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SSOT

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
SSOT
所属しょぞく チリ宇宙うちゅう機関きかん(ACE)
チリ空軍くうぐん(FACh)
しゅ製造せいぞう業者ぎょうしゃ EADS Astrium
国際こくさい標識ひょうしき番号ばんごう 2011-076E
カタログ番号ばんごう 38011
状態じょうたい 運用うんようちゅう
目的もくてき 環境かんきょう資源しげん管理かんり災害さいがいモニタとう
観測かんそく対象たいしょう 地球ちきゅう
設計せっけい寿命じゅみょう 5ねん
打上うちあ場所ばしょ ギアナ宇宙うちゅうセンター
打上うちあ Soyuz 2.1a
打上うちあ日時にちじ 2011ねん12月17にち 23ふん(GMT)
物理ぶつりてき特長とくちょう
質量しつりょう 117kg
おも推進すいしん 化学かがくスラスタ(1N)×4
姿勢しせい制御せいぎょ方式ほうしき 3じく姿勢しせい制御せいぎょ
軌道きどう要素ようそ
周回しゅうかい対象たいしょう 地球ちきゅう
軌道きどう 太陽たいよう同期どうき軌道きどう
きんてん高度こうど (hp) 606km
とおてん高度こうど (ha) 612km
軌道きどう傾斜けいしゃかく (i) 97.99
軌道きどう周期しゅうき (P) 97ふん
観測かんそく機器きき
NAOMI マルチバンドイメージャ
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SSOT (Sistema Satelital para la Observacion de la Tierra)は2011ねんげられたチリ地球ちきゅう観測かんそく衛星えいせい。FASat-Alfa(1995ねん)およびFASat-Bravo(1998ねん)につづくチリの3番目ばんめ人工じんこう衛星えいせいであることからFASat-Charlieの別名べつめいもある。

概要がいよう

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SSOTはチリが保有ほゆうしたはつ地球ちきゅう観測かんそく衛星えいせいであり、重量じゅうりょう117kgの小型こがた衛星えいせいとしては分解能ぶんかいのう1.45mというこう解像度かいぞうど光学こうがくセンサーを搭載とうさいしている。チリ空軍くうぐんによって運用うんようされ、農林のうりんぎょう資源しげん開発かいはつ都市とし計画けいかく災害さいがい対策たいさくなどの民間みんかん用途ようとのほか、国防こくぼう分野ぶんや情報じょうほう収集しゅうしゅう麻薬まやく密売みつばい対策たいさくとしての国境こっきょう監視かんしまで多方面たほうめん活用かつようされる。SSOTの製造せいぞうは2008ねん7がつEADS アストリアム受注じゅちゅうした。この7,200まんドルの契約けいやくには首都しゅとサンティアゴかれる衛星えいせい運用うんよう施設しせつ建設けんせつと、技術ぎじゅつ習得しゅうとくのためフランスのトゥールーズ宇宙うちゅうセンターへチリの技術ぎじゅつしゃ20めい派遣はけんすることもふくまれている。 げは2011ねん12月17にちソユーズ2.1aロケットによってギアナ宇宙うちゅうセンターからおこなわれた。おなじロケットでげれたSSOTをふくむ6小型こがた衛星えいせいすべてEADSアストリウムしゃせいであり、うちSSOTと4軍用ぐんよう衛星えいせいELISAには同社どうしゃMYRIADEバスをもと製造せいぞうされている。

観測かんそく機器きき

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  • マルチバンドイメージャ NAOMI (New AstroSat Optical Modular Instrument)
可視かし光線こうせんからきんあかがいにわたる4波長はちょう観測かんそくおこなうマルチバンドイメージャ。パンクロマティックで1.45m、マルチスペクトルで5.8mの地上ちじょう解像度かいぞうどち、観測かんそくはばは10.15km。しゅうこう口径こうけい20cmの反射はんしゃ望遠鏡ぼうえんきょうであり3つの球面きゅうめんきょうからなるコルシュ光学こうがくけい採用さいようしている。特定とくてい対象たいしょう注視ちゅうしする場合ばあいなどは鉛直えんちょく下方かほう中心ちゅうしん衛星えいせい自体じたいを30までかたむけて撮影さつえいおこなう。同型どうけい光学こうがくセンサーはアルジェリアのAlSAT-2AやベトナムのVNREDSat-1Aにも採用さいようされている。

参考さんこう文献ぶんけん外部がいぶリンク

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