野嵩のだけ

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野嵩のだけ（のだけ）は、沖縄おきなわ県けん宜野湾ぎのわん市しの地名ちめい。郵便ゆうびん番号ばんごうは901-2203。^[1]

地理ちり

宜野湾ぎのわん市し北東ほくとう部ぶに位置いちする。普天ふてん間あいだ・新城しんじょう・安あん仁ひとし屋や、北中城きたなかぐすく村むら安谷屋あだにや・石平いしだいら・北谷きただに町まち北前きたまえと隣接りんせつする。

宜野湾ぎのわん市役所しやくしょや宜野湾ぎのわん市し消防しょうぼう本部ほんぶなどの行政ぎょうせい施設しせつが立地りっちし、西部せいぶの字じ野嵩のだけには普天間ふてんま飛行場ひこうじょうが立地りっちしている。

歴史れきし

もともと野嵩のだけ(宜野湾ぎのわん村むら字じ野嵩のだけ)は中城なかしろ間あいだ切きりの普天間ふてんま村むらであり、現在げんざいの普天ふてん間あいだ(宜野湾ぎのわん市し普天間ふてんま)もまた普天間ふてんま村むらと呼よんでいた。後年こうねんにはそれらの混同こんどうを避さけるために字じ普天ふてん間あいだを普天間ふてんま権現ごんげん(普ひろし天満宮てんまんぐう)の所在地しょざいちとして寺てら普天間ふてんま、字じ野嵩のだけを前ぜん普天ふてん間あいだと称しょうした^[2]^[3]。野嵩のだけは尚なお敬けい王おうの代だいから世子せいし妃ひの領りょう邑とされ、世子せいし妃ひは野嵩のだけ按司加か那な志こころざしと号ごうした^[2]^[4]^[5]。

戦前せんぜんの野嵩のだけ村むらは現在げんざいの野嵩のだけ2-3丁目ちょうめに位置いちしており、戦後せんごには米べい軍ぐんに接収せっしゅうされ普天間ふてんま飛行場ひこうじょうが建設けんせつされた土地とちは主おもに耕作こうさく地ちである。

1977年ねん(昭和しょうわ57)に普天間ふてんま飛行場ひこうじょうの一部いちぶ用地ようちが返還へんかんされ、返還へんかんされた土地とちを中心ちゅうしんとして1980年ねん(昭和しょうわ60)に宜野湾ぎのわん市役所しやくしょが、1981年ねん(昭和しょうわ61)に消防しょうぼう本部ほんぶが普天ふてん間あいだから移転いてんした^[6]^[7]。現在げんざいは水道局すいどうきょくや市民しみん会館かいかんなどが位置いちし宜野湾ぎのわん市しの行政ぎょうせい的てき中心ちゅうしんとして機能きのうしている。

沿革えんかく

1671年ねん　宜野湾ぎのわん間あいだ切きりの新設しんせつに伴ともない、中城なかしろ間あいだ切きりから編入へんにゅうされる^[8]。
1904年ねん　町村ちょうそん制せいの施行しこうにより宜野湾ぎのわん間あいだ切きりが宜野湾ぎのわん村むらとなり、野嵩のだけは宜野湾ぎのわん村むら内ないの字じとなる。
1980年ねん　市役所しやくしょが普天ふてん間あいだから移転いてんする。

施設しせつ