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DUG OUT

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
『DUG OUT』
THE BLUE HEARTSスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん AVACO CREATIVE STUDIO
STUDIO SOUND DALI
SEDIC STUDIO
SOUND INN
NEW ORLEANS-RECORDING STUDIO
ジャンル パンク・ロック
時間じかん
レーベル イーストウエスト・ジャパン
プロデュース 今井いまいひろし
チャート最高さいこう順位じゅんい
THE BLUE HEARTS アルバム 年表ねんぴょう
STICK OUT
(1993ねん)
DUG OUT
(1993ねん)
PAN
(1995ねん)
『DUG OUT』収録しゅうろくシングル
  1. パーティー
    リリース: 1993ねん8がつ25にち
  2. 夕暮ゆうぐ
    リリース: 1993ねん10がつ25にち
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DUG OUT(ダッグ・アウト)は、THE BLUE HEARTSの7thアルバムである。

概要がいよう

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ジャケットに凹の文字もじがあり、前作ぜんさくSTICK OUTとは対照たいしょうてきにスロー&ミディアムの楽曲がっきょくあつめられている。きのえほんいわく、「前作ぜんさくSTICK OUTとつ)とほんさくDUG OUT(凹)は2つで1つのアルバム」だという。

楽曲がっきょくはSTICK OUT収録しゅうろくきょくどう時期じき制作せいさくされ、レコーディング作業さぎょうは1993ねん3がつからおこなわれた「STICK OUT TOUR」と並行へいこうしておこなわれた。

真島まじま作詞さくしした6作品さくひんちゅうすべてに「ふう」という文字もじ使つかわれている。雑誌ざっしのインタビューで指摘してきされるまで真島まじま本人ほんにんづかなかったという。そのにも「あめそらなつよる」という言葉ことば目立めだつ。

ブルーハーツというバンドのかたせたい、バンドをさいスタートさせたいというかぶとほん意向いこうのもと、いまさく前作ぜんさく『STICK OUT』が制作せいさくされたが2さく出来上できあがったときに、バンドのこれからの可能かのうせいよりも頑張がんばってもこれが限界げんかいかな、とかぶとほんかんじたという。

初回しょかい限定げんていばんは凹マークのはいったあおかみケースり。

『STICK OUT』と『DUG OUT』初回しょかい限定げんていばんはいっていた2つの応募おうぼけんわせておくるととつと凹、2まいのアルバムを収納しゅうのうできる専用せんようCDケースがもらえた。

2010ねん2がつ24にちに、25周年しゅうねん企画きかく一環いっかんで、デジタル・リマスタリングをほどこして再発さいはつすることが決定けってい

収録しゅうろくきょく

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CD
ぜん編曲へんきょく: THE BLUE HEARTS。
#タイトル作詞さくし作曲さっきょく時間じかん
1.手紙てがみ真島まじま昌利まさとし
2.みどりのハッパきのえほんヒロト
3.トーチソング真島まじま昌利まさとし
4.雨上あめあがり真島まじま昌利まさとし
5.としをとろう真島まじま昌利まさとし
6.よる盗賊とうぞくだん真島まじま昌利まさとし
7.キング・オブ・ルーキーきのえほんヒロト
8.「ムチとマント」きのえほんヒロト
9.たからもの河口かわぐちじゅんこれすけ
10.夕暮ゆうぐきのえほんヒロト
11.パーティーきのえほんヒロト
12.チャンス真島まじま昌利まさとし
合計ごうけい時間じかん:

楽曲がっきょく解説かいせつ

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  1. 手紙てがみ
    オーケストラ使用しようした楽曲がっきょくかぶとほんのボーカルはヴォコーダー加工かこうされている。
    真島まじま自身じしんのソロライブでこのきょくうたっている。
  2. みどりのハッパ
    ニューオリンズのブラスバンド、ダーティー・ダズン・ブラス・バンドがゲスト参加さんかしている。
    ライブではかぶとほんがタンバリンをって演奏えんそうした。
  3. トーチソング
    タイトルにあるトーチソングとは本来ほんらいこいをなくした女性じょせいうたうラブソングのるいいのことをいう。タイトルのインスパイア映画えいがトーチソング・トリロジー」から。
    凸凹おうとつツアーではメドレーの1きょくまれていたが、1994ねん6がつ19にちの凹ナイトではとしをとろうがフルコーラスだったのでカットされた。
  4. 雨上あめあがり
    凸凹おうとつツアーではメドレーの1きょくまれていた。  
    メドレーでは、キーをふたげてうたわれた。
  5. としをとろう
    真島まじまがボーカルをつとめる。
    凸凹おうとつツアーではメドレーの1きょくまれていたが、1994ねん6がつ19にちの凹ナイトではメドレーの最後さいごきょくとしてフルコーラスでうたわれた。
  6. よる盗賊とうぞくだん
    夕暮ゆうぐれ」のカップリングきょく
    べつバージョンがベスト・アルバムEAST WEST SIDE STORY』(1995ねん)に収録しゅうろくされている。
  7. キング・オブ・ルーキー
    ヒロトのおとうときのえもと雅裕まさひろのことをヒロトなりにうたったきょくである。
  8. ムチとマント
    凸凹おうとつツアーではメドレーの1きょくまれていた。
  9. たからもの
    河口かこうがボーカルをつとめる。
    凸凹おうとつツアーではメドレーの1きょくまれていた。
  10. 夕暮ゆうぐ
    なんだかうるさいなぁとおもって」と、きのえほん真島まじま無断むだん真島まじまのギター・トラック大幅おおはば削除さくじょ。それをった真島まじまんだらしいが、完成かんせいトラックをいて納得なっとくしたという。
    ライブではかぶとほんがリズムギターを、真島まじまがスタジオばんでは削除さくじょされたリードギターを演奏えんそうする。
  11. パーティー
    きょくフェードアウトする直前ちょくぜん部分ぶぶん梶原かじはら徹也てつやドラムはたこわした(たおした)おと微妙びみょうこえる。梶原かじはらいわく、「(きょくが)がってたのしくなってきたので」。
    ライブでは、トランペットがついた演奏えんそうのときもあった。
  12. チャンス

1993-1994ねんの「凸凹おうとつツアー」ではDUG OUTメドレーとしてアルバムに収録しゅうろくされているきょくをミックスして演奏えんそうされた。

ツアーちゅうきょくじゅんは「雨上あめあがり→ムチとマント→たからもの→としをとろう→トーチソング」だが、「凸凹おうとつツアー特別とくべつへん」とだいされた日比ひび谷野たにのおと2daysの2にち「凹Night」では「トーチソング」は演奏えんそうされず、そのかわりに「としをとろう」がフルで演奏えんそうされた。

かならず、このアルバムのきょく上記じょうきの「凸凹おうとつツアー特別とくべつへん以外いがいでは全曲ぜんきょくうたわれた。

凸凹おうとつツアー」ではしもネタがおおく、「まえほうにポコチンのでっかそうなやつがいるな 勝負しょうぶしようか」や「ま○こくろけりゃまめまでくろい」などとMCでっていた。

参加さんかミュージシャン

[編集へんしゅう]
THE BLUE HEARTS