亨とおる

漢字かんじ

亨とおる

• 部首ぶしゅ: 亠亠 + 5 画が
• 総画そうかく: 7画かく7
• 異体いたい字じ: 亯（古体こたい）、𠅖（古体こたい）, 𬽉（俗字ぞくじ）
• 筆順ひつじゅん : ファイル:亨とおる-bw.png

字源じげん

• 象形しょうけい。「高こう」「京きょう」等とうと同おなじく建物たてものの形かたち、また一説いっせつに宗廟そうびょうの形かたち。楷書かいしょでは「亯」や「享とおる」の形かたちにも作つくる。「すすめる」「献上けんじょうする」を意味いみする漢語かんご｛享とおる /*hlangʔ/｝を表あらわす字じ。また仮借かしゃくして「煮にる」を意味いみする漢語かんご｛烹 /*phraang/｝や、順調じゅんちょうであることを意味いみする漢語かんご｛亨とおる /*hraang/｝に用もちいる。
  • ちなみに「郭かく」の偏へんは「𩫖」（城郭じょうかくの象形しょうけい）に由来ゆらいし、筆画ひっかくの簡略かんりゃく化かにより「享とおる」となったもので、本ほん項こうの「亨とおる」及およびその異体いたい字じである「享とおる」とは異ことなる（それぞれの字じの甲かぶと骨こつ文ぶん・金文きんぶんの形かたちと用法ようほうを参照さんしょう）。

小篆しょうてん	流伝りゅうでんの古こ文字もじ
《説せつ文ぶん》 （漢かん）	《六書りくしょ通どおり》 （明あきら）

甲骨文字こうこつもじ	金文きんぶん	小篆しょうてん	流伝りゅうでんの古こ文字もじ
殷いん	西にし周あまね	《説せつ文ぶん》 （漢かん）	《六書りくしょ通どおり》 （明あきら）

意義いぎ

1. とおる、とおりぬける。

日本語にほんご

発音はつおん^(?)

• 音読おんよみ
  • 呉音ごおん : キョウ(キャゥ)、コウ(カゥ)、ヒョウ(ヒャゥ)
  • 漢音かんおん : コウ(カゥ)、キョウ(キャゥ)、ホウ(ハゥ)
• 訓読くんよみ

  とおる、あき、なが、あきら、ゆき、みち、たてまつ-る、とおるふ、とうる

熟語じゅくご

• 元げん亨とおる

中国ちゅうごく語ご

亨とおる *

• ロろーマ字まじ表記ひょうき
  • 普通ふつう話ばなし
    • ピンイン: hēng (heng1)
    • ウェード式しき: heng¹
  • 広東かんとん語ご
    • イェール式しき: hang1

朝鮮ちょうせん語ご

亨とおる *

• ハングル: 형, 향, 팽
• 音おと訓読くんよみ: 형통할 형, 드릴 향, 삶을 팽
  • 文化ぶんか観光かんこう部ぶ2000年ねん式しき: hyeong, hyang, paeng
  • マッキューン＝ライシャワー式しき: hyŏng, hyang, p'aeng

ベトナム語ご

亨とおる *

• ロろーマ字まじ表記ひょうき
  • Quốc ngữ: hanh

コード等とう

• Unicode
  • 16進しん：4EA8
  • 10進しん：20136
• JIS X 0208(-1978,1983,1990)
  • JIS
    • 16進しん：357C
  • Shift JIS
    • 16進しん：8B9C
  • 区点くてん：1面めん21区く92点てん
• 四角号碼しかくごうま : 0020₇
• 倉くら頡入力にゅうりょく法ほう : 卜ぼく口こう弓ゆみ弓ゆみ (YRNN)