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SWIMO

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パンタグラフをりたたんで試運転しうんてんおこなうSWIMO-X(石山いしやまとおるにて 2008ねん3がつ17にち撮影さつえい

SWIMO(スイモ)は、川崎かわさき車両しゃりょう研究けんきゅう開発かいはつしている架線かせん蓄電池ちくでんち併用へいようしきちょうていゆか電車でんしゃハイブリッドLRV)。

SWIMOの名前なまえ由来ゆらいは「スムーズ (Smooth) な乗車じょうしゃ電化でんか区間くかんへの直通ちょくつう運転うんてん (WIn) をする移動いどう手段しゅだん (MOver) 」である。

概要がいよう

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SWIMOは3りょう固定こてい編成へんせいで、全長ぜんちょうは15m。架線かせんのある電化でんか区間くかんでは一般いっぱんてき電車でんしゃ同様どうようパンタグラフしゅうでんにより走行そうこうするが、電化でんか区間くかんでは川崎重工業かわさきじゅうこうぎょう独自どくじ開発かいはつしたニッケル・水素すいそ蓄電池ちくでんちである「ギガセル」の電力でんりょく使つかって走行そうこうする。また、回生かいせいブレーキ発生はっせい電力でんりょくや、電化でんか区間くかんでパンタグラフから電力でんりょく一部いちぶをこれらの充電じゅうでんようてることができる。5分間ふんかん充電じゅうでんで、平地ひらち場合ばあい、40km/hで10km走行そうこうできる。

2006ねん平成へいせい18ねん8がつ30にち筑豊ちくほう電気でんき鉄道てつどう2000かたち2103編成へんせい試験しけん車両しゃりょうとして使用しようし、ギガセル搭載とうさい運転うんてん成功せいこう2007ねん平成へいせい19ねん)、播磨はりま工場こうじょう兵庫ひょうごけん播磨はりままち)に、実際じっさい走行そうこう区間くかんし、電化でんか区間くかん電化でんか区間くかん混在こんざいした試験しけんよう線路せんろ敷設ふせつする。同年どうねん9がつ新造しんぞう3車体しゃたい連接れんせつしゃ「SWIMO-X」をもちいた試運転しうんてん開始かいし同年どうねん12がつから2008ねん平成へいせい20ねん)3がつまで札幌さっぽろ市電しでんで「SWIMO-X」と鉄道てつどう総研そうけん試作しさくしゃLH02かたち「Hi-tram」との比較ひかく試験しけん実施じっし営業えいぎょう運転うんてんおこなわなかった。

2010ねん平成へいせい22ねん現在げんざい岡山おかやま電気でんき軌道きどう導入どうにゅう検討けんとうしていることを発表はっぴょうしている[1]

しょもと

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  • 軌間きかん 1067mm
  • 定員ていいん 62にん座席ざせき定員ていいん28にん
  • 電気でんき方式ほうしき 直流ちょくりゅう600V
  • 編成へんせい質量しつりょう 30t(空車くうしゃ
  • 最高さいこう速度そくど 40km/h
  • 設計せっけい最高さいこう速度そくど 50km/h
  • 加速度かそくど 常用じょうよう - 2.5km/h/s、こう加速かそく - 3.5km/h/s
  • 減速げんそく 回生かいせい最大さいだい - 2.5km/h/s、常用じょうよう最大さいだい - 3.5km/h/s、非常ひじょう - 5.0km/h/s
  • 寸法すんぽう 15,000(ながさ)×2,330(はば)×3,780(たかさ)[mm]、底面ていめんたかさ330(出入口でいりぐち)・360(一般いっぱん)[mm]
  • 台車だいしゃ 先端せんたん - KW-184 2じくダイレクトマウント、中間ちゅうかん - KW-185 左右さゆう独立どくりつボルスタレス
  • ブレーキ 回生かいせいブレーキ優先ゆうせん電気でんき指令しれいしき空気くうきブレーキ
  • しゅ電動でんどう さんそう誘導ゆうどう電動でんどう 50kW×2
  • しゅ制御せいぎょ装置そうち 1C1M IGBT-VVVFインバータ×2
  • 駆動くどう装置そうち WNドライブ
  • 推進すいしんよう電池でんち 200Ah以上いじょう 大型おおがたニッケル水素すいそ蓄電池ちくでんち
  • たかし放電ほうでん制御せいぎょ装置そうち IGBT-チョッパ 250kW

注釈ちゅうしゃく

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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