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Shiplaunching

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
『Shiplaunching』
冨田とみたラボスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル
時間じかん
レーベル
プロデュース 冨田とみた恵一けいいち
チャート最高さいこう順位じゅんい
冨田とみたラボ アルバム 年表ねんぴょう
  • Shipbuilding
  • (2003ねん (2003)
  • Shiplaunching
  • (2006ねん (2006)
  • Shipahead
  • (2010ねん (2010)
EANコード
JAN 4547403005813, ASIN B000E1NXSQ
『Shiplaunching』収録しゅうろくシングル
  1. 「Like A Queen feat.SOULHEAD」
    リリース: 2005ねん2がつ23にち (2005-02-23)
  2. 「アタタカイ feat.田中たなか拡邦(MAMALAID RAG)」
    リリース: 2005ねん6がつ22にち (2005-06-22)
  3. ずっとみかけのなつ feat.CHEMISTRY
    リリース: 2005ねん9がつ21にち (2005-09-21)
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Shiplaunching』(シップランチング)は2006ねん2がつ22にち (2006-02-22)発売はつばいされた、冨田とみた恵一けいいちのセルフプロジェクト「冨田とみたラボ」(Tomita Lab)の2まいのアルバム。

解説かいせつ

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なまこえるものは(ドラム以外いがい)すべてなま演奏えんそう、シンセはすべてハード・シンセ」というフォーマットで制作せいさくされている[3]

1stアルバム『Shipbuilding』[4]リリースから1ねんほどしたころ冨田とみたすでほんさく収録しゅうろくきょくである「Like A Queen」と「アタタカイふくむ5きょく作曲さっきょく作業さぎょうえていたが、このタイミングでレコード会社かいしゃ移籍いせきはなしがった。移籍いせきともな当初とうしょ予定よていおくれたが、そのわりにリリースを吟味ぎんみすることができた。結果けっかとして、セカンドアルバムはソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ制作せいさく、アルバム・リリースに先立さきだちシングルを3さくリリース、ということがまった[5]

制作せいさくにあたり最初さいしょ作業さぎょうは2004ねんあきにオリジナル・ドラム・キットをむための素材そざいレコーディングからはじまった。2004ねん作業さぎょう冨田とみたにとっては3かい以下いか、ver.3)で、オリジナル・ドラムマシンとして構想こうそうしていたことがほぼ実現じつげんできたという『Shipbuilding』[4]でのシステム(ver.2)を踏襲とうしゅうしつつもよりおおくのキット、おとじょう設定せっていし、あらたに9セットのドラムをプログラミングした[5]

楽曲がっきょく制作せいさくについては先行せんこうシングルだい1だん「Like A Queen」からスタートした。2000年代ねんだいにおける冨田とみたラボには基本きほんコンセプトとしてシミュレーショニズムがあり、1st[4]では70年代ねんだい全般ぜんぱん対象たいしょうだった。だがほんさく制作せいさくころには冨田とみた興味きょうみが70年代ねんだい末期まっき〜80年代ねんだい初期しょきうつっていた。「Like A Queen」もデモの段階だんかいでは1970年代ねんだい中盤ちゅうばんのサウンドりだったのが最終さいしゅうてきにはアース・ウィンド・アンド・ファイアージャズ・フュージョンりに仕立したてた作風さくふうになっている。だい2だん「アタタカイ」は前作ぜんさく路線ろせんいだものになっているがこれについて冨田とみたは、「Like A Queen」をおおきな路線ろせん変更へんこうではなくヴァリエーションのひとつとしてとらえてもらえるよう1stとの連続れんぞくせい意識いしきしたのだとおもう、と回想かいそうしている[5]

3まいのシングル「ずっとみかけのなつ」のころにはアルバム作業さぎょう並行へいこうしていたが、それよりもゲスト・ヴォーカリストの人選じんせんほう音楽おんがく作業さぎょう以上いじょう時間じかんのかかる工程こうていだったという。冨田とみたは1stアルバム『Shipbuilding』[4]から3rdアルバム『Shipahead』[6]を「Shipシリーズ」と銘打めいうっているが、この3さくには人選じんせんにキャリアわく、ベテランわく、シンガー2にん以上いじょうゆうするグループわく冨田とみた自身じしんうたわく、そして男女だんじょかたよらないこと、という共通きょうつうするフォーマットがあった。Shipシリーズはシンガーを想定そうていせずに作曲さっきょくをしていたため、楽曲がっきょく最適さいてきかつ、フォーマットにも適合てきごうするだけでもいち仕事しごとであった。ゲスト・シンガーをフィーチャーする6きょく総勢そうぜい10めいのシンガーが参加さんかすることになり、ゲスト・シンガーの多彩たさいさも『Shiplaunching』の特徴とくちょうになっている。そして、ほんさくでは作詞さくしとシンガーを、冨田とみたはさんでのキャリア⇆若手わかて中堅ちゅうけんという図式ずしきにし、自身じしん歌唱かしょうする「Prayer On The Air」のみどう世代せだい高野たかのひろしにおねがいしている[5]

収録しゅうろくきょく

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  1. Shiplaunching  – (2:03)[7]
    作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  2. プラシーボ・セシボン feat. 高橋たかはし幸宏ゆきひろ+大貫おおぬき妙子たえこ  – (5:04)[7]
    作詞さくし堀込ほりごみだかじゅ / 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  3. Like A Queen feat. SOULHEAD  – (5:24)[7]
    作詞さくし吉田よしだ美奈子みなこ / 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  4. アタタカイ feat. 田中たなか拡邦 (MAMALAID RAG)  – (6:08)[7]
    作詞さくし高橋たかはし幸宏ゆきひろ / 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  5. Launching On A Fine Day  – (3:29)[7]
    作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  6. ずっとみかけのなつ feat. CHEMISTRY  – (6:32)[7]
    作詞さくし糸井いといしげるさと / 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  7. こいかさなかあいに feat. 山本やまもとりょうたいら  – (6:17)[7]
    作詞さくし鈴木すずき慶一けいいち / 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  8. しあわせのBlue feat. YOSHIKA  – (5:28)[7]
    作詞さくし大貫おおぬき妙子たえこ / 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  9. Is The Rest Silence?  – (2:40)[7]
    作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  10. Prayer On The Air  – (5:08)[7]
    作詞さくし高野たかのひろし / 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち

クレジット

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Produced by 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Musicians:

Shiplaunching

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO

プラシーボ・セシボン feat. 高橋たかはし幸宏ゆきひろ+大貫おおぬき妙子たえこ

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Vocals: 高橋たかはし幸宏ゆきひろ    YUKIHIRO TAKAHASHI
Vocals: 大貫おおぬき妙子たえこ    TAEKO ONUKI
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO
 
大貫おおぬき妙子たえこ TAEKO ONUKI by the courtesy of USM JAPAN, A UNIVERSAL MUSIC COMPANY

Like A Queen feat. SOULHEAD

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Vocals: SOULHEAD
Trumpets: 西村にしむら浩二こうじ    KOJI NISHIMURA
Trumpets: かんさか雅彦まさひこ    MASAHIKO SUGASAKA
Tenor Sax: 山本やまもと拓夫たくお    TAKUO YAMAMOTO
Trombone: 村田むらた陽一よういち    YOICHI MURATA
Strings: 金原かなはら千恵子ちえこストリングス    CHIEKO KINBARA STRINGS
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO
 
村田むらた陽一よういち YOICHI MURATA by the courtesy of Victor Entertainment

アタタカイ feat. 田中たなか拡邦 (MAMALAID RAG)

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Vocals: 田中たなか拡邦 (MAMALAID RAG)
Flute & Alto Flute: 山本やまもと拓夫たくお    TAKUO YAMAMOTO
Harp: 朝川あさかわ朋之ともゆき    TOMOYUKI ASAKAWA
Strings: 金原かなはら千恵子ちえこストリングス    CHIEKO KINBARA STRINGS
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO
Background Vocal: 原田はらだ郁子いくこ (クラムボン)    IKUKO HARADA (Clammbon)
 
原田はらだ郁子いくこ IKUKO HARADA Licensed by NIPPON COLUMBIA CO., LTD.

Launching On A Fine Day

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA

ずっとみかけのなつ feat. CHEMISTRY

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Vocals: CHEMISTRY
Flute: 山本やまもと拓夫たくお    TAKUO YAMAMOTO
Flute: 高桑たかくわ英世ひでよ    HIDEYO TAKAKUWA
Flugel Horn: 西村にしむら浩二こうじ    KOJI NISHIMURA
Trombone: 広原こうげんせいてん    MASANORI HIROHARA
Strings: 金原かなはら千恵子ちえこストリングス    CHIEKO KINBARA STRINGS
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO
 
CHEMISTRY by the courtesy of Sony Music Labels Inc.

こいかさなかあいに feat. 山本やまもとりょうたいら

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Vocals: 山本やまもとりょうたいら    RYOHEI YAMAMOTO
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO

しあわせのBlue feat. YOSHIKA

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Vocals: YOSHIKA
Trumpet: 西村にしむら浩二こうじ    KOJI NISHIMURA
Tenor Sax, Flute & Alto Flute: 山本やまもと拓夫たくお    TAKUO YAMAMOTO
Tenor Sax: 吉田よしだおさむ    OSAMU YOSHIDA
Trombone: 広原こうげんせいてん    MASANORI HIROHARA
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO

Is The Rest Silence?

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Vibraphone: 大石おおいし真理恵まりえ    MARIE OHISHI
Bass Clarinet: 山本やまもと拓夫たくお    TAKUO YAMAMOTO
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO

Prayer On The Air

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Instruments & Treatments: 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA
Violin: 金原かなはら千恵子ちえこ    CHIEKO KINBARA
Violin: 栄田えいだ嘉彦よしひこ    YOSHIHIKO EIDA
Viola: 古川ふるかわはら裕仁ひろひと    HIROHITO FURUGAWARA
Cello: 堀沢ほりさわ真巳まさみ    MASAMI HORISAWA
Tenor Sax & Bass Clarinet: 山本やまもと拓夫たくお    TAKUO YAMAMOTO
Percussion: 三沢みさわまたろう    MATARO

スタッフ

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Mixed by 冨田とみた恵一けいいち    KEIICHI TOMITA at Tomita Lab Studio
Recorded by 松田まつだ龍太りゅうた, 柏井かしわい日向ひなた, 冨田とみた恵一けいいち    LYUTA MAZTA, HYUGA KASHIWAI & KEIICHI TOMITA
Recorded at CRESCENTE STUDIO, ARTWORKS STUDIO, PRIME SOUND, SOUND FORM, AOBADAI STUDIO, Tomita Lab Studio
Mastered by 鈴木すずき浩二こうじ (Sony Music Studios, Tokyo)    KOJI SUZUKI at Sony Music Studios, Tokyo
 
Musicians coordination: NORIKO SEKIYA (FACE MUSIC)
Recording director: TAISHI KOREZAWA (TONE)
 
 
Art direction & design: YOSHIHIRO SUGAWARA (boris graphic engineering)
Photography: YOSHIHITO SASAGUCHI (A.K.A. MANAGEMENT)
Styling: MEGUMI DATE
Glasses by the courtesy of [8]
Hair & make-up: NATSUKA (A.K.A. MANAGEMENT)
Model: DANIELLE FERGUSON, GILLES BEAUFILS, FRANCIS DUTILLOEUL, RANDY GOINS, ROBERT MILLS, MOHHAMMED MIRZEI, IAN MOORE, BERNARD OUASSINI, KONSTANTIN RANEV, DAMIAN SEGAL, JERRY SUPPAN
 
 
A&R director: TSUTOMU NAKAMURA (Sony Music Associated Records)
A&R assistant director: MAKOTO UCHIDA (Sony Music Associated Records)
 
 
Marketing producer: HIROSHI SHIMIZU (Sony Music Associated Records)
Public relation: MASAYO MINAMIZUKA, MITSUMASA KINOSHITA, FUJIYOSHI HIROSHI, KAORU EIRAKU, HIRONORI TAKEUCHI, KAZUYA NAKAZAWA, KIYOKO KATSUTA, KENICHI GOKAN, YUMI SUZUKI, TAKASHI OKA, TAKASHI OTSUKA, YURIKO SUGIOKA (Sony Music Associated Records)
A&R desk: AYAKO HOSONO, YUKO HANASHIRO (Sony Music Associated Records)
Promotion desk: ERIKO MACHINO, MAYUMI USUDA (Sony Music Associated Records)
 
 
Sales promotion: HIROMI KANEHIRA, MINORI KATAYAMA (Sony Music Distribution)
Products coordination: RIEKO OHKURA (Sony Music Communications)
Web director & promotion: RIE KATSUKI (Sony Music Network)
Business affairs administration: HIROKO ENJOJI (Sony Music Entertainment)
Label manager: TAKAHARU IIDA (Sony Music Associated Records)
 
 
Artist management: SHINJI KAWAHARA, SUSUMU ARAI, YOKO INOUE (Blue One Music)
Management desk: YOKO MARUYAMA (Blue One Music)
 
 
A&R producer: NOBUYUKI KONDO (Sony Music Associated Records)
General producer: TATSUO ADACHI, AKIHIKO SHIMIZU (Blue One Music)
Executive producer: YASUYUKI OSHIO (Sony Music Associated Records)
『Shiplaunching [2019Mix]』
冨田とみたラボスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル
時間じかん
レーベル
プロデュース 冨田とみた恵一けいいち
冨田とみたラボ アルバム 年表ねんぴょう
  • M-P-C “Mentality, Physicality, Computer"
  • (2018ねん (2018)
  • Shiplaunching
    [2019Mix]
  • (2019ねん (2019)
EANコード
テンプレートを表示ひょうじ

2019ねん7がつ24にち (2019-07-24)には、冨田とみた本人ほんにんによるニュー・ミックスとバーニー・グランドマンのリマスタリングによる新装しんそうばん『Shiplaunching [2019Mix]』としてさい発売はつばいされた[3]。なお、カタカナ表記ひょうきが「シップローンチング」にあらためられている。

冨田とみたは、『Shiplaunching』がどんなかたちであれさいリリースされるさいは、ミックスをあらたにしようとかんがえていた。オリジナルは鈴木すずき浩二こうじのリマスタリングによって結果けっかてき素晴すばらしい仕上しあがりになったが、冨田とみたとしてはミックス段階だんかいすこしばかりの問題もんだいかんじていた。それは冨田とみた現在げんざいのプライベート・スタジオである「Tomita Lab Studio」にいたるまでのスタジオ遍歴へんれき関係かんけいしているという[5]

『Shipbuilding』[4]制作せいさく冨田とみたあらたにおおきめの物件ぶっけん遮音しゃおんとルームチューニングをはじめたが、以前いぜんのスタジオとまったおとちがい、どうやってものぞ音像おんぞうられず途方とほうれたという。結局けっきょく建物たてもの自体じたい構造こうぞう問題もんだいありと判断はんだんし、半年はんとし物件ぶっけんはらうことにした。そして『Shiplaunching』が制作せいさくされたプライベート・スタジオにいたるが、このとき前回ぜんかい反省はんせいまえて「堅牢けんろうなRC物件ぶっけん」(まえ物件ぶっけん一部いちぶ木造もくぞうだった)だいいち条件じょうけんさがし、最終さいしゅうてきには「Tomita Lab Studio」を自宅じたく併設へいせつするまでの6ねんほど使用しようし、物件ぶっけんえらびは結果けっかてき成功せいこうだったと回想かいそうしている。しかし、まえのプライベート・スタジオで自分じぶんみみのリファレンスにバイアスがかった直後ちょくごのため、しんスタジオ構築こうちくではなかなかおとまらず、ルーム・チューニングをなんもやりなおしたという。そんなスタジオで最初さいしょ完成かんせいさせたのが『Shiplaunching』だった[5]

上記じょうき理由りゆうにより、冨田とみたはリリース1ねんくらいには機会きかいがあればあらたなミックスをつくろうとかんがえていた。そして2019ねんにレコードでの再発さいはつはなしをいただき、すぐにニュー・ミックスを打診だしん快諾かいだくて、くわえてニュー・ミックスをつくるならと、CD/SACDでのリリースも決定けっていした[5]

ただし、ニュー・ミックスにはおおきな例外れいがいが2つある。ひとつは「Like A Queen」で、オリジナル・マルチ紛失ふんしつのためリマスタリングのみとなっている。シングルだい1だんとしてさき納品のうひんしていたためか、アルバム・マルチのなかふくまれていなかったようである。また、アルバム・マスタリングのときにイントロ前半ぜんはんばいのサイズにエディットしていたが、もとかたちもどされている。もうひとつは「Launching On A Fine Day」で、こちらはドラム・トラック紛失ふんしつのためあらたな音源おんげんでプログラミングされている。音色ねいろ変更へんこうされたが、ドラミングはオリジナルとおなじフレージングをこころがけたという[5]

ブックレットにはあらたに冨田とみた自身じしんによるセルフ・ライナー・ノーツが追加ついか掲載けいさいされ、アルバム制作せいさく過程かていやリミックスにいたった経緯けいい本人ほんにんにより解説かいせつされている。

収録しゅうろくきょく

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  1. Shiplaunching [2019 Mix]  – (2:03)[5][9]
    作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  2. プラシーボ・セシボン feat. 高橋たかはし幸宏ゆきひろ+大貫おおぬき妙子たえこ [2019 Mix]  – (5:01)[5][9]
    作詞さくし堀込ほりごみだかじゅ 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  3. Like A Queen feat. SOULHEAD [Original Mix]  – (5:12)[5][9]
    作詞さくし吉田よしだ美奈子みなこ 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  4. アタタカイ feat. 田中たなか拡邦 (MAMALAID RAG) [2019 Mix]  – (6:07)[5][9]
    作詞さくし高橋たかはし幸宏ゆきひろ 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  5. Launching On A Fine Day [2019 Mix]  – (3:29)[5][9]
    作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  6. ずっとみかけのなつ feat. CHEMISTRY [2019 Mix]  – (6:28)[5][9]
    作詞さくし糸井いといしげるさと 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  7. こいかさなかあいに feat. 山本やまもとりょうひらめ [2019 Mix]  – (6:11)[5][9]
    作詞さくし鈴木すずき慶一けいいち 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  8. しあわせのBlue feat. YOSHIKA [2019 Mix]  – (5:30)[5][9]
    作詞さくし大貫おおぬき妙子たえこ 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  9. Is The Rest Silence? [2019 Mix]  – (2:42)[5][9]
    作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち
  10. Prayer On The Air [2019 Mix]  – (5:05)[5][9]
    作詞さくし高野たかのひろし 作曲さっきょく編曲へんきょく冨田とみた恵一けいいち

クレジット

[編集へんしゅう]
2019 SA-CD HYBRID STAFF
 
Mixed by 冨田とみた恵一けいいち at Tomita Lab Studio
Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering Hollywood
SA-CD HYBRID transferred by 片田かただ浩史こうじ at Sony Music Studios Tokyo
 
Art Directions & Design : 菅原すがわら義浩よしひろ (boris graphic engineering)
Product Coordination : 星野ほしの真実まなみ, 千田せんだ怜奈れいな (Sony Music Solutions)
 
Arist Management : ちゅうさかえ けん (LOW END THEORY LLC.)
Director : 蒔田まきた さとし, 滝瀬たきせ しげる (Sony Music Direct)
Executive Producer : けんおか とおる, 大坂おおさか うつ (Sony Music Direct)

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ a b c d Tomita Lab. – Shiplaunching at Discogs”. Discogs. 2020ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん
  2. ^ 冨田とみたラボ/Shiplaunching”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社かぶしきがいしゃ. 2020ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん
  3. ^ a b 『Shiplaunching』(シップローンチング) 冨田とみたラボ”. otonano. Sony Music Direct (Japan) Inc.. 2020ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん
  4. ^ a b c d e 『Shipbuilding』2003ねん2がつ5にち (2003-02-05)発売はつばい 東芝とうしばEMI CD:BFCA-84002
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『Shiplaunching [2019Mix]』(Booklet)冨田とみたラボSony Music Direct (Japan) Inc.、2019ねん。MHCL-10116。 
  6. ^ 『Shipahead』2010ねん2がつ3にち (2010-02-03)発売はつばい rhythm zone 通常つうじょうばん:RZCD-46841
  7. ^ a b c d e f g h i j 『Shiplaunching』(Booklet)冨田とみたラボSony Music Associated Records、2006ねん。AICL-1731。 
  8. ^ ブックレットではここに会社かいしゃのロゴがはいるが、Wikipediaでは再現さいげんできないため割愛かつあい
  9. ^ a b c d e f g h i j k 冨田とみたラボ/Shiplaunching [2019Mix]”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社かぶしきがいしゃ. 2020ねん7がつ20日はつか閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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