冉闵

冉闵（320年代ねんだい—352年ねん6月がつ1日にち），有ゆう文献ぶんけん记为“染しみ闵”，字じ永えい曾，小字こあざ棘とげ奴やつ，魏ぎ郡ぐん内うち黄き人じん（今いま河南かなん安やす阳市内うち黄き县西北せいほく），出生しゅっしょう于兰陵郡ぐん（今山いまやま东枣庄和しょうわ山さん东临沂交界かい的てき地方ちほう），中国ちゅうごく五ご胡えびす十じゅう六ろく国こく时期后きさき赵君主ぬし石いし虎とら的てき养孙，冉魏君主くんしゅ。

魏ぎ平たいら帝みかど
統治とうち	350年ねん－352年ねん
出生しゅっしょう	320年代ねんだい
逝世	352年ねん6月がつ1日にち
年號ねんごう 永興りょうご：350年ねん-352年ねん 谥号 武たけ悼天王おう、平ひら皇帝こうてい
政せい权	冉魏

生平おいだいら

冉闵的てき父親ちちおや冉瞻（后きさき改名かいめい石せき瞻）是これ汉人，原はら乞活军陈午部下ぶか，随ずい陈午投降とうこう石せき勒。在ざい十じゅう六ろく国こく中ちゅう后きさき赵的まと国こく君くん羯人石せき虎とら的てき部下ぶか担任たんにん將領しょうりょう，並なみ成なり爲石ためし虎とら养子，於是改姓かいせい石せき。史し书记载，石せき瞻“骁猛多た力ちから，攻おさむ战无前まえ。历位左ひだり积射将はた军、西にし华侯”。石いし瞻在ざい咸和三さん年ねん（328年ねん）石いし虎とら和わ前ぜん趙ちょう劉りゅう曜部隊ぶたい交戰こうせん中ちゅう被ひ劉りゅう曜部隊たい殺ころせ死し於新しん绛，但ただし記載きさい並無ならびな明確めいかく説明せつめい戰死せんし的てき石いし瞻便是ぜ冉閔之の父ちち。

石いし虎とら在位ざいい时，冉闵历任北中きたじゅう郎ろう将しょう、游ゆう击将军。

仇かたき杀

永和えいわ五ご年ねん（349年ねん），石いし虎とら死し，石いし世よ即位そくい。同年どうねん五ご月がつ，石いし遵得え到いた冉闵支持しじ發動はつどう政變せいへん推翻石せき世よ。即位そくい后きさき，冉閔任にん中外ちゅうがい诸军事ごと、辅国大将たいしょう军、录尚书事。又また打だ败起兵へい讨伐石せき遵的沛王石いし冲。

起おこり初はつ，石せき遵答應おう立りつ冉闵為ため皇儲こうちょ，後來こうらい卻立石いし衍為ため皇儲こうちょ，引發冉閔的てき不滿ふまん。孟はじめ準じゅん等とう人ひと勸すすむ石せき遵誅殺ちゅうさつ冉閔，石せき遵便與あずか其兄石いし鑒及母親ははおや鄭てい櫻桃おうとう商議しょうぎ，鄭てい櫻桃おうとう認みとめ為石ためし遵之所以ゆえん能のう夠即位そくい，冉閔有功ゆうこう勞ろう，不可ふか殺ころせ他た。會かい後ご，石いし鑒將此事密みつ報ほう冉閔。冉閔遂とげ协同汉族將領しょうりょう李り農みのり和わ王おう基はじめ遂とげ推翻並なみ誅殺ちゅうさつ鄭てい櫻桃おうとう與あずか石いし遵、石いし衍，改あらため立石たていし鉴。冉闵被ひ任命にんめい為ため大將軍だいしょうぐん，封ふう武德ぶとく王おう，並なみ掌てのひら控ひかえ大權たいけん。

石いし鑒篡位后きさき，指ゆび使し石いし苞つと及中书令李り松まつ、殿しんがり中将ちゅうじょう军张才ざい等とう在ざい琨华殿どの诛殺冉闵和かず李り农，但ただし是ぜ谋杀计划失しつ败，石いし鑒假装かそう不知ふち此事连忙杀掉了りょう石せき苞つと和かず李り松まつ。

后きさき来らい，石いし虎とら的てき另一个儿子石祗在襄国起兵，联合羌族姚弋仲なか、氐族蒲かば洪ひろし，发兵诛讨冉闵、李り农。石いし鉴于是ぜ下か诏派兵はへい讨伐石せき祗。大だい军外出がいしゅつ，邺城空虚くうきょ，石せき氏し宗室そうしつ的中てきちゅう领军石成いしなり、侍さむらい中石なかいし启、前ぜん河かわ东太守もり石せき晖密谋趁机つくえ杀死冉闵和かず李り农，谋杀计划又また一いち次じ失しつ败，反はん被ひ冉闵和かず李り农杀掉。

羯族將領しょうりょう孙伏都と秘ひ密集みっしゅう结三さん千多羯族士兵企圖杀冉闵，故こ带隨三さん十个甲士前往劫持皇帝石鑒，並なみ向こう其宣稱たたえ李り农等人じん要よう造反ぞうはん，得とく到いた石いし鑒的鼓こ勵，于是孙伏都みやこ攻おさむ打だ冉闵和かず李り农，结果突袭失效しっこう，未み能のう成功せいこう，只ただ得え退ずさ回かい皇すめらぎ宫。石いし鑒因而骑马去向こう冉闵和かず李り农宣稱しょう孙伏都と要よう造反ぞうはん，于是冉闵纵兵直入なおいり，血ち洗あらい宫禁，孙伏都と连同党とう羽わ数すう千せん被ひ殺ころせ，“横よこ尸しかばね相しょう枕まくら，流血りゅうけつ成なり渠みぞ”，而石鑒也被ひ幽かそけ禁きん在ざい御ご龙观，冉闵派は尚なお书王简、少しょう府ふ王おう郁いく率りつ数すう千せん人にん看守かんしゅ，用よう绳子把わ食物しょくもつ吊つるし给他。

隨ずい後ご冉闵宣布せんぷ六夷胡人有敢持兵器的一律斩首，於是出現しゅつげん胡えびす人じん逃亡とうぼう的てき現象げんしょう。後來こうらい冉闵下か令れい安やす抚人心しん，宣告せんこく「近日きんじつ孫まご、劉りゅう構逆，支ささえ黨とう伏ふく誅，良りょう善一ぜんいち無む預あずか也。今日きょう已やめ後ご，與あずか官かん同心どうしん者しゃ留とめ，不同ふどう者しゃ各かく任にん所しょ之の。敕城門もん不ふ復ふく相しょう禁きん」，结果是ぜ「趙ちょう人じん百ひゃく里さと內悉入城にゅうじょう，胡えびす、羯去者しゃ填はま門もん」。冉閔認みとめ為ため胡えびす人じん不為ふため己おのれ用よう，班はん令れい：「内外ないがい赵人，斩一胡首送凤阳门者，文官ぶんかん进位三さん等とう，武たけ职悉拜はい牙きば门。」，一いち日にち之の中なか，斩首数すう万まん。屯たむろ据すえ四よん边的各かく镇，也根据すえ冉闵命令めいれい四处捕杀羯胡。由よし于以验首计功，以至有ゆう羯胡以外いがい的てき人じん也因為ため鼻はな子こ高だか一いち些的，眼め窝比较深的てき，甚至胡えびす子こ浓密而被滥杀。同年どうねん十じゅう一いち月がつ，冉閔以其子こ冉胤為ため大だい單たん于，收おさむ攏一千名投降的胡人為其部下，光ひかり祿ろく大夫たいふ韋謏因いん反對はんたい接受せつじゅ投降とうこう的てき胡えびす人じん而進諫，但ただし被ひ冉閔所しょ殺ころせ。

隨ずい後ご冉闵與石せき祗交戰こうせん，兵へい败而退，降くだ胡えびす1000人にん隨したがえ即そく叛乱はんらん並なみ杀害大だい單たん于冉胤たね等とう人じん而向石せき祗投降とうこう，「于是人物じんぶつ歼矣。贼盗蜂起ほうき，司つかさ、冀大饥，人相にんそう食しょく」，后きさき趙ちょう的てき混戰こんせん在ざい中國ちゅうごく北部ほくぶ造成ぞうせい了りょう极大混乱こんらん，“青あお、雍、幽かそけ、荆州徙户及诸氐、羌、胡えびす、蛮数百ひゃく余あまり万まん，各かく还本土ど，道路どうろ交错，互相杀掠，且饥疫死亡しぼう，其能达者十じゅう有ゆう二に三さん。诸夏纷乱，无复农者”，於是冉闵後悔こうかい殺害さつがい韋謏，追つい赠韦謏為大だい司つかさ徒と。

称しょう帝みかど

350年ねん正月しょうがつ，冉闵改あらため后きさき赵国号ごう为魏たかし，恢复冉姓。石いし鑒密みつ遣や宦者赍书召张沈等ひとし密みつ谋反冉闵，宦者告つげ之の冉闵、李り农，闵、农驰还，废石鉴杀之の，并诛石いし虎とら孙三さん十じゅう八はち人にん。此后冉闵自称じしょう帝みかど，改あらため国号こくごう魏ぎ。过一个月，冉闵恢复自己じこ祖父そふ和わ父ちち亲少年しょうねん时的冉姓。建都けんと于邺城しろ（今いま河北かわきた邯郸市し臨漳县城西じょうさい南みなみ20公里くり邺城遗址），改あらため年號ねんごう永興りょうご。冉闵遣使し临江告つげ东晋：“胡えびす逆ぎゃく乱らん中原なかはら，今いま已やめ诛之。若わか能のう共ども讨者，可か遣や军来也。”由ゆかり于冉闵已称しょう帝みかど，加か上じょう之の前ぜん曾参与さんよ攻おさむ打だ东晋的てき战争，所以ゆえん冉魏无法得え到いた东晋支持しじ。

结局

冉闵的てき政策せいさく引来胡えびす人じん的てき反抗はんこう。350年ねん，石せき虎とら庶子しょし石いし祗于襄じょう国こく（今いま河北かわきた邢台）称しょう帝みかど，非ひ汉人的てき将官しょうかん纷纷响应。351年ねん，石せき祗联合あい鲜卑、羌人夹击冉闵，冉闵起おこり初はつ大だい败，部ぶ众大量りょう死亡しぼう。此战后きさき，冉闵所しょ据すえ的てき徐じょ州しゅう、豫よ州しゅう、兖州和わ荊州等とう纷纷歸き降くだ东晋，冉闵继续与胡えびす人じん攻おさむ战。期間きかん冉閔誅殺ちゅうさつ齊ひとし王おう李り農みのり及其三さん子し。

四よん月がつ，石せき祗部下か劉りゅう顯あらわ杀死石せき祗，投降とうこう冉闵，后きさき赵灭亡。后きさき来らい刘显攻おさむ打だ邺城并自行ぎょう称たたえ帝みかど，亦また被ひ冉闵攻おさむ灭。當時とうじ占うらない据すえ辽东並なみ由よし鲜卑族ぞく慕容氏し所ところ建けん的てき前ぜん燕つばめ乘じょう機き占うらない据すえ幽かそけ州しゅう，分ふん三さん路ろ軍隊ぐんたい南下なんか。352年ねん四よん月がつ丙へい子こ（5月がつ17日にち），慕容恪つとむ帶おび領りょう的てき前ぜん燕つばめ軍ぐん在ざい廉かど台だい（今いま河北かわきた石いし家か庄しょう东部無む極きょく縣けん東北とうほく）攻おさむ冉闵。起おこり初はつ冉闵出で击，憑其勇武ゆうぶ十じゅう战十じゅう胜。后きさき來らい中ちゅう計けい陷おちい入にゅう鲜卑騎兵きへい重じゅう围，冉闵突圍東ひがし走はし二に十じゅう餘あまり里さと，坐すわ骑朱しゅ龍りゅう力ちから竭倒斃，最終さいしゅう被ひ趕上的てき前ぜん燕つばめ兵へい生せい擒とりこ。留守るす邺的冉魏部ぶ下向げこう前ぜん燕つばめ投降とうこう，前ぜん燕つばめ占領せんりょう邺城，冉魏灭亡。冉闵被ひ送おく往薊あざみ城じょう（今北いまきた京きょう），慕容俊しゅん質問しつもん冉閔：「汝なんじ奴やつ仆下才ざい，何なに自じ妄称天子てんし？」冉闵回答かいとう：「天下てんか大乱たいらん，尔曹夷狄いてき，人面じんめん兽心，尚なお欲よく篡逆。我わが一いち时英雄えいゆう，何なに为不可ふか作さく帝王ていおう邪よこしま！ 」慕容俊しゅん怒いか，鞭むち之の三さん百ひゃく。352年ねん五ご月がつ辛からし卯う（6月がつ1日にち），冉闵在ざい龍りゅう城じょう（今いま遼寧りょうねい朝陽あさひ）被ひ斬首ざんしゅ，諡號しごう为武たけ悼天王おう。冉闵的てき疑似ぎじ后きさき人じん冉华（染しみ華はな）的てき墓はか志こころざし上うえ称しょう冉闵为平ひら帝みかど，罗新教きょう授认为这可能かのう是ぜ冉魏政せい权给冉闵上じょう的てき谥号。

大臣だいじん

主しゅ条目じょうもく：冉魏 § 大臣だいじん

家庭かてい

父ちち

• 烈れつ祖そ高だか皇帝こうてい 冉瞻

母はは

• 王おう太ふとし后きさき

后妃こうひ

• 董ただし皇后こうごう
• 仇かたき世よ婦ふ

子こ

1. 太子たいし 冉智，后きさき为前ぜん燕つばめ海うみ宾侯
2. 太ふと原げん王おう 冉胤，351年ねん被ひ石いし祇所杀
3. 彭城王おう 冉明
4. 武たけ興きょう王おう 冉裕
5. 冉操
6. 冉叡，燕つばめ散ち骑常侍さむらい、海うみ冥めい县侯

外部がいぶ链接

• 《十じゅう六ろく国こく春秋しゅんじゅう·卷まき二に》·后きさき赵录——（北きた魏ぎ）崔ちぇ鸿 著しる， 维基文ぶん库

前任ぜんにん： 建国けんこく

冉魏君主くんしゅ 350年ねん—352年ねん

繼つぎ任にん： 亡国ぼうこく