住宅じゅうたく・ビル・都市とし開発かいはつを網羅もうらする総合そうごう展てん

アイテック阪急はんきゅう阪神はんしんは、「住宅じゅうたく・都市としイノベーション総合そうごう展てん2017」で、レゴリスが開発かいはつする図面ずめん管理かんりシステム「SpiderPlus（スパイダープラス）」の紹介しょうかいを行おこなった。また、両社りょうしゃは2017年ねん12月14日にちに、資本しほん業務ぎょうむ提携ていけいを発表はっぴょうしている。

ライナフは、「住宅じゅうたく・都市としイノベーション総合そうごう展てん2017」で、スマートロックシステム「NinjaLock」と、「スマート会議かいぎ室しつ」などの不動産ふどうさんテックソリューションを紹介しょうかいした。

大成たいせいとNTT東日本ひがしにっぽん、ブルーイノベーションは、「住宅じゅうたく・都市としイノベーション総合そうごう展てん2017」で、オフィス内ない自律じりつ飛行ひこうドローンによる社員しゃいん残業ざんぎょう抑制よくせい・オフィスセキュリティシステム「T-FREND」を展示てんじした。

オムロンはビルオートメーション向むけの画像がぞう型がた人じん感かんセンサーを開発かいはつした。人ひとの数かずと位置いちを検出けんしゅつできるのが特徴とくちょうで、赤外線せきがいせんセンサーより高こう精度せいどなビルの照明しょうめい・空調くうちょうの自動じどう制御せいぎょに活用かつようできるという。2017年ねん4月がつから発売はつばいする。

構造こうぞう計画けいかく研究所けんきゅうじょは2017年ねん1月がつから米べいLockStateのスマートロックシステムを日本にっぽん国内こくないで展開てんかいする。物理ぶつり的てきなカギを使つかうこと無なく、遠隔えんかく地ちから施設しせつや特定とくていエリアの入にゅう退室たいしつ管理かんりや制限せいげんが行おこなえるクラウドサービスで、施設しせつ管理かんりの効率こうりつ化かに役立やくだつ。米国べいこくでは民泊みんぱくサービスの米べいAirbnbも採用さいようしているという。

NTTファシリティーズは「第だい1回かい スマートビルディングEXPO」に出展しゅってんし、展示てんじブース内ないに実際じっさいに設置せっちした各種かくしゅセンサーからの情報じょうほうをBIMデータと統合とうごうし、リアルタイムに可視かし化かするデモンストレーションを披露ひろうした。

NTTファシリティーズは、「関西かんさい スマートビルディングEXPO」で建物たてもの安全あんぜん度ど判定はんていサポートシステム「揺ゆれモニ」などを展示てんじした。地震じしん直後ちょくごに素早すばやく建物たてものの安全あんぜん度どを判定はんていできるシステムだ。

米国べいこくに本社ほんしゃ置おくKinestral Technologiesは、IoT調ちょう光こうガラスを発表はっぴょうした。Kinestralの技術ぎじゅつにいち早はやく目めを付つけ、2012年ねんからパートナーシップを築きずいてきたのがガラス世界せかい最大手さいおおての旭硝子あさひがらす（AGC）である。「5年間ねんかん全すべてのステップを一緒いっしょに歩あゆんだ」という両社りょうしゃは、量産りょうさん化かに向むけて次つぎの舵かじを切きった。

物質ぶっしつ・材料ざいりょう研究けんきゅう機構きこうと早稲田大学わせだだいがく、多摩美術大学たまびじゅつだいがくは共同きょうどうで、遮光しゃこう状態じょうたいがグラデーション変化へんかする調しらべ光こうガラスを開発かいはつしたと発表はっぴょうした。この調しらべ光こうガラスは、同どうグループが研究けんきゅうを進すすめてきた新しん素材そざいのポリマーを活用かつようしており、遮光しゃこうと眺望ちょうぼうの両立りょうりつが特長とくちょうだとする。

電通国際情報でんつうこくさいじょうほうサービス（ISID）とダイダンは、IoTを活用かつようしたスマートビル制御せいぎょシステムの実証じっしょう実験じっけんを開始かいしすると発表はっぴょうした。2017年ねん5月がつ17日にち〜7月がつ末まつで、その有用ゆうよう性せいと課題かだいを検証けんしょうするという。

地球ちきゅう温暖おんだん化か対策たいさくなど国際こくさい的てきに省しょうエネルギー化かへの取とり組くみが強つよまる中なか、建築けんちく物ぶつの省しょうエネ化かは大おおきく遅おくれているといえる。建築けんちく物ぶつの省しょうエネ化かにはさまざまなアプローチがあるが、重要じゅうようなポイントが「人ひとの動うごきをどう捉とらえるか」という点てんだ。そのカギを握にぎる技術ぎじゅつとしてIoTが大おおきな注目ちゅうもくを集あつめている。

清水建設しみずけんせつとNTTテクノクロスはセンサーとIoT基盤きばんを活用かつようし、オフィスの使つかわれ方かたを“見みえる化か”する実証じっしょう実験じっけんを開始かいしする。客観きゃっかん的てきなデータで使つかわれ方かたを把握はあくし、オフィス内ないレイアウトの見直みなおしや、それに伴ともなう生産せいさん性せいの改善かいぜんにつなげていく狙ねらいだ。

村田製作所むらたせいさくしょがBEMS向むけCO2センサーを商品しょうひん化か。ビル空調くうちょう用ようダクト内ないに設置せっちし、モニタリングすることで、必要ひつようなときだけ換気かんきを行おこなうなど、省しょうエネに活用かつようできるという。

米べいスタンフォード大学だいがくは、特殊とくしゅな光学こうがく面めんを持もつことで放射ほうしゃ冷却れいきゃくを利用りようする冷却れいきゃくシステムを開発かいはつ、試験しけんしている。このシステムは、冷却れいきゃく機構きこうに電力でんりょくを使用しようせず、既存きそんの空調くうちょうや冷凍れいとう機きに接続せつぞくすることができる。この装置そうちの導入どうにゅうにより一般いっぱん的てきな商業しょうぎょうビルでは、消費しょうひ電力でんりょくを約やく2割わり削減さくげんが可能かのうになるという。

東急建設とうきゅうけんせつは富士電機ふじでんきと共同きょうどうで、地震じしん時じから平常へいじょう時じまで建物たてもののモニタリング状況じょうきょうを見みえる化かし、建物たてものの健康けんこう状態じょうたいを診断しんだんする構造こうぞうヘルスモニタリングシステム「4D-Doctor」を開発かいはつした。

ジョンソンコントロールズは、ビルオートメーションシステム「Metasys」シリーズの新しんバージョンの販売はんばいを開始かいしした。ユーザーインタフェースの改善かいぜんと、セキュリティを強化きょうかしたのが特徴とくちょうだ。さらに、PCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末たんまつからでも、中央ちゅうおう監視かんし室しつと同様どうようの作業さぎょうを行おこなえるようにするなど、作業さぎょう者しゃの利便りべん性せいを高たかめる改善かいぜんを多数たすう加くわえた。