後こう寮りょう威い靈れい宮みや

後こう寮りょう威い靈れい宮みや（臺灣たいわん話ばなし：Āu-liâu Ui-lîng-kiong），臺灣たいわん澎湖縣けん廟宇びょうう，位い於白しろ沙すな鄉きょう後こう寮りょう村むら，主おも祀まつ保生やすお大帝たいてい；相傳そうでん建けん廟びょう時間じかん為ため明代あきよ萬まん曆れき30年ねん（1602），為ため澎湖境さかい內首開ひらけ保生やすお大帝たいてい信仰しんこう之の廟宇びょうう，和わ湖西こさい鄉さと的てき南みなみ寮りょう保ほ寧やすし宮みや、北きた寮りょう保安ほあん宮みや淵源えんげん深厚しんこう，三廟皆具備廟埕前立宮旗旗桿之特色。此外，澎湖縣けん知名ちな觀かん光景こうけい點てん「後こう寮りょう天堂てんどう路ろ」便びん位い於此廟びょう左近さこん。

後こう寮りょう威い靈れい宮みや
宮みや旗き、門もん樓ろう
基本きほん信しん息いき
位置いち	臺灣たいわん 884 澎湖縣けん白しろ沙すな鄉きょう後ご寮りょう村むら15鄰45之の1號ごう
主神しゅしん	保生やすお大帝たいてい
例祭れいさい	農のう曆れき 正月しょうがつ初はつ四よん（保生やすお大帝たいてい孫まご真人しんじん千秋せんしゅう） 正月しょうがつ初はつ九きゅう（玉たま皇すめらぎ大帝たいてい萬まん壽ことぶき） 二に月がつ初はつ二に（福德ふくとく正神しょうがみ千秋せんしゅう） 三さん月がつ十じゅう五ご（保生やすお大帝たいてい吳ご真人まさと千秋せんしゅう） 九きゅう月がつ初はつ九きゅう（中ちゅう壇だん元帥げんすい千秋せんしゅう） 十じゅう月がつ廿にじゅう五ご（保生やすお大帝たいてい許もと真人しんじん千秋せんしゅう）
開基かいき	後こう寮りょう村民そんみん
建立こんりゅう时间	相傳そうでん為ため明あきら萬まん曆れき三さん十じゅう年ねん（1602年ねん） 重じゅう建けん：1998年ねん
地圖ちず
汉语名称めいしょう
标音 官かん话 （現代げんだい標準ひょうじゅん漢語かんご） - 汉语拼音 Hòu liáo wēi líng gōng 闽语 - 臺たい語ご羅ら馬うま字じ拼音 Āu-liâu Ui-lîng-kiong

沿革えんかく

白しろ沙すな鄉きょう後ご寮りょう村民そんみん祖そ籍せき多た源みなもと自じ福建ふっけん泉州せんしゅう同どう安やす金きむ門もん島とう（浯江），大明だいめい崇たかし禎ただし、南明なんめい永えい曆れき年間ねんかん陸陸ろくろく續續ぞくぞく有ゆう移うつり居きょ紀き錄ろく，最初さいしょ可か追おい溯さかのぼ自じ萬まん曆年れきねん間あいだ的てき葉は秋水しゅうすい。葉は氏原うじはら與あずか胞兄葉は春山はるやま原本げんぽん落腳澎湖後ご窟くつ潭（今いま馬うま公こう市し重光しげみつ里さと），後ご自じ行くだり徙居至いたり後ご寮りょう村むら，成なり為ため嵺山葉ば氏し後ご寮りょう一脈いちみゃく的てき開基かいき始祖しそ；此外，二に十じゅう世紀せいき傳統でんとう廟宇びょうう建築けんちく大木おおき匠たくみ師し葉は得とく令れい、葉は根ね壯たけし叔姪亦また屬ぞく此嵺山やま葉ば氏し，為ため後ご窟くつ潭一脈いちみゃく葉は春山はるやま後人こうじん。

後こう寮りょう威い靈れい宮みや確かく切きり建けん廟びょう時間じかん不詳ふしょう；根據こんきょ廟びょう中ちゅう碑文ひぶん紀き錄ろく，遷居後ご寮りょう村むら的てき居きょ民有みんゆう感かん當地とうち瘴癘しょうれい頻しき傳つて，約やく莫於萬まん曆れき30年ねん（1602）便びん共ども商議しょうぎ起おこり建けん廟宇びょうう，共きょう祀まつ保生やすお大帝たいてい，庇ひさし佑たすく村むら內全境さかい平安へいあん。臺灣たいわん明あきら鄭てい時期じき結束けっそく後ご，康かん熙24年ねん（1685）編へん撰せん的てき蔣毓英えい《臺灣たいわん府ふ志こころざし》中ちゅう便びん有ゆう南みなみ寮りょう保ほ寧やすし宮みや的てき信しん史紀ふみのり錄ろく，而南寮りょう保ほ寧やすし宮みや又また是ぜ由よし後ご寮りょう威い靈れい宮みや分ぶん香が，故こ後ご寮りょう威い靈れい宮みや建けん廟びょう歷史れきし最さい遠とお可か追おい溯さかのぼ在ざい康やすし熙24年ねん（1685）之の前まえ。1998年ねん重じゅう建けん竣工しゅんこう。

明治めいじ33年ねん（1900），日本にっぽん知名ちめい人類じんるい學者がくしゃ伊能いのう嘉よしみ矩のり（1867－1926）在ざい澎湖調ちょう查時曾拜訪おとずれ過か此廟，留とめ下關しものせき於廟中ちゅう石いし敢當「魑魅魍魎ちみもうりょう碑ひ」的てき口くち訪おとずれ文字もじ紀き錄ろく。

文物ぶんぶつ

宮みや旗はた

威い靈れい宮みや雙そう旗はた桿

旗はた桿重修おさむ記き

魑魅魍魎ちみもうりょう（石いし敢當）

石いし敢當碑ひ誌し簡介

威い靈れい宮みや立りつ廟びょう之の初はつ，相傳そうでん便びん已やめ有ゆう兩りょう枝えだ旗はた桿立於宮廟びょう兩側りょうがわ，以顯保生やすお大帝たいてい之の神威しんい，後ご逢戰燹之禍か一いち度ど損そん毀（時期じき不ふ詳しょう）。民みん國こく35至いたり36年ねん（1946－1947）年間ねんかん，後ご寮りょう村民そんみん於村落港邊べ先後せんご拾ひろえ獲え兩りょう座ざ巨木きょぼく，乃捐與威い靈れい宮みや重立しげたて旗はた桿，歷れき時じ三さん十じゅう年ねん後ご毀損きそん傾かたぶけ壞，旗はた桿傾倒けいとう前ぜん夕ゆう神明しんめい降くだ乩示警，讓ゆずる村民そんみん幸こう免めん於難，此一往事迄今仍令村民感念不已；民みん國こく75年ねん（1986），後こう寮りょう村民そんみん購置阿おもね里山さとやま巨木きょぼく，在ざい朱しゅ府ふ千歲ちとせ降くだ鑾指示しじ之の下しも復ふく立りつ兩りょう座ざ宮みや旗き，並なみ同時どうじ舉辦建けん醮儀式しき，祈いのり求もとめ風ふう調ちょう雨あめ順じゅん、全ぜん境さかい平安へいあん。

魑魅魍魎ちみもうりょう碑ひ

此石敢當乃玄武岩げんぶがん製せい成なり，碑文ひぶん「魑魅魍魎ちみもうりょう」四よん字じ上じょう頭あたま皆みな添個「雨あめ」字じ，上うえ款：「道みち光こう貳に拾ひろえ貳に壬みずのえ寅とら孟春もうしゅん吉きち旦だん」（公おおやけ元もと1842年ねん農のう曆れき二に月がつ）、下しも款：「本鄉ほんごう弟子でし仝立だて」。相傳そうでん乃是道どう光年こうねん間あいだ，後ご寮りょう村むら與あずか通どおり梁やな村むら之の間あいだ的てき沙漠さばく出現しゅつげん一いち陰かげ魂たましい，時じ常つね作さく祟たたり騷擾そうじょう鄉きょう民みん，請乩問とい事ごと之これ後ご，便びん特とく意い立りつ此碑鎮壓ちんあつ妖魂肆虐。

圖ず輯

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  涼りょう亭てい
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  聖旨せいし牌ぱい
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  正殿せいでん
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  保生やすお大帝たいてい像ぞう
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  王おう船せん
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  王おう船せん

相關そうかん條目じょうもく

• 交陪廟びょう：南みなみ寮りょう保ほ寧やすし宮みや、講こう美び龍りゅう德いさお宮みや、鹽しお埕大舞台ぶたい威い靈れい宮みや、南台みなみだい路ろ文ぶん衡殿、高こう吉武よしたけ聖きよし殿どの
• 後こう寮りょう國こく小しょう
• 後こう寮りょう漁港ぎょこう
• 後こう寮りょう遊客ゆうかく中心ちゅうしん
• 後こう寮生りょうせい命いのち紀き念ねん館かん

外部がいぶ連結れんけつ

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