乳ちち者しゃ,俗ぞく作さく奶,哺乳ほにゅう動物どうぶつ皆みな有ゆう之の,蓋ぶた其所賴よりゆき以飼子孫しそん者しゃ也,乳ちち皆みな出で雌めす性せい,乳腺にゅうせん之の精華せいか也。人ひと之の初はつ,幼弱ようじゃく不能ふのう化か其所食しょく,故こ以乳代だい之の,作さく調ちょう代謝たいしゃ,護まもる消化しょうか道どう之これ用よう,就人而言,需哺子こ近年きんねん,餘よ各かく有ゆう差さ,久之ひさゆき,人類じんるい乃牧牛うし、羊ひつじ,取と其奶充たかし飲食いんしょく之の需,遂とげ成なり大類おおるい,所用しょよう頗多。其中蛋白たんぱく甚豐,頗益康かん健けん,今こん世人せじん多た好このみ牛乳ぎゅうにゅう。復ふく有ゆう酵發乳ちち品ひん,提つつみ煉ねり精華せいか而成食料しょくりょう者しゃ,奶酪、黃き油ゆ、酸さん奶皆みな是ぜ。
常溫じょうおん時じ,其酸さん鹼處しょ六ろく七なな之これ間あいだ,而性略りゃく酸さん。