尾田おだ栄一郎えいいちろうが渡辺わたなべ晋すすむ賞しょうを受賞じゅしょう、「ONE PIECE FILM RED」のプロデューサーとして

「ONE PIECE FILM RED」の総合そうごうプロデューサー・尾田おだ栄一郎えいいちろうが、第だい18回かい渡辺わたなべ晋すすむ賞しょうを受賞じゅしょうした。

渡辺わたなべ晋すすむ賞しょうは、渡辺わたなべプロダクション創業そうぎょう50周年しゅうねんを機きに創設そうせつされたもの。大衆たいしゅう文化ぶんかの発展はってんに多大ただいの貢献こうけんをしたエンタテインメント業界ぎょうかいのプロデューサーを選考せんこう対象たいしょうとしている。

尾田おだはプロデュースチームを先導せんどうして監督かんとく、脚本きゃくほん家か、演者えんじゃを決定けってい。映画えいがのヒロインであるウタの歌唱かしょうキャストにAdoを起用きようし、第だい一線いっせんで活躍かつやくする多数たすうのアーティストから提供ていきょうされる楽曲がっきょくをプロデュースチームや監督かんとくとともに厳選げんせんした。そして「ONE PIECE FILM RED」を観客かんきゃく動員どういん1427万まん人にん、興行こうぎょう収入しゅうにゅう197億おく円えん、さらには2022年度ねんど国内こくない興行こうぎょう成績せいせき1位い、国内こくないの映画えいが興行こうぎょう収入しゅうにゅうランキング歴代れきだい8位いという結果けっかに導みちびいたことから今回こんかいの受賞じゅしょうに至いたった。ヒットシリーズの作家さっかとしてのみならず、映画えいがの企画きかく・製作せいさく・宣伝せんでんを総合そうごうプロデュースした姿勢しせいおよび実行じっこう力りょくが高たかく評価ひょうかされている。

受賞じゅしょうに寄よせて尾田おだからは直筆じきひつのコメントが到着とうちゃく。「25年ねん前まえに小ちいさな部屋へやで、一いち枚まいの紙かみから始はじめたONE PIECEという1つの作品さくひんが、一体いったいどこまで人ひとを楽たのしませられるのか。25年ねん目めに発表はっぴょうした映画えいが『RED』も、全すべてを見みてきた自分じぶんとしては、今いま、でき得える全力ぜんりょくの挑戦ちょうせんと過去かこの様々さまざまな要因よういん、人ひと因いんの抱合ほうごうだったと感かんじています」と語かたった。なお去さる3月2日にちに行おこなわれた授賞じゅしょう式しきには週刊しゅうかん少年しょうねんジャンプ編集へんしゅう長ちょうの中野なかの博之ひろゆき氏しが出席しゅっせきした。

尾田おだ栄一郎えいいちろうコメント

錚々たる名前なまえの並ならぶ栄さかえある賞しょうをいただき、光栄こうえいかつ、恐縮きょうしゅくです。
25年ねん前まえに小ちいさな部屋へやで、一いち枚まいの紙かみから始はじめたONE PIECEという1つの作品さくひんが、一体いったいどこまで人ひとを楽たのしませられるのか。25年ねん目めに発表はっぴょうした映画えいが「RED」も、全すべてを見みてきた自分じぶんとしては、今いま、でき得える全力ぜんりょくの挑戦ちょうせんと過去かこの様々さまざまな要因よういん、人ひと因いんの抱合ほうごうだったと感かんじています。
だったら、エンターテイメントも先人せんじん達たちの功績こうせきの先さきに出来できる事ことがあるのでしょう。
賞しょうに甘あまんじる事ことなく、更さらなる巨大きょだいな“ひま潰つぶし”の製作せいさくを目指めざしたいと思おもいます。
今回こんかい、一いち漫画まんが家かをプロデューサーという角度かくどから認みとめてくださった事ことを、とても嬉うれしく思おもいます。
この賞しょうに関かかわる全すべての皆様みなさまと、OP（ワンピース）を支ささえてくださっている全すべての皆様みなさまに深ふかく感謝かんしゃ致いたします。
ありがとうございます!!

Eiichiro Oda