高こう沛

高こう沛
劉りゅう璋あきら 將領しょうりょう
死し	212年ねん
活躍かつやく時期じき	212年ねん
遞啲名めい

高こう沛（粵拼：gou1 pui3；？—212年ねん），係かかり三さん國こく時どき服務ふくむ於領主ぬし劉りゅう璋あきら帳とばり下か嘅將領しょうりょう。劉りゅう備入川かわ時とき，高こう沛同楊懷交付こうふ嘅任務にんむ係がかり守もり住じゅう關頭かんとう（有ゆう講こう法話ほうわ係がかり白水しろみず關せき）。佢哋送信そうしん畀劉璋あきら，勸すすむ佢將劉りゅう備趕返去さ荊州，但ただし另一方面佢哋又服劉備嘅英名。

建けん安やす十じゅう七なな年ねん（212年ねん），由ゆかり於劉璋あきら請劉備北伐き張ちょう魯，於是劉りゅう備喺葭かや萌もえ駐ちゅう軍ぐん。劉りゅう備喺討伐とうばつ張ちょう魯時收攬しゅうらん到いた人心じんしん，於是準備じゅんび平定へいてい益えき州しゅう。龐統同どう佢出計けい話はなし，若わか果はて話ばなし畀高沛、楊懷聽荊州しゅう要よう救急きゅうきゅう，佢要返かえし荊州，佢兩個りゃんこ會かい開ひらく心こころ到いた以爲劉りゅう備要走はし，自然しぜん會かい無防備むぼうび來見くるみ佢，噉呢陣じん時じ就可以捉咗佢兩個りゃんこ，繼つぎ而進軍しんぐん益えき州しゅう。呢條計けい係かかり中ちゅう計けい，劉りゅう備喺三條計中採納咗呢條。結果けっか真しん係がかり似に龐統講こう嘅噉，劉りゅう備捉咗佢兩個りゃんこ後ご就殺咗佢哋，然しか後こう就佔領りょう益えき州しゅう。

喺《三さん國こく演義えんぎ》

《三さん國こく演義えんぎ》中ちゅう，高こう沛出現しゅつげん喺第61回かい，喺第62回かい《取と涪關楊高授首 攻おさむ雒城黃き魏ぎ爭そう功こう》係がかり正式せいしき人物じんぶつ。當とう中なか，劉りゅう璋あきら派は白水しらみ都と督とく楊懷同高どうこう沛守涪水關せき，而佢自己じこ返かえし成都せいと。當とう劉りゅう備有咗啲起おこり事ごと動態どうたい，高こう沛、楊懷聽到之これ後ご，就留低てい高こう沛喺度ど，而楊懷ふところ跟住使者ししゃ入にゅう成都せいと，去さ見み劉りゅう璋あきら同どう佢講呢回事ごと。

之これ後ご劉りゅう璋あきら聽從ちょうじゅう，繼續けいぞく派は楊懷、高こう沛守住じゅう個こ關頭かんとう。劉りゅう備軍師し龐統出で咗三條計中嘅中計，話わ帶たい兵へい返かえし涪水關せき，假かり意い話ばなし返かえし荊州，關頭かんとう守將しゅしょう楊懷、高こう沛必定ひつじょう出來でき迎接げいせつ，捉住佢哋殺ころせ咗，劫こう奪だつ關口せきぐち，然しか後進こうしん兵へい入にゅう成都せいと。

之これ後ご劉りゅう備引軍ぐん去さ涪水關せき，派は人じん入いれ去さ報ほう畀涪水すい關せき守將しゅしょう高だか沛、楊懷知ち，要よう佢哋出で關せき相しょう別べつ。二に將しょう聽報，佢兩個りゃんこ共同きょうどう諗定謀殺ぼうさつ主しゅ公おおやけ劉りゅう備。劉りゅう備同龐統講こう緊楊懷なつけ、高こう沛時，突然とつぜん一いち陣じん旋風せんぷう颳起，吹冧咗帥字じ旗き。龐統認定にんてい呢個係がかり凶報きょうほう，話わ楊懷、高こう沛有意想いそう攪事。

高こう沛、楊懷各人かくじん帶たい一いち支ささえ匕首ひしゅ喺身，引軍二に百ひゃく，帶たい埋うめ酒しゅ同どう羊ひつじ，直行ちょっこう去さ劉りゅう備軍寨，睇佢無む咩防備ぼうび，心しん度ど暗くら喜き，以爲佢哋陰謀いんぼう大成たいせい。但ただし係かかり劉りゅう備暗中安なかやす排はい劉りゅう封ふう、關せき平たいら喺帳後ご，喺高沛、楊懷退すさ走はし二に百ひゃく軍兵ぐんびょう後ご，由ゆかり佢哋生せい擒とりこ。高こう楊二に將しょう反抗はんこう，但ただし已やめ經けい畀劉封ふうじ、關せき平ひら捉住，於是佢哋嘅行刺とげ失敗しっぱい咗。

龐統差遣さけん左右さゆう搜さがせ呢兩個人こじん身み，果然かぜん兩人りょうにん都みやこ收おさむ埋うめ一支好利嘅匕首。劉りゅう備聽龐統話ばなし，立たて即そく派は人じん攞刀斧おの喺帳前ぜん就地處決しょけつ佢哋，然しか後こう同高どうこう楊帶來らい嘅隨從ずいじゅう解釋かいしゃく話ばなし楊懷、高こう沛離間あいだ佢哋兄弟きょうだい親おや情じょう，又また攞利刃ば行ぎょう刺とげ佢，所以ゆえん佢哋抵殺。

參まいり攷資料しりょう

• 陳ちん壽ひさし（著ちょ）；裴松之の（注ちゅう）. 〈蜀しょく書しょ：龐統法ほう正傳せいでん — 龐統傳でん〉. 《《三さん國くに志こころざし》》. 璋あきら既すんで還かえ成都せいと，先さき主ぬし當為とうい璋あきら北きた征せい漢かん中ちゅう，統みつる復ふく說せつ曰：「陰かげ選せん精兵せいびょう，晝夜ちゅうや兼けん道みち，徑みち襲かさね成都せいと；璋あきら既すんで不ふ武ぶ，又また素もと無な預あずか備，大軍たいぐん卒そつ至いたり，一いち舉便定じょう，此上計けい也。楊懷、高こう沛，璋あきら之の名將めいしょう，各かく仗強兵へい，據よりどころ守もり關頭かんとう，聞數有ゆう箋諫璋あきら，使つかい發はつ遣や將軍しょうぐん還かえ荊州。將軍しょうぐん未み至いたり，遣や與あずか相聞そうもん，說せつ荊州有ゆう急きゅう，欲ほし還かえ救すくい之の，並なみ使し裝束しょうぞく，外そと作さく歸き形がた；此二に子し既すんで服ふく將軍しょうぐん英名えいめい，又喜またき將軍しょうぐん之の去さ，計けい必乘輕けい騎き來見くるみ，將軍しょうぐん因いん此執之の，進取しんしゅ其兵，乃向成都せいと，此中計けい也。退すさ還かえ白しろ帝みかど，連れん引荊州しゅう，徐じょ還かえ圖ず之の，此下計けい也。若わか沈吟ちんぎん不ふ去さ，將はた致大因いん，不可ふか久ひさ矣。」先さき主ぬし然しか其中計けい，即そく斬き懷なつけ、沛，還かえ向こう成都せいと，所ところ過か輒克。