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AX (アニメ雑誌ざっし)

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AXは、かつてソニー・マガジンズげんエムオン・エンタテインメント)から刊行かんこうされていたアニメ雑誌ざっし

本誌ほんし創刊そうかんどう時期じきから刊行かんこうされているあおりん工藝こうげいしゃ漫画まんが雑誌ざっしアックス』との関連かんれんせいい。

しん世紀せいきエヴァンゲリオン』『もののけひめ』のだいヒットによるアニメブームにのって1998ねん3がつ同年どうねん4がつごうとして創刊そうかんされた[1]。ソニー・マガジンズのコミック事業じぎょうからの撤退てったいともな2001ねん10月に同年どうねん11がつごうをもって休刊きゅうかんした。通巻つうかん44ごう

創刊そうかんごうは520えんと、ライバル雑誌ざっしの620えんの『アニメージュ』、530えんの『ニュータイプ』などにくら安価あんかだった。表紙ひょうし当時とうじ人気にんきのテレビアニメ『機動きどう戦艦せんかんナデシコ』の人気にんきキャラクター、ホシノ・ルリを起用きようしたことから、店頭てんとうれが続出ぞくしゅつしたという[2][3]

誌面しめんについては、先行せんこうの『ニュータイプ』とおなじくグラビア重視じゅうし編集へんしゅう方針ほうしん同一どういつはんがただった[3]ことから、『ニュータイプ』にそっくりだとの感想かんそうられた[4][5][6]

アニメ部門ぶもんやゲーム部門ぶもんつソニーグループのメディアミックス一翼いちよくにな[7]同誌どうし連載れんさいされた『Serial experiments lain』はアニメばんだいかい文化庁ぶんかちょうメディア芸術げいじゅつさいアニメーション部門ぶもん優秀ゆうしゅうしょう受賞じゅしょうなどたか評価ひょうかけた。また、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント出資しゅっししているアニメ専門せんもんチャンネルアニマックスでは、2000ねん3がつからつきに1かい『AX情報じょうほうきょく』という情報じょうほう番組ばんぐみ放送ほうそうし、編集へんしゅうちょう出演しゅつえんした。

アニメ雑誌ざっしとしては、いちはやくCD-ROMやDVDを付録ふろく採用さいようしたことも特徴とくちょうひとつであった。2000ねんごろからは定価ていかを880えんとし、アニメやゲームのプロモーション映像えいぞうやオリジナル企画きかくのインタビューやイベントレポートを収録しゅうろくしたDVDが毎月まいつき付録ふろくにつくようになった[3]

編集へんしゅうちょうには学研がっけんOVA専門せんもんアニメV』のふく編集へんしゅうちょうだった水間みずま英樹ひでき就任しゅうにんし、アニメ関連かんれん編集へんしゅうプロダクションのスタジオハード編集へんしゅう参加さんかしていた[3]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 氷川ひかわ竜介りゅうすけ世紀せいきまつアニメ熱論ねつろんキネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、2000ねん、p121-p122
  2. ^ 佐藤さとう良平りょうへい 「AX」創刊そうかんごう徹底てってい分析ぶんせき 岡田おかだおっとのおたくWeekly
  3. ^ a b c d 「アニメ情報じょうほう『AX』休刊きゅうかん」 2001ねん10がつ19にち ANIMAXIS
  4. ^ 岡田おかだおっと おたく雑誌ざっし2創刊そうかんだ! 岡田おかだおっとのおたくWeekly
  5. ^ 佐藤さとう良平りょうへい 「AX」創刊そうかんごう徹底てってい分析ぶんせき・・・NTよりでて 岡田おかだおっとのおたくWeekly
  6. ^ ABC(阿部あべ広樹ひろきいや、10ねんぶりですネ!! 岡田おかだおっとのおたくWeekly
  7. ^ 佐藤さとう良平りょうへい 「AX」創刊そうかんごう徹底てってい分析ぶんせき・・・で、なんいま 岡田おかだおっとのおたくWeekly

関連かんれん項目こうもく

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