皆さん、「ほめちぎる教習所」という自動車学校を聞いたことがありますか。ご存知でしょうか。
今回、2018年10月23日に私たち外国人リポーターはその名を尋ねて、教官は生徒を決して𠮟らない伝説の教習所――南部自動車学校にたどり着きました。南部自動車学校は「ほめちぎる教習所」という特徴で有名です。さらに、「外国人が活躍している会社」としても知られています。
三重県ではポルトガル語を母国語とするブラジル国籍の人が一番多く、次いで中国籍の人が多く住んでいます。しかし、日本全国では中国籍の人が一番多く、三重県では中国籍の人は増加の傾向があるので、2018年4月から英語、ポルトガル語の次に中国語による運転免許学科試験が始まりました。南部自動車学校はこれを一足先に察し、動き始め、3年前から中国人社員を受け入れて指導員に育成し、中国語のみで講習を始めました。現在、中国語で講習を行う指導員さんは3人いて、その中の2人は中国人です。指導員が3人いても、まだ足りない状況で、多くの中国人が入校を待っているということでした。これからも積極的に中国語で講習できる人を募集していきます。
今回取材した金さん、趙さん、お二人の中国人指導員さんは元気が溢れ、生き生きしているイメージが印象的でした。お二人は自分の南部自動車学校での仕事に誇りを持ち、楽しんでいる様子でした。その理由の一つ、「ほめちぎる手法」は教官と生徒の間だけではなく、社員の間でも行われているそうです。とても融和的な社内環境があるとおっしゃっていました。もう一つは、運転免許を取る生徒の面倒を一回限りではなく、卒業後も無料で運転チェックをするサービスを提供し、「永遠の安全」を提供します。また、運転のスキルに加えて、安全運転の知識もたくさん教えます。これらのことは、お二人にとって、とてもやりがいがあることです。
「今までは、全国から生徒を募集しました。これからは、AI技術による自動運転の時代に対応しながら、更なる優秀な自動車学校を目指して、頑張りたい。」と社長の加藤さんはおっしゃっていました。