义渠

義ぎ渠みぞ（上古じょうこ漢語かんご擬音ぎおん：ŋaih-ga，約やく前ぜん720年ねん—前まえ272年ねん），又また稱たたえ儀ぎ渠みぞ、戎えびす，古代こだい部族ぶぞく國家こっか，活躍かつやく於今泾水北部ほくぶ至いたり河かわ套地区ちく。在ざい殷いん商しょう末すえ年ねん形成けいせい國家こっか，逐步定てい居きょ。至いたり戰國せんごく時代じだい，佔有今こん天てん的てき陝西せんせい省しょう北部ほくぶ、甘肅かんせい省しょう北部ほくぶ和わ寧やすし夏なつ等地とうち，傳統でんとう上じょう將はた他た們列為ため西戎せいじゅう之これ一いち。與あずか秦はた國こく形成けいせい對抗たいこう關係かんけい，最後さいご被ひ秦しん國こく所しょ滅めつ。義ぎ渠みぞ人じん之の後こう分別ふんべつ融とおる入いれ秦はた漢かん與あずか匈奴きょうど之これ中ちゅう。

義ぎ渠みぞ
地位ちい	周しゅう朝ちょう诸侯国こく
政府せいふ	封地ほうち
• 始はじめ封ふう此國者しゃ	不明ふめい
• 爵位しゃくい	不明ふめい
• 姓せい	義ぎ渠みぞ
• 始祖しそ	不明ふめい
分封ぶんぽう
• 创始	商しょう朝あさ末すえ年ねん（約やく前ぜん720年ねん）
• 灭亡	秦はた昭あきら王おう三さん十じゅう五ご年ねん（前ぜん272年ねん），
• 灭亡原因げんいん	被ひ秦はた國こく灭亡
史ふみ书记载	《战国策さく》 《墨ぼく子こ·节葬下か》

起源きげん

義ぎ渠みぞ起源きげん不ふ詳しょう。按照《竹たけ书纪年ねん》記載きさい，義ぎ渠みぞ在ざい商しょう朝あさ末すえ年ねん时已經けい出現しゅつげん，周しゅう公こう季き历在ざい武たけ乙おつ三さん十年时奉命讨伐義渠得胜。后きさき義ぎ渠みぞ在ざい秦はた穆きよし公おおやけ时一いち度ど臣服しんぷく于秦国こく。

历史

《史ふみ记》中ちゅう记载“義よし渠みぞ”的てき出で现时间是在ざい战国初年しょねん秦はた厉公时，当とう时義渠みぞ前まえ来らい秦はた国こく进贡。其后義ぎ渠みぞ逐渐定てい居きょ下か来らい，吞并周しゅう边部落ぶらく，强大きょうだい起おこり来らい，与あずか秦しん国こく发生冲突（“義よし渠みぞ之の戎えびす筑城郭じょうかく以自守もり，而秦稍やや蚕食さんしょく”）。秦はた躁公十じゅう三さん年ねん（前ぜん430年ねん），義よし渠みぞ入いれ侵おかせ秦しん国こく，军队一いち度ど抵达渭河。

兴衰

秦はた伯はく駟し七なな年ねん（前ぜん331年ねん），義よし渠みぞ发生内乱ないらん，秦はた国こく以帮助平すけべえ乱らん为名乘なのり机つくえ出兵しゅっぺい，義ぎ渠みぞ开始衰おとろえ落。十じゅう一いち年ねん（前ぜん327年ねん），義よし渠みぞ向こう秦しん国こく称しょう臣しん，秦しん国こく建立こんりゅう義ぎ渠みぞ县。但ただし是ぜ義ぎ渠みぞ新しん王位おうい定之さだゆき后きさき，并不甘心かんしん臣服しんぷく秦しん国こく，前ぜん往中原なかはら访问魏ぎ国こく，寻求共同きょうどう反はん对秦国こく的てき机つくえ会かい（《战国策さく·義ぎ渠みぞ君くん之の魏ぎ》。秦はた伯はく駟し后きさき元もと七なな年ねん（前ぜん318年ねん），楚すわえ国こく、魏ぎ国こく、韩国、齐国、赵国、燕つばめ国こく六国合力攻秦，義ぎ渠みぞ乘じょう机つくえ起おこり兵へい，击败秦しん军“于李帛之下か”（《史ふみ记》、《战国策さく》）。

灭亡

義ぎ渠みぞ的てき滅亡めつぼう有ゆう二に說せつ：一說いっせつ秦はた国こく在ざい击败六ろく国こく联军後ご，回かい师讨伐義ぎ渠みぞ，后きさき元もと十じゅう一いち年ねん（前ぜん314年ねん），夺取其二そのじ十じゅう五ご城しろ。秦はた武たけし王おう元年がんねん（前ぜん310年ねん），義よし渠みぞ乘じょう丧谋叛，被ひ秦しん军再次じ击败。武たけ王おう死し后きさき，秦はた昭あきら王おう年とし幼よう继位，秦しん国こく一いち度ど内乱ないらん，義ぎ渠みぞ乘じょう机つくえ重おも新しん崛起。義ぎ渠みぞ王おう與あずか秦はた昭あきら王おう之の母はは宣せん太ふと后きさき私通しつう，生なま下した二に子し。秦はた昭あきら王おう三さん十じゅう五ご年ねん（前ぜん272年ねん），宣せん太ふと后きさき诱杀義ぎ渠みぞ王おう于甘泉いずみ宫。秦しん国こく随したがえ即そく出兵しゅっぺい灭義渠みぞ，将はた義よし渠みぞ逐出黄河こうが以南いなん地区ちく，在ざい其地设置了りょう陇西、北地きたじ、上郡かみごおり三さん郡ぐん，并在边境开始修おさむ建けん长城。

另一說いっせつ在ざい秦はた惠めぐみ王おう时代，義ぎ渠みぞ国こく打だ败了秦しん国こく。秦はた昭あきら王おう为了报仇，用よう欺诈手段しゅだん杀了義ぎ渠みぞ王おう，并且发动军队攻おさむ打だ義ぎ渠みぞ国こく，实际上うえ義よし渠みぞ国こく已やめ经灭亡ほろび。（见《战国策さく“范雎说秦王おう”》）范睢至いたり秦しん，王おう庭にわ迎むかえ，谓范睢曰：「寡人宜むべ以身受令久ひさ矣。今いま者しゃ義ぎ渠みぞ之の事こと急きゅう，寡人日び自じ请太后きさき。今こん義ぎ渠みぞ之の事こと已やめ，寡人乃得以身受命じゅめい。躬窃闵然不敏ふびん，敬けい执宾主ぬし之の礼れい。」秦はた王おう当とう时很想そう攻おさむ击義渠みぞ。宣せん太ふと后きさき攻おさむ打だ義ぎ渠みぞ，只ただ是ぜ消しょう灭残部ぶ。

秦はた漢かん時代じだい

在ざい匈奴きょうど興起こうき後ご，部ぶ份義渠みぞ部落ぶらく加入かにゅう匈奴きょうど。隨ずい著ちょ漢かん朝あさ勢力せいりょく擴大かくだい，部ぶ份義渠みぞ人じん又また由よし匈奴きょうど轉てん而歸附ふ漢かん朝あさ，如公孫こうそん昆こん邪よこしま家族かぞく。

文化ぶんか

義ぎ渠みぞ最さい重要じゅうよう的てき民俗みんぞく特とく征せい是ぜ火葬かそう（《墨ぼく子こ·节葬下か》），另外，亦また盛行せいこう娶めと后きさき母はは为妻（烝報制せい），即そく是ぜ妻つま其後母はは等とう习俗。

北きた迁

義ぎ渠みぞ在ざい灭亡后きさき，其民眾北迁，后きさき人じん多た有ゆう亡ほろび入いれ匈奴きょうど者もの，为匈奴やつ大だい姓せい。中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく學者がくしゃ林りん梅村うめむら等ひとし人じん，主しゅ张匈奴やつ中ちゅう的てき休きゅう屠ほふ、昆こん邪よこしま二に部ぶ，為ため義ぎ渠みぞ后きさき裔。

現代げんだい考證こうしょう

後こう漢書かんしょ在ざい西にし羌傳記載きさい義ぎ渠みぞ。中華民國ちゅうかみんこく學者がくしゃ劉りゅう文ぶん起おこり，與あずか中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく學者がくしゃ冉光榮さかえ等とう人じん、黃き烈れつ等ひとし，皆みな主張しゅちょう義ぎ渠みぞ為ため羌族。关于义渠一いち名めい，兰州大学だいがく教授きょうじゅ、甘あま肃省原げん地方ちほう志こころざし办公室しつ编审薛方昱研究けんきゅう认为，其疑为古羌语，意い为“四よん水みず”，即そく四条河水相汇的地方。义渠一词在藏语中，“义”对音为数词“四よん”，“渠みぞ”是ぜ名めい词“水みず”，合ごう为“四よん水みず”之の意い。今こん宁县城じょう庙咀坪つぼ，恰有马莲河かわ、城じょう北河きたがわ、九きゅう龙川、水みず磨すり沟四条しじょう水すい相しょう汇，证明义渠一词在古羌语中的“四よん水みず”之の意い，同どう时这一古羌语地名恰恰证实了义渠国是古羌族的一支。

中華民國ちゅうかみんこく學者がくしゃ岑仲勉つとむ根據こんきょ語ご言げん學がく及火葬そう習俗しゅうぞく等とう，考證こうしょう他た們可能かのう是ぜ吐火羅ら族ぞく的まと分ぶん支ささえ，起源きげん於印度ど，移うつり往新疆，在ざい春秋しゅんじゅう時代じだい移うつり居きょ到いた隴西居住きょじゅう。中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく學者がくしゃ林はやし梅村うめむら，根據こんきょ吐火羅ら語ご中ちゅう的てき「義よし渠みぞ」為ため馬ば，認みとめ為ため商しょう朝あさ甲かぶと骨こつ文中ぶんちゅう的てき馬方うまかた即そく為ため義ぎ渠みぞ。義ぎ渠みぞ與あずか緄夷皆みな為ため吐火羅ら人的じんてき分ぶん支ささえ。

中華民國ちゅうかみんこく學者がくしゃ蒙こうむ文通ぶんつう認みとめ為ため義ぎ渠みぞ為ため匈奴きょうど先祖せんぞ。

林はやし澐指出で，先さき秦しん戎えびす狄部落ぶらく是ぜ由よし先さき秦はた華はな夏なつ人じん群ぐん分裂ぶんれつ出來でき的てき一いち支ささえ，而在體質たいしつ人類じんるい學がく上じょう，戎えびす狄屬於蒙古こ人種じんしゅ東亞とうあ型がた，與あずか蒙こうむ古こ人種じんしゅ北きた亞あ型がた的てき匈奴きょうど等とう遊牧ゆうぼく民族みんぞく分ぶん屬ぞく不同ふどう的てき族ぞく群ぐん，兩者りょうしゃ不可ふか混こん為ため一いち談だん。