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Intel SpeedStep テクノロジ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
EISTから転送てんそう

Intel SpeedStep テクノロジ(インテル スピードステップ テクノロジ 、Intel SpeedStep Technology)はPentium IIIから搭載とうさいされたインテルしょう電力でんりょく技術ぎじゅつたんSpeedStepともばれる。拡張かくちょう規格きかくEnhanced Intel SpeedStep Technology略称りゃくしょう: EIST)も存在そんざいする。

概要がいよう

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SpeedStepは、バッテリー駆動くどうのポータブルPCけに開発かいはつされた、CPU消費しょうひ電力でんりょくおさえる技術ぎじゅつである。 しょう消費しょうひ電力でんりょくはそれまではあまりかえりみられない分野ぶんやだったが、トランスメタCrusoeしょう電力でんりょく最大さいだい武器ぶきx86アーキテクチャCPU市場いちば参入さんにゅうするなど、競合きょうごうする製品せいひん危機ききかんいたインテルは従来じゅうらい製品せいひんしょう改良かいりょうにて競合きょうごうできるようにする必要ひつようせまられ、SpeedStepを開発かいはつするにいたった。

バッテリー駆動くどう商用しょうよう電源でんげん駆動くどうかを判断はんだんし、バッテリー駆動くどうならCPUの動作どうさ周波数しゅうはすう駆動くどう電圧でんあつとして消費しょうひ電力でんりょく低減ていげんさせる。また、一部いちぶのユーティリティを利用りようすれば電源でんげん依存いぞんせずに動作どうさモードをえることができる。

前述ぜんじゅつのとおりポータブルPCけに開発かいはつされた技術ぎじゅつだが、デスクトップPCようCPUの消費しょうひ電力でんりょく飛躍ひやくてき増大ぞうだいしてきているため、EISTはデスクトップようCPUにも搭載とうさいされている。開発かいはつコードネームは「Geyserville」。

SpeedStep テクノロジ(だいいち世代せだい

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Mobile Pentium IIIプロセッサで最初さいしょ実装じっそうされたしょう電力でんりょく機能きのう商用しょうよう電源でんげん最大さいだい処理しょり電池でんち電源でんげんしょう電力でんりょく処理しょりとで2種類しゅるい動作どうさモードをそなえる。

SpeedStep テクノロジ(だい世代せだい

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Mobile Pentium III-MプロセッサとMobile Pentium 4-Mプロセッサで実装じっそうされたしょう電力でんりょく機能きのう従来じゅうらい電源でんげんちがいでモード切替きりかえおこなっていたが、電源でんげんによらず状況じょうきょうによるモードのえも可能かのうにした。開発かいはつコードネームは「Geyserville-II」。

拡張かくちょうばん Intel SpeedStep テクノロジ (EIST)

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拡張かくちょうばん Intel SpeedStep テクノロジ (Enhanced Intel SpeedStep Technology、略称りゃくしょう: EIST) は、そのとおりSpeedStepを拡張かくちょうした規格きかくである。従来じゅうらいのSpeedStepは処理しょり能力のうりょくでは最大さいだいそく最低さいていそくの2種類しゅるいのモードのえだったが、EISTではすう段階だんかいなかあいだそくくわえられた。最初さいしょのSpeedStepの導入どうにゅう説明せつめいでインテルは、CPUが動作どうさしている最大さいだいとしていない最低さいていの2種類しゅるいだけで十分じゅうぶんしょう消費しょうひ電力でんりょく効果こうかがあるとっていた。しかしAMDやトランスメタといった競合きょうごう他社たしゃ同等どうとう機能きのう段階だんかい可変かへんであったためにそれに追従ついしょうしたこと、そしてメディア再生さいせいにおける、ひく処理しょり能力のうりょく連続れんぞくして発生はっせいする状況じょうきょうでは段階だんかいほう消費しょうひ電力でんりょくおさえられるためとえる。EISTの発表はっぴょう電源でんげん状態じょうたい可変かへん段数だんすう無関係むかんけいにSpeedStep規格きかくすべてEISTという名称めいしょうになっている。開発かいはつコードネームは「Geyserville-III」。

商用しょうよう電源でんげんにて稼動かどうする、サーバけやデスクトップPCけのCPUでは電池でんち消耗しょうもう考慮こうりょする必要ひつようはないが、処理しょり能力のうりょく向上こうじょうとともに消費しょうひ電力でんりょく増大ぞうだいし、放熱ほうねつ冷却れいきゃくにかかるコストが問題もんだいとなっている。そのため、プロセッサのしょう電力でんりょくモードは平均へいきん消費しょうひ電力でんりょく発熱はつねつおさえるために、必要ひつよう不可欠ふかけつ機能きのうになりつつある。今後こんごCeleronのごく一部いちぶのぞき、ほぼすべてのCPUに標準ひょうじゅん装備そうびとなるようである。

Intel Speed Shift テクノロジ (SST)

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関連かんれん項目こうもく

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