじであることを承知しょうちうえふくろとじページを作成さくせいしたり、NEC-HEのライセンスをけていない正規せいきタイトルやパソコンようアダルトゲーム特集とくしゅうするなど、アナーキーな路線ろせんはじめる。

1996ねん 電撃でんげきG'sエンジン、そして「GAME美少女びしょうじょキャラクター専門せんもん電撃でんげきG'sマガジンへ[編集へんしゅう]

結局けっきょく、シェアあらそいでの敗北はいぼく確定かくていし、ソフトの発売はつばい本数ほんすうつきに1ほんか2ほんのペースだったPC-FXの情報じょうほうのみでは誌面しめん構成こうせいすることがいちじるしく困難こんなんになり、1996ねん6がつごうより電撃でんげきG'sエンジン』めい変更へんこう、NEC-HEけいハード専門せんもん看板かんばんろすことになる(ちなみに、PC-FXの最後さいごのソフトは1998ねん4がつ24にち発売はつばいの『ファーストKiss☆物語ものがたり』。PC-FXについては、ギャルゲーも最後さいごまでフォローした)。これに前後ぜんごしてふくろとじも廃止はいしされた。めいの「G's」とは「Gals」と「Games」の両方りょうほう意味いみち、このときからハードをわず家庭かていようゲーム発売はつばいされるギャルゲー情報じょうほうあつかうスタイルが確立かくりつされた。さらに1997ねん8がつごうから電撃でんげきG'sマガジン』めい変更へんこうする。表紙ひょうしデザインは電撃でんげきPCエンジンよりつづきイラストレーターの佐々木ささきあきら(TONG KING SHOW)が担当たんとうし、リニューアルまえ電撃でんげきG'sマガジン1999ねん2がつごうまではのデザインのキャラクターが毎号まいごう表紙ひょうしかざっていた。

本誌ほんしとく有名ゆうめいたらしめたのは、読者どくしゃ参加さんか企画きかくシスター・プリンセス』(てんこう直人ただびとぶんおおやけ櫻子さくらこ)である。1999ねん3がつごうはじまった『シスプリ』はまたたく主力しゅりょく連載れんさいとなり、2000ねん3がつごうからは「いもうと」たちが表紙ひょうしかざるようになる。そして読者どくしゃ圧倒的あっとうてき支持しじのもとにゲーム・アニメ順調じゅんちょうにメディアミックスを展開てんかい。その一方いっぽう本誌ほんしでの連載れんさい終了しゅうりょうにアニメを中心ちゅうしん人気にんきた『HAPPY★LESSON』(ささきむつみ)のようなケースもある。ギャルゲー専門せんもんである本誌ほんしでは、本来ほんらいは『シスプリ』のような読者どくしゃ参加さんか企画きかくは「したがえ」の位置付いちづけであったが、ギャルゲーというジャンルそのものの市場いちば縮小しゅくしょうもあって、読者どくしゃおおきな支持しじけた『シスプリ』をきっかけに、本誌ほんしはオリジナル企画きかく主力しゅりょくとした路線ろせんあゆむこととなる。

2002ねん 電撃でんげきG's magazineへ改名かいめい、『シスプリ』終了しゅうりょう[編集へんしゅう]

『シスプリ』の連載れんさい最中さいちゅう、2002ねん5がつごうからめいを『電撃でんげきG's magazine』と、後半こうはんをアルファベット表記ひょうき改名かいめい(ただし、誌面しめんとうでは「マガジン」表記ひょうきされることもある)。そして『シスプリ』につづ主力しゅりょく作品さくひんとして『そうこい』がはじまる。2003ねんの『シスプリ』終了しゅうりょう、テキスト担当たんとうおおやけさくらは『Strawberry Panic!』を連載れんさいりょう作品さくひんはテレビアニメもされ、『シスプリ』のない『G's』を牽引けんいんした。

2004ねん9がつごうにて価格かかくに「特別とくべつ定価ていか」の表記ひょうきくわわった。これは現在げんざいまでつづいている。

2004ねん12月より姉妹しまい電撃でんげきG's Festival!』が創刊そうかんされた。かずじゅうタイトルを紹介しょうかいする本誌ほんしたいし、紹介しょうかい作品さくひんを1つないし2つ程度ていどしぼったうえ、タペストリーやいだまくらカバーなどを付録ふろくにつけた高額こうがく路線ろせん内容ないようだった。

2005ねん 美少女びしょうじょキャラクターエンタテインメント総合そうごう[編集へんしゅう]

2005ねん11がつごうでは漫画まんが小説しょうせつ連載れんさい大幅おおはばやすとともに、据置すえおきゲーム原作げんさく以外いがいえアニメ紹介しょうかいれたりするなど大幅おおはばなリニューアルを実施じっしした。また、アダルトゲーム紹介しょうかい大幅おおはばえ、表紙ひょうしもそれまでの読者どくしゃ参加さんか企画きかくのイラストにわってLeafアクアプラス)、CIRCUSオーガストなどアダルトゲームブランド関連かんれんのヒロインが題材だいざいとしてげられるようになった。

それまで連載れんさいしていた読者どくしゃ参加さんか企画きかくは『そうこい』『ストパニ』の読者どくしゃページと、『A.I.Love You!』のみとなった。また、連載れんさい終了しゅうりょうした『ストパニ』の漫画まんががスタート[注釈ちゅうしゃく 1]あらたなしゅ読者どくしゃ参加さんか企画きかくとして『2/3 アイノキョウカイセン』(2005ねん12がつごうより)と『マリッジロワイヤル』(2006ねん1がつごうより)が連載れんさい開始かいしとなる。

2006ねん9がつごうより編集へんしゅうちょう高野たかののぞみよし姉妹しまいのアダルトゲーム雑誌ざっし電撃でんげきひめ』の編集へんしゅうちょう兼任けんにんすることとなった。なお、高野たかののぞみは2007ねん6がつごう編集へんしゅうちょうから退しりぞき、以後いご寺岡てらおか利直としなおがG's・ひめりょう編集へんしゅうちょうとなっている。

2005ねん11月の誌面しめんリニューアルにともな新設しんせつされたコラム声優せいゆう美少女びしょうじょゲーム・アニメ・ラジオ番組ばんぐみ関係かんけい)インタビューの2コーナーについては、2008ねん12がつごう終了しゅうりょうした[注釈ちゅうしゃく 2]

2009ねん 他社たしゃとの合同ごうどう企画きかく、『ラブライブ!』開始かいし[編集へんしゅう]

2009ねん6がつごうより、ビジュアルアーツ/Keyあさえだじゅん原案げんあん企画きかく・プロデュース)によるKeyとのコラボレーションアニメ企画きかくAngel Beats!』を開始かいし。2010ねん4がつのアニメ放送ほうそう開始かいし前後ぜんごし、登場とうじょう人物じんぶつ表紙ひょうし起用きよう、ノベル・漫画まんが連載れんさいなど、誌面しめんでの展開てんかい増強ぞうきょうする。

2010ねん7がつごうにて、『ラブライブ!』が始動しどうする。

2010ねん8がつごう全国ぜんこく規模きぼ発売はつばい直後ちょくご完売かんばいとなり、出版しゅっぱんしゃわせが殺到さっとう編集へんしゅうが「おび」を公式こうしきサイトじょう掲載けいさいする異例いれい事態じたいとなった。『Angel Beats!』のテレビ放映ほうえい終了しゅうりょう直後ちょくご発売はつばいされたどうごうは、表紙ひょうし付録ふろく登場とうじょう人物じんぶつ1人ひとり天使てんし”が起用きようされており、付録ふろく目当めあてでどうごう複数ふくすう購入こうにゅうするものもインターネットじょう発見はっけんされた[1]

2010ねん10がつごうからは「コミック200%計画けいかく」と銘打めいうち、電撃でんげき文庫ぶんこやKey作品さくひん漫画まんが作品さくひん次々つぎつぎ連載れんさい開始かいしし、本誌ほんし全体ぜんたいにおける漫画まんが比重ひじゅう増加ぞうか一途いっと辿たどる。

読者どくしゃ参加さんか企画きかくめんでは、2012ねん6がつごうをもって『Baby Princess』が終了しゅうりょうし、連載れんさいしている作品さくひんは2010ねん開始かいしの『ラブライブ!』のみとなった。『シスプリ』『ハピレス』がはじまった1999ねん3がつごう以来いらいつねに2作品さくひん以上いじょう読者どくしゃ参加さんか企画きかく連載れんさいしていた本誌ほんしにとって、13ねんぶりの事態じたいとなった。

ひとのこった『ラブライブ!』は、2013ねんのテレビアニメによりだいヒットし、それにともなって本誌ほんしも『電撃でんげきラブライブ!』など史上しじょうはつ読者どくしゃ参加さんか企画きかく単独たんどく別冊べっさつ刊行かんこうしたほか、アプリゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』で使用しようできるシリアルコードを付録ふろくにつけるなど、『シスプリ』以来いらい展開てんかいせた。

2014ねん ハイレゾリューションアニメマガジン[編集へんしゅう]

2014ねん6がつごう大幅おおはば刷新さっしん実施じっし。それまでのひだりていじからみぎていじにわり、はんがたはABばんからA4ワイドばんへとおおきくなった。誌面しめん内容ないようは「ハイレゾリューションアニメマガジン」とうたい、それまでしたがえであったアニメをおもとした誌面しめん構成こうせいとなった[2]

同時どうじ連載れんさい漫画まんがはほぼすべてがしん創刊そうかん漫画まんが雑誌ざっし電撃でんげきG'sコミック』に移籍いせきした。だが、刷新さっしんにも漫画まんがしん連載れんさいはしばしばおこなわれ、また『G'sコミック』に移籍いせきしながらさい移籍いせきした作品さくひんもあり、刷新さっしん直後ちょくごよりもえている(2017ねん12がつ現在げんざい、5作品さくひん連載れんさい)。

2015ねん6がつごうより『ラブライブ!サンシャイン!!』がはじまり、『べびプリ』の終了しゅうりょう以来いらい3ねんぶりに、2つ以上いじょう読者どくしゃ参加さんか企画きかく連載れんさいする体制たいせいとなった。また『ウルトラ怪獣かいじゅう擬人ぎじん計画けいかく』(2014ねん)や『てんはなひゃくけん』(2015ねん)のような、KADOKAWAのウェブコンテンツ『電撃でんげきホビーウェブ(2015ねん5がつまでは雑誌ざっし電撃でんげきホビーマガジン』)とのともさく企画きかくはじまった。

2019ねん キャラクター専門せんもん、『ラブライブ!』専門せんもん分離ぶんり[編集へんしゅう]

2019ねん8がつごうでリニューアルを実施じっしはんがたをA4サイズへ縮小しゅくしょう誌面しめん内容ないようは「キャラクター専門せんもん」とし、毎号まいごう特定とくていのキャラクターを特集とくしゅう付録ふろく充実じゅうじつさせた。

また、ラブライブ!シリーズのみをあつかった専門せんもん『LoveLive!Days ラブライブ! 総合そうごうマガジン』を同年どうねん7がつより隔月かくげつ、2020ねん11月からは月刊げっかんされた。これまでも『電撃でんげきG's Festival!』『電撃でんげきラブライブ!』などの専門せんもん前例ぜんれいはあったが、いずれも限定げんていてきなものであり、特定とくてい作品さくひん専門せんもん定期ていき刊行かんこうするのははつである。

2022ねん 廃刊はいかん、ウェブ媒体ばいたい『G'sチャンネル』への移行いこう[編集へんしゅう]

10月28にち発売はつばいの12月ごうもっかみ媒体ばいたいでの発行はっこう終了しゅうりょう廃刊はいかんきゅうメディアワークスの発足ほっそくともなう『電撃でんげきPCエンジン』としての創刊そうかんから30ねんにわたる歴史れきしまくじることになった。

編集へんしゅう存続そんぞくし、廃刊はいかんはウェブ媒体ばいたいG'sチャンネル』へ一部いちぶ連載れんさいがれる。これにともない、従来じゅうらい本誌ほんし増刊ぞうかんとして刊行かんこうされてた『LoveLive!Days』が2023ねん1がつごうより派生はせいもと雑誌ざっしコードをいで独立どくりつ創刊そうかんあつかいとなり、12月27にちに『電撃でんげきG's magazine30周年しゅうねん感謝かんしゃごう』がこれまでとはぎゃくに『LoveLive!Days』2023ねん2がつごう増刊ぞうかんあつかいで刊行かんこうされた。

ページ構成こうせい[編集へんしゅう]

2014ねん6がつごうでのリニューアル以来いらい各種かくしゅコンテンツ・連載れんさい作品さくひん内容ないよう分類ぶんるいし、どう分類ぶんるいのものを連続れんぞくさせた誌面しめん構成こうせいとなっている。

SPECIAL
巻頭かんとう位置いち発売はつばいまえ発売はつばい直後ちょくごのゲームやアニメの特集とくしゅうまれる。おおきな展開てんかいむかえる読者どくしゃ参加さんか企画きかくなどが、ORIGINALから一時いちじてきにこちらへ移動いどうする場合ばあいもある。
ANIME
美少女びしょうじょキャラクターが活躍かつやくするアニメをげる。かず作品さくひんえがろしイラストが使つかわれる。
GAME
コンシューマーゲームとPCゲームの双方そうほうげる。
連載れんさい
本誌ほんしのオリジナル読者どくしゃ参加さんか企画きかく後述こうじゅつ)、小説しょうせつ漫画まんがとうのページ。

その大手おおてゲームブランドのファンページや、情報じょうほうページ「G's NEWS FLASH」、読者どくしゃ投稿とうこうページ「MOEMOE GARDEN」(カラーページとモノクロページ)などで構成こうせいされる。

本誌ほんし連載れんさい漫画まんが[編集へんしゅう]

連載れんさい開始かいしごうじゅん記載きさい太字ふとじ作品さくひん連載れんさいちゅう末尾まつびに★のある作品さくひん休載きゅうさいのまま再開さいかいせず(掲載けいさい期間きかん / 休載きゅうさい告知こくちのあったごう)。

本誌ほんし連載れんさい小説しょうせつ[編集へんしゅう]

連載れんさい開始かいしごうじゅん記載きさい

別冊べっさつ付録ふろく電撃でんげきG'sノベル」[編集へんしゅう]

本誌ほんし連載れんさいのオリジナル企画きかく[編集へんしゅう]

連載れんさい開始かいしごうじゅん記載きさい太字ふとじ作品さくひん最終さいしゅうごうまで連載れんさい他社たしゃ作品さくひんのファンページなどはふくまない。

制作せいさくアニメ作品さくひん[編集へんしゅう]

本誌ほんし制作せいさくたずさわったアニメ作品さくひんげる。年月としつき初回しょかい放送ほうそう

増刊ぞうかん[編集へんしゅう]

電撃でんげきメガドライブ
本誌ほんし姉妹しまいとしてメディアワークス設立せつりつのラインナップをかざるが、6ごう終了しゅうりょうした。
電撃でんげきPlayStation
1994 - 1995ねん刊行かんこう以降いこう独立どくりつ創刊そうかんし、メディアワークスの主力しゅりょくへ。
電撃でんげきG's PARADISE
1997ねん刊行かんこう。『センチメンタルグラフティ特集とくしゅうがメイン。
電撃でんげきG's Festival!
2004ねん12月より不定期ふていき刊行かんこう。1 - 2タイトルにしぼった特集とくしゅう記事きじ掲載けいさいした冊子さっし多数たすう特典とくてん付録ふろくがセットになっている。
電撃でんげきG's Festival! COMIC
2007ねん11月より、『電撃でんげきG's Festival!』より派生はせいするかたち発刊はっかんされた漫画まんが冊子さっし。『Festival!』同様どうよう多数たすう特典とくてん付録ふろくがセットになっている。
電撃でんげきG'sコミック
おもに『G's』本誌ほんしおよび『電撃でんげきG's Festival! COMIC』に掲載けいさいされた漫画まんが配信はいしんするデジタルコミック
2014ねん4がつには同名どうめい漫画まんが雑誌ざっし創刊そうかんされ、本誌ほんし連載れんさい漫画まんが大半たいはん移籍いせきした。
LoveLive!Days ラブライブ!総合そうごうマガジン
2019ねん6がつ3にちより隔月かくげつ刊行かんこう、2020ねん11月より月刊げっかんするとともに、編集へんしゅう担当たんとう本誌ほんし編集へんしゅうから「LoveLive!Days編集へんしゅう」として分離ぶんり。ラブライブ!シリーズのすべての作品さくひん網羅もうらした総合そうごう
Vol.02までは「ラブライブ!総合そうごうマガジン」の名称めいしょうめい一般いっぱん公募こうぼおこない、Vol.03より公募こうぼ決定けっていした「LoveLive!Days」として刊行かんこう本誌ほんし休刊きゅうかんともない、2023ねん1がつごうより雑誌ざっしコード(16459)をいで独立どくりつ創刊そうかんあつかいとなる。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 本誌ほんし読者どくしゃ参加さんか企画きかく漫画まんが本誌ほんし連載れんさいは、これがはつとなる。
  2. ^ なお、声優せいゆうインタビューコーナーは、現在げんざい不定期ふていきおこなわれているが、アニメ・ゲーム関係かんけいのラジオ番組ばんぐみ情報じょうほうコーナーについてはこのころさいリニューアルまえ終了しゅうりょうしている。
  3. ^ 1ページ漫画まんが以前いぜんは、読者どくしゃコーナーの宛先あてさき紹介しょうかいパートとして1996ねん7がつごう開始かいし
  4. ^ a b 本誌ほんしではなく、別冊べっさつ付録ふろく掲載けいさい
  5. ^ a b 事実じじつじょうり。
  6. ^ 前後ぜんごへんのみの短期たんき連載れんさい
  7. ^ 連載れんさい当初とうしょ題名だいめいは『Rewrite』であり、単行本たんこうぼんともなって2011ねん6がつごうより副題ふくだい付加ふかされた。
  8. ^ 電撃でんげきG's Festival! COMIC』より移籍いせき
  9. ^ 電撃でんげきG'sコミック』Vol.11より休載きゅうさいつづき、『電撃でんげきG'sコミック』2015ねん11がつごうにて『電撃でんげきG's magazine』での連載れんさい再開さいかい告知こくちされた。
  10. ^ えがろしの単行本たんこうぼんだい1かんつづき。
  11. ^ 2015ねん6がつごうまではサブタイトル未定みていだった。
  12. ^ 2016ねん11月26にち発売はつばい単行本たんこうぼんより、よりぬきの4コマすうを「電撃でんげきG'sノベル」に掲載けいさい
  13. ^ 電撃でんげきG'sコミック』2017ねん10がつごうよりだい1特別とくべつ掲載けいさい
  14. ^ 作者さくしゃ病気びょうき療養りょうようともな休載きゅうさい

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ MONEYzine|フィギュアけた男性だんせい即日そくじつ完売かんばい休刊きゅうかん相次あいつなか付録ふろく雑誌ざっしだけが大人気おとなげ”. 2011ねん10がつ30にち閲覧えつらん
  2. ^ アニメも! ゲームも! ノベルも! 人気にんきタイトルだけをあつめたメディアミックスコミック電撃でんげきG’sコミック」4がつ30にちみず誕生たんじょう”. 2017ねん3がつ27にち閲覧えつらん
  3. ^ 電撃でんげきG's magazine』2019ねん1がつごう、p.112
  4. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん2がつごう、p.32
  5. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん2がつごう、p.33
  6. ^ LOOPERS 公式こうしきサイト”. Key. 2020ねん12月11にち閲覧えつらん
  7. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん3がつごう、p.48
  8. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん3がつごう、p.56
  9. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん3がつごう、p.50
  10. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん3がつごう、p.52
  11. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん3がつごう、p.51
  12. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん3がつごう、p.54
  13. ^ a b 電撃でんげきG's magazine』2018ねん3がつごう、p.57
  14. ^ 電撃でんげきG's magazine』2018ねん3がつごう、p.55

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]