1840年代ねんだいの航空こうくう

ここでは、1840年代ねんだいの航空こうくうについて取とり上あげる。

1840年ねん

カナダのニューブランズウィック州しゅうのセイントジョンでLouis Anslem Lauriatが気球ききゅう、Star of the East号ごうでカナダ最初さいしょの気球ききゅう飛行ひこうを行おこなった。

イギリスのウィリアム・ヘンソンが蒸気じょうき動力どうりょくの飛行機ひこうきの構想こうそうをたて、フレデリック・マリオット、D・E・コロンバイン (D. E. Colombine)と共ともに特許とっきょを取得しゅとくし、資金しきんを集あつめる目的もくてきで同年どうねんにイングランドで「空中くうちゅう輸送ゆそう会社かいしゃ」 (Aerial Transit Company) を起業きぎょうした。

ヘンソンとジョン・ストリングフェローが蒸気じょうき機関きかんを搭載とうさいした模型もけい飛行機ひこうきを製作せいさく、下くだり勾配こうばいの付ついた台たいからの離陸りりくに成功せいこうした（ただし離陸りりく地点ちてん以上いじょうには上昇じょうしょうできず）。

7月がつ12日にち - オーストリア海軍かいぐんの気球ききゅう母艦ぼかん「ヴルカノ」（en:SMS_Vulcano）から有人ゆうじんの熱ねつ気球ききゅうを発はつ艦かんさせ、ヴェネツィア爆ばく撃げきを試こころみたが、逆風ぎゃくふうの気象きしょう条件じょうけんのために失敗しっぱいした。
7月がつ12日にち～25日にち- オーストリア－イタリア戦争せんそう（第だい一いち次じイタリア独立どくりつ戦争せんそう）で、オーストリア陸軍りくぐんのフランツ・ウハティウスが考案こうあんした10kgの重おもさの風船ふうせん爆ばく弾だんがヴェネツィアの攻撃こうげきに使用しようされた。合計ごうけい200発はつが使つかわれたが、効果こうかは小ちいさかった。^[1]
9月2日にち - フランスのフロンソワ・アルバン（François Arban）がフランスのマルセイユからイタリアのトリノまでの気球ききゅうでの飛行ひこうに成功せいこうした。
11月23日にち - フロンソワ・アルバンがトリノからバルセロナへの飛行ひこうを試こころみて行方ゆくえ不明ふめいになる^[2]。