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あたま

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひと頭部とうぶ
ミーアキャット頭部とうぶ
グレイ解剖かいぼうがく人間にんげん頭部とうぶ 1194

あたま(あたま)あるいは頭部とうぶは、動物どうぶつからだ前方ぜんぽう口器こうき感覚かんかく器官きかん中枢ちゅうすう神経しんけいけい集中しゅうちゅうして特別とくべつ分化ぶんかした部位ぶいである。みみといった感覚かんかく器官きかんや、摂食せっしょく器官きかんである口器こうきふくあわした前面ぜんめん部分ぶぶんは、とくかおぶことがある。頭部とうぶはしばしば可動かどうせいゆうするくびれた部分ぶぶんとなり、くびばれる。ヒトではかおくびのぞいた部分ぶぶん頭髪とうはつえており、この部分ぶぶんだけを頭部とうぶほか部分ぶぶんから区別くべつしてあたまぶこともある。

動物どうぶつ頭部とうぶ有無うむ

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動物どうぶつすべてが頭部とうぶつとはかぎらない。海綿動物かいめんどうぶつコケムシるいのような固着こちゃくせいぐんたいせい動物どうぶつや、とげ動物どうぶつのような放射ほうしゃ相称そうしょう動物どうぶつではくちはあるが、感覚かんかく器官きかんとくくちのある部位ぶい周辺しゅうへん集中しゅうちゅうしたり、そこで特別とくべつ分化ぶんかしょうじていることはない。また、中枢ちゅうすう神経しんけいけい自体じたいもなかったり、あってもくちのある場所ばしょ特別とくべつ発達はったつしているとはかぎらない。左右さゆう相称そうしょうくちのある方向ほうこう運動うんどうする動物どうぶつで、頭部とうぶ分化ぶんかしょうじている。動物どうぶつ運動うんどうするおおきな目的もくてきのひとつは、食物しょくもつ獲得かくとくである。前後ぜんご方向ほうこう移動いどうして活発かっぱつえさ生物せいぶつ捕食ほしょくするようになった動物どうぶつは、くちちかくにえさ生物せいぶつ獲得かくとくする構造こうぞうたい発達はったつさせ、この部位ぶい前方ぜんぽうけ、突進とっしんして食物しょくもつるようになった。このような生活せいかつおく動物どうぶつにとって、くち周辺しゅうへんには食物しょくもつ確認かくにんしたり、危険きけんぶつ察知さっちするための感覚かんかく発達はったつしていると都合つごうがよい。また、感覚かんかく発達はったつすると、ここからられる種々しゅじゅ情報じょうほうふくあいてき処理しょりする中枢ちゅうすう神経しんけいけいがこの近傍きんぼう発達はったつすることになる。こうして、動物どうぶつくち感覚かんかく器官きかん中枢ちゅうすう神経しんけいけいふくあわさせた頭部とうぶ獲得かくとくしたのである。

あたま具体ぐたいてき構造こうぞうについては頭部とうぶ参照さんしょう

あたま」がくことわざ・慣用かんよう

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あたまがらない
かんじ、対等たいとうえない
あたま
かしこ
あたまいた
頭痛ずつうがする、苦悩くのうする
あたまおも
おも
あたまかくしてしりかくさず
悪事あくじなどの一部いちぶかくしてすべかくしたつもりなのをあざけって
あたまかた
融通ゆうずうかない
あたまれる
あたまはたらきがはや
あたまがる
敬服けいふくする
あたまひく
謙虚けんきょ姿勢しせい
あたまふる
かんがえが時代じだいにそぐわない
あたまからみずびたる
予期よきせぬこと見舞みまわれる
あたまから湯気ゆげてる
激怒げきどする
あたまねつ(ごな)し
いぶんかずはしからめつける
あたまるよりしん
外見がいけんよりも中身なかみ重要じゅうよう
あたまでっかちしりつぼみ(しり窄り)
はじめはいきおいがよいがわりはるわない
あたまれる
記憶きおくする
あたまに(へ)
はら
あたまのぼ
逆上ぎゃくじょうする
あたまうえはええぬ
自身じしん始末しまつ出来できない
あたまくろねずみ
ものぬす人間にんげん
あたま天辺てっぺんからあし爪先つまさきまで
身体しんたい全体ぜんたい
あたまいためる
心配しんぱいする
あたまおさえる
勢力せいりょくちからおさえる
あたまかかえる
途方とほうれる
あたま
れる、じる
あたまげる
辞儀じぎする、たのむ、降参こうさんする、感心かんしんする
あたましぼ
工夫くふうする
あたま
かかわりを
あたまなやます
おもわずら
あたまねる
上前うわまえねる
あたまねじ
熱心ねっしん思考しこうする
あたまやす
冷静れいせいになる
あたままるめる
出家しゅっけする
あたまもたげ(もた)げる
おもいつく、台頭たいとうする
あたま(かぶり)を
あたま左右さゆうる。てんじて、否定ひていする。
あたま(ず)がたか
威張いばった態度たいど

関連かんれん項目こうもく

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