姜きょう宸英

姜きょう宸英（1628年ねん—1699年ねん），字じ西にし溟，號ごう湛たたえ園えん，又また號ごう韋間。浙江せっこう慈谿縣けん（在ざい今いま宁波市し境さかい）人にん，明あきら末すえ清きよし初はつ書法しょほう家か、史学しがく家か。

姜きょう宸英
《清しん代だい学者がくしゃ象ぞう传》第だい一集之姜宸英像
大だい清きよし翰林院かんりんいん編修へんしゅう
籍せき貫ぬき	浙江せっこう慈谿縣けん
族ぞく裔	漢かん族ぞく
出生しゅっしょう	明あきら崇たかし禎ただし元年がんねん（1628年ねん） 浙江せっこう慈谿縣けん
逝世	清きよし康かん熙三さん十じゅう八はち年ねん（1699年ねん） 京師けいし
出身しゅっしん
康かん熙三さん十じゅう六ろく年ねん丁ちょう丑うし科か進士しんし及第きゅうだい

生平おいだいら

初はつ以布衣ころも荐修明あかり史し，曾撰《张使君くん提ひさげ调陕西にし乡试闱政记》。

康かん熙二に十じゅう八はち年ねん，徐じょ乾いぬい學まなぶ被ひ彈劾だんがい告つげ假かり歸き田でん，奉たてまつ命いのち即そく家か纂修《大だい清きよし一統いっとう志こころざし》，姜きょう宸英與あずか黃き虞おそれ稷きび偕行，後ご設しつらえ局きょく於洞庭にわ東山ひがしやま。

康かん熙三さん十じゅう六ろく年ねん（1697年ねん），七なな十じゅう歲さい始はじめ舉進士し，康かん熙帝亲置于一甲かぶと第だい三さん名めい（探さがせ花はな），授翰林院かんりんいん編修へんしゅう。

康かん熙三さん十じゅう八はち年ねん（1699年ねん），任にん順じゅん天てん府ふ鄉さと試ためし副ふく考こう官かん。是ぜ科か发榜后きさき，物もの议沸腾，當時とうじ落第らくだい士し子こ戲おどけ稱しょう：“老ろう姜きょう全ぜん无辣气，小しょう李り大だい有ゆう甜头。”因いん科か場じょう案あん牽連，十一月じゅういちがつ丁ひのと酉とり（初はつ三さん日にち），被ひ江南こうなん道みち御ご史し鹿しか祐ゆう弹劾，姜きょう宸英與あずか李り蟠わだかま入獄にゅうごく，宸英饮药自尽じじん，死し於獄中ちゅう。

不ふ久ひさ康かん熙帝得知とくち浙江せっこう宁波考こう生せい姚观確かく有ゆう文才ぶんさい，下しも旨むね释放姜きょう宸英，追つい回かい被ひ充たかし军的李り蟠わだかま。康かん熙得知ち宸英已やめ於獄中ちゅう自盡じじん，痛惜つうせき咨嗟不ふ已やめ，“举朝知ち其无罪ざい，莫不叹息”。

书法、学がく术

有ゆう文名ぶんめい，与あずか朱しゅ彝つね尊みこと、严绳孙合ごう称しょう“江南こうなん三さん布衣ふい”。擅書法ほう，尤ゆう精せい楷書かいしょ，宗そう米べい芾、董ただし其昌，書法しょほう以摹古こ為本ためもと，融合ゆうごう各かく家いえ之これ長ちょう。與あずか笪重光こう、汪ひろし士し鋐、何なに焯並稱へいしょう為ため康やすし熙四大家たいか。曾參與さんよ修おさむ纂《明あかり史し》，史し稱しょう為ため文ぶん“宏ひろし博雅はくが健けん，但ただし敘事稍やや差さ”。

佚事

姜きょう宸英在ざい獄中ごくちゅう死し前まえ，自じ拟挽联：

这回算さん吃ども亏受罪ざい，只ただ因いん入にゅう了りょう孔あな氏し牢ろう门，坐すわ冷ひや板ばん凳，作さく老ろう猢狲，只ただ说是限げん期き弗どる满，竟挨到头童齿豁，两袖俱空，书呆子こ何なん足算たしざん也；

此去却喜地ち欢天，必须假かり得とく孟はじめ婆ばば村むら道どう，赏剑树花，观刀山やま瀑，方ぽう可か称しょう眼界がんかい别开，和かず这些酒鬼しゅき诗魔，一堂いちどう常つね聚，南面なんめん王おう以加之の耳みみ。

《清きよし稗ひえ類るい鈔》載の姜きょう宸英不ふ食しょく豬肉之の事こと。

评论

• “西にし溟少时学米まい（芾）、董ただし（其昌）书有名めい，至いたり戊つちのえ辰たつ后きさき，方ぽう用よう第だい四指学晋人书，丁ちょう丑うし后きさき方かた用よう大指おおざす，专工小しょう楷，是ぜ时年已やめ七なな十じゅう矣。使つかい其少时即知ち笔法，力学りきがく至いたり老おい，岂非丰劳功こう后きさき一いち人にん哉？”——杨宾 《大だい瓢ひさご偶笔》

• “韦间先生せんせい每ごと临帖多た佳けい，能のう以自家か性情せいじょう，合ごう古人こじん神しん理り，不ふ似に而似，所以ゆえん妙みょう也。”——《频罗庵あん论书》

著作ちょさく

• 《湛たたえ園えん未定稿みていこう》
• 《湛たたえ园题跋ばつ》
• 《葦あし間あいだ詩集ししゅう》
• 《西にし溟文鈔》
• 《姜きょう先生せんせい全集ぜんしゅう》33卷かん，后きさき人じん编撰。

延伸えんしん阅读

[编]

《清史きよし稿こう/卷まき484》，出自しゅつじ趙ちょう爾なんじ巽たつみ《清史きよし稿こう》

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