所ところ知とも障さわ

所ところ知とも障さわ（jñeyāvaraṇa），又また譯わけ為ため智さとし障さわ、智さとし礙，佛教ぶっきょう術語じゅつご，二に障さわ之これ一いち，所ところ知とも障さわ是ぜ大乘的だいじょうてき別べつ教きょう所しょ斷だん的てき惑，天台宗てんだいしゅう又また稱たたえ為ため無む始はじめ無明むみょう。

障さわ在ざい佛法ぶっぽう修行しゅぎょう的てき意義いぎ就是遮蔽しゃへい，意い謂いい有情うじょう眾生被ひ無明むみょう、煩惱ぼんのう、惡業あくごう等とう種種しゅじゅ障礙しょうがい所しょ障さわ蔽，不能ふのう經由けいゆ佛法ぶっぽう的てき正確せいかく教導きょうどう而得見み正道せいどう，為ため無明むみょう（天台宗てんだいしゅう稱しょう一念いちねん無明むみょう）所しょ遮蔽しゃへい，此為煩惱ぼんのう障さわ。

無法むほう成就じょうじゅ佛陀ぶっだ一切いっさい知ち、所ところ知とも不足ふそく而被遮蔽しゃへい的てき障礙しょうがい為所しどころ知ち障さわ。這個障礙しょうがい可か理解りかい為ため二に乘じょう覺さとし者しゃ的てき業ぎょう之の習氣，說せつ一切有部又稱為「不ふ染しみ污無知むち」。

參考さんこう條目じょうもく

• 二に障さわ：
  • 事こと障さわ（煩惱ぼんのう障さわ）
  • 理り障さわ（所ところ知とも障さわ）
• 無明むみょう：
  • 一念いちねん無明むみょう
  • 無む始はじめ無明むみょう
• 煩惱ぼんのう (佛教ぶっきょう)
• 見み惑、思惑おもわく