トランプ氏のSNS運営会社、上場へ 賠償抱える中で巨額利益か
SNSを運営するトランプ前米大統領のメディア企業が、来週にも米ナスダック市場に上場する見通しになった。民事訴訟で多額の賠償を命じられ、資金難に陥っているトランプ氏が巨額の利益を得る可能性がある。ただ、上場から半年間は株式の売却や株を担保に資金を借りることは制限されている。米大統領選に向け、トランプ氏の資金難が解決するかは見通せない。
特別買収目的会社(SPAC)「デジタル・ワールド・アクイジション・コーポレーション(DWAC)」の株主が22日、トランプ氏のメディア企業「トランプ・メディア・アンド・テクノロジーズ・グループ」との合併を承認した。米メディアが報じた。
SPACは、自らは事業をせず、未上場企業の買収を目的にした「空箱」。DWACは既に上場しており、今回の合併により、トランプ・メディア社が上場企業となる。25日にもトランプ氏の名前「ドナルド・ジョン・トランプ」の頭文字を冠した「DJT」というコードで取引される見通しという。
トランプ氏は2021年に「…
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