藤井ふじい隆たかしらSLENDERIEアクト集合しゅうごう！ サンリオピューロランドで「live ideal」

11月7日にちに東京とうきょう・サンリオピューロランド エンターテイメントホールにて藤井ふじい隆たかし主宰しゅさいレーベル、SLENDERIE RECORDのライブイベント「SLENDERIE RAYO live ideal」が開催かいさいされた。

昼夜ちゅうや2部ぶ構成こうせいで行おこなわれた本ほん企画きかくには、10月にリリースされたオムニバスアルバム「SLENDERIE ideal」の参加さんかアーティストの中なかから藤井ふじい隆たかし、レイザーラモンRG、とくこ、暗黒あんこく天使てんし、椿つばき鬼おに奴やつ、後藤ごとう輝あきら基もと（フットボールアワー）、川島かわしま明あきら（麒麟きりん）、早見はやみ優ゆうが出演しゅつえん。さらにサンリオピューロランドでのライブに合あわせて、サンリオのキャラクターたちも応援おうえんに駆かけ付つけた。この記事きじでは昼ひるの部ぶの模様もようをレポートする。

今回こんかいのライブ演出えんしゅつは「SLENDERIE ideal」のアートディレクションも手てがけた高村たかむら佳典よしのりが担当たんとう。ステージにはライトが巨大きょだいなピラミッド状じょうに設置せっちされ、舞台ぶたい上じょうをきらびやかに彩いろどった。さらにアルバムの楽曲がっきょく制作せいさくを務つとめた堂島孝平どうじまこうへいが一部いちぶライブやMCパートのゲスト、冨田とみた謙けんが楽曲がっきょくの演奏えんそうで参加さんかし、各かくアクトのステージをサポートした。

まず藤井ふじいたちは「SLENDERIE ideal」のスタートを飾かざるインスト「ideal」に乗のせて登場とうじょうし、来場らいじょう者しゃたちや配信はいしん視し聴者ちょうしゃを歓迎かんげいした。トップバッターを務つとめたレイザーラモンRGは「アクアマリンのままでいて」を、原曲げんきょくの歌唱かしょう者しゃであるカルロス・トシキへのリスペクトあふれるボーカルスタイルで熱唱ねっしょう。一方いっぽう羽織はおりを身みに付つけての「いただきます」では、観客かんきゃくたちと一緒いっしょに“いただきます”ポーズを行おこない一体いったい感かんを高たかめた。

続つづいてのタームでは、オムニバスで初はじめてオリジナル曲きょくを発表はっぴょうしたアクトが立たて続つづけに登場とうじょう。駅員えきいん風ふうの衣装いしょうに身みを包つつんだとくこは「T.T.S」で車掌しゃしょうの確認かくにん動作どうさを取とり入いれたダンスを踊おどりつつ、幻想げんそう的てきなサウンドに合あわせて伸のびやかに歌うたった。対たいして暗黒あんこく天使てんしは「Dirty Angel」で激はげしいロックサウンドに合あわせてパワフルな歌声うたごえを響ひびかせ、オーディエンスを圧倒あっとうした。

冒頭ぼうとうに登場とうじょうした3組くみが感想かんそうを語かたるMCを挟はさみ、光ひかる球体きゅうたい・地球ちきゅう玉だまを手てにしてステージに立たった椿つばき鬼おに奴やつは「運命うんめいのリビルド」で架空かくうのアニメ「超ちょう空そらのギンガイアン」の壮大そうだいな世界せかい観かんを表現ひょうげん。彼女かのじょが地球ちきゅう玉だまを天てんにかざすと、フロアには椿つばきと同おなじく地球ちきゅう玉だまを掲かかげる人ひとたちがそこかしこに現あらわれた。さらに「Love's Moment」ではアグレッシブ烈子れつこも登場とうじょうし、椿つばきのパフォーマンスをキュートな身振みぶりでアシストした。

続つづいてステージに登場とうじょうしたのは、SLENDERIE RECORDのYouTube公式こうしきチャンネルで自身じしんの歯はにまつわるエピソードを紹介しょうかいするコンテンツ「dental ch」に出演しゅつえんしていた後藤ごとう輝あきら基もと。「悲かなしみSWING」では落おち着ついた佇たたずまいでセクシーな歌声うたごえを届とどけ、観客かんきゃくたちを魅了みりょうしていった。後藤ごとうと同おなじくレーベルのYouTubeチャンネル内ないコンテンツ「tenor ch」に出演しゅつえんした川島かわしま明あきらは、観客かんきゃくの前まえで初はじめてテナーサックスの演奏えんそうを披露ひろう。緊張きんちょうした様子ようすを見みせつつも、「where are you」を温あたたかな音色ねいろを奏かなで、拍手はくしゅを浴あびると「ちょっと、泣なくから……」とうれしそうに感謝かんしゃを述のべた。さらにフジファブリック「若者わかもののすべて」のカバーでは、どこか憂うれいを帯おびた歌声うたごえで会場かいじょうを包つつみ込こみ、ノスタルジックな余韻よいんを残のこして出番でばんを終おえた。

後半こうはんではレーベルヘッドの藤井ふじい隆たかしも「14時じまえにアレー」でパフォーマンスを展開てんかい。盛さかんに観客かんきゃくたちに向むかって手てを振ふり、にこやかな表情ひょうじょうでフロアを見渡みわたした。伊礼いれい彼方かなたがイベントを欠席けっせきしたことに伴ともない、「SLENDERIE ideal」に収録しゅうろくされている「NEO POSITION」は後藤ごとうと藤井ふじいが代打だいだを務つとめる形かたちで歌うたわれた。この曲きょくではポチャッコも参加さんかし、ライブに集中しゅうちゅうする後藤ごとうの前まえに立たって盛さかんにアピール。あまりに熱心ねっしんなポチャッコの姿すがたにつられ、後半こうはんで後藤ごとうは「ポッポッポッポチャッコー！」と即興そっきょうでスキャットしてみせる。このスキャットがツボにハマった藤井ふじいは笑わらいが止とまらなくなり、別べつの楽曲がっきょくで真似まねする場面ばめんもあった。本編ほんぺん最後さいごのアクトを務つとめた早見はやみ優ゆうは「Right Here, Right Now」をクールに歌唱かしょう。ビートを効きかせたサウンドに合あわせてキレあるダンスを交まじえ、ダイナミックに本編ほんぺんを締しめくくった。

続つづけて早見はやみはアンコールの1曲きょく目めも担当たんとうし、「誘惑ゆうわく光線こうせん・クラッ！」をリトルツインスターズ（キキ＆ララ）と共ともに披露ひろう。堂島どうじまがゲスト参加さんかした「DARK NIGHT」は巧たくみにボーカルパートを振ふり分わけたアレンジとなり、藤井ふじいと堂島どうじまの2人ふたりの息いきぴったりな掛かけ合あいが前面ぜんめんに押おし出だされた。そして最後さいごはポジティブな雰囲気ふんいきあふれる藤井ふじいの「ナンダカンダ」で、「SLENDERIE RAYO live ideal」はご機嫌きげんにフィナーレを迎むかえた。

なおSLENDERIE RECORDは「SLENDERIE ideal」の発売はつばいを記念きねんし、11月14、21、22日にちにLimited Standにてインターネットサイン会かいを実施じっし。さらにスマートフォン / タブレット用ようアプリ「withLIVE」を使つかった「対たい1オンライントーク会かい」も11月22日にちに行おこなう。