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高高(タカダカ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

高高たかだかみ)タカダカ

デジタル大辞泉だいじせんこうだか」の意味いみみ・例文れいぶん類語るいご

たか‐だか【こうだか

ふるくは「たかたか」》
ふく

㋐きわだってたかいさま。「はた高高たかだかかかげる」
ごえおとおおきくひびわたるさま。「高高たかだかげる」「サイレン高高たかだかる」
最高さいこう見積みつもってもたいしたことではないさま。せいぜい。「高高たかだかいち〇〇えん出費しゅっぴ」「高高たかだか子供こどもあしだ、とおまではいけまい」
精精せいぜいせいぜい用法ようほう
かたちどうナリ]背伸せのびをするようにして、こんこんかとちこがれるさま。
「あをによし奈良ならにあるいもうとが―につらむこころしかしかにはあらじか」〈まんよんいちなな
[類語るいご](1たか小高こだかうずたかいたからか亭亭ていてい/(2ほのかささやかいくばく微塵みじんみじん些細ささいささいまばらあるかなきか一縷いちるいちるただたったたかがせいぜいわずか僅僅きんきんきんきんすくないすこほんのすこしく少少しょうしょうちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持こころも気持きも多少たしょう若干じゃっかん二三にさん少数しょうすう少量しょうりょうかぞえるほどしばらくなけなしひく手薄てうすすくなめ内輪うちわ軽少けいしょう軽微けいび微弱びじゃく微微びび微少びしょう僅少きんしょうきんしょう些少さしょうさしょう最少さいしょう微量びりょうちびちびいちつまみいちにぎ一抹いちまつ一息ひといき紙一重かみひとえすずめすずめなみだはなのこすくないちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらりつめあかあか小口おぐちささやか寸毫すんごうすんごうプチ

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精選せいせんばん 日本にっぽん国語こくごだい辞典じてんこうだか」の意味いみみ・例文れいぶん類語るいご

たか‐だか【こうだか

  1. [ 1 ] 形容動詞けいようどうしナリ活用かつよう ( ふるくは「たかたか」 ) つまさきち、のびするようにして心待こころまにするさま。ひどくちこがれるさま。
    1. [初出しょしゅつ実例じつれい]「白雲しらくものたなびくやまこう(たかたか)われおもいもうとむよしもがも」(出典しゅってん万葉集まんようしゅう(8Cよんななはち)
  2. [ 2 ] 副詞ふくし
    1. ( おおく「と」をともなってもちいる ) 目立めだってたかいさま。非常ひじょうたかいさま。
      1. [初出しょしゅつ実例じつれい]「そうおとこのぼのち(しりへ)のぼるに、すずろ高々たかだかのぼる」(出典しゅってん今昔こんじゃく物語ものがたりしゅう(1120ころか)いちきゅう)
      2. 「その建物たてもの高々たかだかそびえてゐる」(出典しゅってん星座せいざ(1922)〈有島ありしま武郎たけお〉)
    2. ( おおく「と」をともなってもちいる ) こえおおきくいうさま。こえたかくすみとおって、とおくまでこえるさま。
      1. [初出しょしゅつ実例じつれい]「たかだかとうちわらいひうちわらいひしきゅうふにほひ」(出典しゅってんよるさとし(1045‐68ごろ)
    3. 十分じゅうぶん見積みつもっても、たいしたことではない、という話者わしゃ気持きもちあらわす。せいぜい。
      1. [初出しょしゅつ実例じつれい]「高高たかだか(タカダカ)ぎんいちりょうもんめまでではござるまい」(出典しゅってん浮世草子うきよぞうし傾城けいせいきん短気たんき(1711)ろく)
      2. 「たかだかよんじゅうにんのつもりだったから」(出典しゅってん春泥しゅんでい(1928)〈久保田くぼた万太郎まんたろう向島むこうじま)
  3. [ 3 ] 名詞めいし かなりのがく数量すうりょうおおいこと。
    1. [初出しょしゅつ実例じつれい]「かれ代官だいかんさるこうは、東寺とうじちゅう西方せいほうよりあしさるこう々のすすむもあることにてこうあいだなんうけたまわこうどもわたりさるこうなとさるこうあいだ」(出典しゅってん東寺とうじひゃくごう文書ぶんしょ‐に・えい享年きょうねんちゅう(1421‐49)きゅうがついちにち則宗のりむね書状しょじょう)

こう‐こうカウカウこうだか

  1. 形容動詞けいようどうしナリ活用かつようタリ 〙 非常ひじょうたかいさま。たかだかとしているさま。
    1. [初出しょしゅつ実例じつれい]「たま石畳いしだたみきん欄干らんかんありて高々たかだかたる山門さんもんみるへたり」(出典しゅってん地蔵じぞう菩薩ぼさつ霊験れいけん(16Cさん)
    2. [その文献ぶんけん]〔詩経しきょうしゅう頌・敬之たかゆき

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普及ふきゅうばん どおりこうだか」のみ・字形じけい画数かくすう意味いみ

こうだか】こうこう(かうかう)

高々たかだかと。たかし・曹植〔ざつななしゅだかだかとして、うえ(かみ)きわまりし てんやす(いづく)んぞきゅうむべけん 此のきゃくの (み)を捐(す)ててえびすしたがえふに(に)たり

どおりこう」の項目こうもく

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