劉りゅう宇亮

劉りゅう宇亮（？—？），字じ季き龙，号ごう蓬よもぎ玄げん，四川しせん綿めん竹ちく人ひと，明朝みょうちょう內閣首くび輔，進士しんし出身しゅっしん。

生平おいだいら

萬まん曆れき四よん十じゅう八はち年ねん（1620年ねん）登とう進士しんし，授庶吉士し，改あらため翰林院かんりんいん檢討けんとう。天啟てんけい二に年ねん（1622年ねん）參與さんよ修おさむ撰せん《明あかり熹宗實錄じつろく》，后きさき授南京なんきん光ひかり祿ろく寺てら卿きょう、左ひだり春はる坊ぼう贊さん善ぜん、右みぎ春はる坊ぼう右みぎ諭さとし德とく。崇たかし禎ただし年間ねんかん，兼任けんにん翰林院かんりんいん侍讀じどく、詹事府ふ少しょう詹事，嘉よしみ議ぎ大夫たいふ、兼けん侍讀じどく學士がくし。升ます吏部左ひだり侍さむらい郎ろう。崇たかし禎ただし十じゅう年ねん（1637年ねん）擔任たんにん禮れい部ぶ尚書しょうしょ，兼けん東ひがし閣かく大だい學士がくし。次つぎ年ねん改あらため文淵ぶんえん閣かく大だい學士がくし，督とく察各鎮援兵へい。后きさき兼任けんにん兵部ひょうぶ尚書しょうしょ。

在ざい京きょう任にん禮れい部ぶ尚書しょうしょ兼けん東ひがし閣かく大だい學士がくし時とき，受徐じょ光ひかり啟けい的てき影響えいきょう，接受せつじゅ了りょう西方せいほう科學かがく文化ぶんか和わ天主教てんしゅきょう信仰しんこう。崇たかし禎ただし十じゅう四よん年ねん（1641年ねん）邀請義よし大利おおとし傳つて教きょう士し利り類るい思おもえ和わ葡萄ぶどう牙きば傳つて教きょう士し安やす文ぶん思おもえ在ざい「天てん官かん府ふ」傳道でんどう，並なみ在ざい當地とうち建たて堂どう，即そく後來こうらい的てき綿めん竹ちく耶穌聖心せいしん堂どう。綿めん竹ちく的てき天主教てんしゅきょう会かい（今こん属ぞく天主教てんしゅきょう成都せいと教区きょうく）也成了りょう川かわ南みなみ貴とうと三省みつよし天主教てんしゅきょう会かい的てき母はは教會きょうかい。《聖教せいきょう入川にゅうがわ記き》中ちゅう對たい劉りゅう宇亮的てき描述是ぜ「短小たんしょう精悍せいかん，善ぜん擊劍げっけん。居きょ翰林かんりん，常つね與あずか家いえ僮角逐かくちく為ため樂らく。性せい不ふ嗜書，館かん中ちゅう纂修、直じき講こう、典てん試ためし諸事しょじ，皆みな不ふ得え與あずか。」

家族かぞく

有ゆう兄けい劉りゅう宇烈。

參まいり見み

• 四川しせん天主教てんしゅきょう

参考さんこう文献ぶんけん

官かん衔
前任ぜんにん： 孔あな貞さだ运	明朝みょうちょう內閣首くび輔 1639年ねん－1640年ねん	繼つぎ任にん： 薛國觀かん