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さとちょう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

さとちょう(ごうちょう)とは、古代こだい日本にっぽんにおいて、律令制りつりょうせい末端まったん組織そしきであるさとべる官職かんしょくである。さとさとばれていたときにはさとちょう(さとおさ/りちょう)とばれていた。

概要がいよう

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さとちょう郡司ぐんじ管轄かんかつにあり、ぜいて・きょ管理かんりなどをおも職務しょくむとしており、当地とうち有力ゆうりょく農民のうみんからえらばれ、いさおざつ免除めんじょされた。

奈良なら時代じだい初期しょきれいかめ元年がんねん(715ねん)にさとさと改名かいめいされたのにともない、さとちょう改称かいしょうされた。また、さとさと)が50編成へんせいされていたことから、じゅうながいて「さとおさ」とませる場合ばあいもあった(『万葉集まんようしゅうまき5)。平安へいあん時代じだい初期しょきまで土地とちうりけんなどにさとちょう連署れんしょしょうばんられる。その、10世紀せいきから11世紀せいきにかけての国衙こくが機構きこうさい編成へんせいとともにそのおおくが姿すがたし、伊勢いせ神郡かんごおりなどで例外れいがいてきのこるだけになった。

参考さんこう文献ぶんけん

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