斉藤さいとう朱しゅ夏なつ、アーティストデビュー5周年しゅうねん迎むかえて地元じもと埼玉さいたまで初はつの野外やがいライブ「最高さいこうの景色けしきに絶対ぜったい連つれていく」

斉藤さいとう朱しゅ夏なつが8月がつ17、18日にちに埼玉さいたま・東武動物公園とうぶどうぶつこうえん イベントステージ HOLA！でデビュー5周年しゅうねん記念きねんライブ「5th ANNIVERSARY 朱しゅ演えんじ2024『天使てんしと悪魔あくまのささやき』」を開催かいさいした。この記事きじでは本日ほんじつ18日にちに行おこなわれた公演こうえんの模様もようをレポートする。

天使てんしの姿すがたで生うみ出だした心地ここちのいい時間じかん

2019年ねん8月がつ14日にちにミニアルバム「くつひも」でソロアーティストデビューした斉藤さいとう。デビュー5周年しゅうねんを迎むかえた斉藤さいとうは、自身じしんの地元じもとである埼玉さいたまで初はつの野外やがいライブを行おこなった。この日ひは明あかるい笑顔えがおがトレードマークの斉藤さいとうに似につかわしい晴天せいてん。休日きゅうじつのにぎやかなレジャーランドの雰囲気ふんいきも相あいまって、開演かいえん前まえから場内じょうないに高揚こうよう感かんが満みちていた。

鐘かねの音おとが鳴なり響ひびくと、デビュー5年間ねんかんで生うまれた斉藤さいとうのさまざまな楽曲がっきょくが次々つぎつぎと流ながれ、バンドメンバーがステージに登場とうじょう。その後ごオルガンの音色ねいろをバックに、天使てんしのような白しろのドレスに身みを包つつんだ斉藤さいとうが姿すがたを現あらわし、一いち歩ほずつゆっくりとステージ中央ちゅうおうに進すすみ出でる。斉藤さいとうの顔かおを覆おおうベールがめくられると、斉藤さいとうの笑顔えがおがあらわになった。きらめくようなアンサンブルをバックに、斉藤さいとうはダンサーを携たずさえて「愛あいしてしまえば」で初はつの野外やがいライブをスタート。空そらまで響ひびき渡わたるような大おおきなクラップとシンガロングを巻まき起おこし、野外やがいならではの開放かいほう感かんのある空気くうきをまとって「All you need is love!!」と高たからかに愛あいを歌うたい上あげた。

「パパパ」で客席きゃくせきに笑顔えがおの花はなを咲さかせた斉藤さいとうは、続つづいてスタンドマイクの前まえに立たち、「ぴぴぴ」をキュートな振付ふりつけとともに届とどける。さらに彼女かのじょは7月がつにリリースした最新さいしんアルバム「555」の収録しゅうろく曲きょく「ぷぷぷ」で表現ひょうげん豊ゆたかなラップを披露ひろうした。「パパパ」「ぴぴぴ」「ぷぷぷ」の連投れんとうでライブ序盤じょばんからオーディエンスを喜よろこばせたあと、斉藤さいとうは「皆みなさん元気げんきですかー！ 暑あついですかー！」とフレンドリーに観客かんきゃくに告つげて歓声かんせいを浴あびる。8月にデビュー5周年しゅうねんと誕生たんじょう日びを迎むかえた彼女かのじょは「朱しゅ夏なつちゃんソロデビュー5周年しゅうねん」「おめでとう！」「朱しゅ夏なつちゃん誕生たんじょう日び」「おめでとう！」というコール＆レスポンスも楽たのしげに繰くり広ひろげた。

夏なつを感かんじさせる蝉せみの声こえを聞きき、「蝉せみも一緒いっしょに歌うたってくれていますね。いいね、これも野外やがいだね」と笑顔えがおを浮うかべた斉藤さいとう。ここから彼女かのじょは夏なつの風ふうに乗のせてゆったりと楽曲がっきょくを届とどけていく。まずはハーモニカを吹ふき、アコースティック調ちょうのバラードナンバー「秘密ひみつ道具どうぐ」を歌唱かしょう。「こころ」ではどこか陰かげりのある切せつない歌声うたごえを響ひびかせ、鍵盤けんばんハーモニカを奏かなでた。太陽たいようが傾かたむき出だした頃ころ、斉藤さいとうが歌うたい始はじめたのは最新さいしんアルバムの中なかでも新しん境地きょうちとなるチルなシティポップ調ちょうのナンバー「離はなれないで」。繊細せんさいで美うつくしい歌声うたごえと心地ここちのいいアンサンブルにオーディエンスはじっくりとき入きいっていた。

悪魔あくまの姿すがたでアッパーチューン連投れんとう、客席きゃくせきに水みず噴射ふんしゃ

ここで斉藤さいとうは黒くろとピンクの小しょう悪魔あくま感かんのある衣装いしょうにチェンジし、アップテンポのロックチューン「ベイビーテルミー」を勢いきおいよく投下とうか。メインステージを降おりたかと思おもえば会場かいじょう後方こうほうのカメラ台だいに上あがり、無邪気むじゃきにバズーカで水みずを噴射ふんしゃする。そして沸わき立たつ客席きゃくせきを移動いどうして至いたるところで水みずを撒まき散ちらし、夏なつの野外やがいならではの演出えんしゅつでオーディエンスを楽たのしませた。

その後ご、悪魔あくまのような声こえがどこからともなく聞きこえると、斉藤さいとうはアッパーチューンをメドレー形式けいしきで連投れんとう。「月つきで星ほしで太陽たいようだ！」ではオーディエンスが一斉いっせいにジャンプし、「ゼンシンゼンレイ」ではスモークが噴射ふんしゃする中なか、盛大せいだいなシンガロングが沸わき起おこる。その勢いきおいをさらに加速かそくさせるように「イッパイアッテナ」を熱唱ねっしょうした斉藤さいとうは、客席きゃくせきで全力ぜんりょくで走はしり回まわったあと「僕ぼくらはジーニアス」であふれるパワーを爆発ばくはつさせた。

メドレーのあとに「S・H・U・K・A、朱しゅ夏なつ！」のコールでスタートしたのは「だらけ。」。ダンサーをステージに迎むかえ、斉藤さいとうはエネルギッシュなダンスに彩いろどられながら伸のびやかな歌声うたごえを場内じょうないいっぱいに響ひびかせる。タオル回まわしによる壮観そうかんな景色けしきが広ひろがった「しゅしゅしゅ」を経へて、斉藤さいとうは夕暮ゆうぐれの景色けしきの中なかで「セカイノハテ」をエモーショナルに歌唱かしょうした。

もっともっと最高さいこうの景色けしきを見みに行いきませんか？

パープルのTてぃーシャツとジーンズに着替きがえた斉藤さいとうは「もう無理むり、でも走はしる」を披露ひろう。何なん度ど転ころんでも立たち上あがり、走はしり続つづけてきたこれまでの道みちのりと自身じしんの生いき方かたを歌うたを通とおしてパワフルな歌うたを通とおしてまっすぐに示しめした。デビューミニアルバムのタイトルトラックであり、“始はじまりの歌うた”である「くつひも」を生いき生いきと笑顔えがおで届とどけたあと、斉藤さいとうは「ソロデビュー5周年しゅうねんなので、5年間ねんかんやってきたことを詰つめ込こんでみんなに見みせようかなといろいろと新あたらしいことに挑戦ちょうせんしました。野外やがいならではの演出えんしゅつで水みずを使つかったり。ライブハウスではなかなかステージに降おりることができなかったから、いつかやってみたかった。念願ねんがんが叶かないました」とにっこり。「こうやってライブができて、しかも初はつの野外やがいで、そして何なによりも私わたしの地元じもと埼玉さいたまでできていることが本当ほんとうにうれしいです」と喜よろこびを述のべ、「こうしてライブができるのも、私わたしが元気げんきに走はしったりできるのも、ここにいる皆みなさんのおかげだなと思おもいます。本当ほんとうにありがとうございます」と感謝かんしゃの思おもいを伝つたえた。

「皆みなさんは1人ひとりじゃありません。私わたしがいます。どんなにつらいことがあっても、苦くるしいことがあっても、離はなれていたとしても、私わたしが絶対ぜったいいるので、『大丈夫だいじょうぶだ』と思おもいながら毎日まいにち前まえに進すすんで、一緒いっしょに歩あるいていきましょう」と優やさしく述のべ、斉藤さいとうが届とどけたのは最新さいしんミニアルバムのラストナンバー「みかたっ」。彼女かのじょはまだ見みぬ未来みらいに向むかって全力ぜんりょくで走はしっていく決意けつい、これからも歌うたい続つづける意思いし、そしてどんなときも“キミ”の味方みかたでいるという約束やくそくを込こめたこの曲きょくをじっくりと歌うたい上あげた。最後さいごに斉藤さいとうは「ヒロインよりもヒーローになりたいと言いって、“くつひも”を結むすんでやってきたこの5年間ねんかんでした。まだヒーローにはなれてないかもしれないけど、今いま私わたしが一番いちばん言いえるのは、君きみの味方みかただということです。どんなに遠とおくに離はなれていても大丈夫だいじょうぶです」と改あらためてい切いきる。そして「もっともっと最高さいこうの景色けしきを見みに行いきませんか？」と呼よびかけた斉藤さいとうは、大だい歓声かんせいを浴あびながら「最高さいこうの景色けしきに絶対ぜったい連つれていくので、これからもついてきてください！」と力強ちからづよく告つげてデビュー5周年しゅうねん記念きねんライブを締しめくくった。

セットリスト

斉藤さいとう朱しゅ夏なつ「5th ANNIVERSARY 朱しゅ演えんじ2024『天使てんしと悪魔あくまのささやき』」2024年ねん8月がつ18日にち 東武動物公園とうぶどうぶつこうえん イベントステージ HOLA！

01. .愛あいしてしまえば
02. パパパ
03. ぴぴぴ
04. ぷぷぷ
05. 秘密ひみつ道具どうぐ
06. こころ
07. 離はなれないで
08. ベイビーテルミー

-Medley-
09. 月つきで星ほしで太陽たいようだ！
10. ゼンシンゼンレイ
11. イッパイアッテナ
12 . 僕ぼくらはジーニアス

13. だらけ。
14. しゅしゅしゅ
15. セカイノハテ
16. もう無理むり、でも走はしる
17. くつひも
18. みかたっ