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高澤 等(たかさわ ひとし、旧姓:千鹿野等 1959年6月12日 - )は、日本の歴史研究家。日本家紋研究会会長。1959年埼玉県飯能市に生まれ、錦城高校卒業、城西大学中退[1]
[2]。
家紋分野ではフィールドワークで収集した膨大な家紋データに基づく研究スタイルを得意とし、その使用家や分布などの統計を用いて家紋研究・姓氏研究を行っている[3]。著書『家紋の事典』では、沼田頼輔の『日本紋章学』以来ほとんど書き換えられず定説化していた説にも、積極的に新説を唱えて家紋研究に一石を投じている[4]。
家紋だけでなく戦国史、姓氏、地名、風俗にも造詣が深くマルチな視点で著作活動を行っている。また『戦国武将 敗者の子孫たち』、『新・信長公記』など戦国時代関連の著書では独特の視点で積極的に新説を発表している。
- ^ 『戦国武将 敗者の子孫たち』(洋泉社)2012年 P239
- ^ 『家紋大事典』(東京堂出版)2021年 著者略歴
- ^ 『戦国武将 敗者の子孫たち』(洋泉社)2012年 P239
- ^ 『家紋大事典』(東京堂出版)2021年 序文