秦はた穆きよし公おおやけ

秦はた穆きよし公おおやけ（前ぜん705年ねん—前まえ621年ねん），部ぶ份記載きさい中ちゅう被ひ稱しょう為ため秦はた繆公，嬴姓せい，名めい任にん好このみ，春秋しゅんじゅう時代じだい秦はた國こく國くに君くん。在位ざいい三さん十じゅう九きゅう年ねん（前ぜん659年ねん－前まえ621年ねん），諡号しごう穆きよし，在ざい《史ふみ记》中ちゅう被ひ认定为春秋しゅんじゅう五ご霸之これ一いち。

秦はた穆きよし公おおやけ
秦はた穆きよし公おおやけ畫像がぞう，繡像東ひがし周しゅう列國れっこく全ぜん志こころざし插圖そうず
君主くんしゅ
統治とうち	前ぜん659年ねん－前まえ621年ねん
儲もうか君きみ	秦はた康やすし公おおやけ
出生しゅっしょう	前ぜん705年ねん
逝世	前ぜん621年ねん
安やす葬そう	雍
子こ嗣	秦はた康やすし公おおやけ
谥号 穆きよし公おおやけ
政せい权	秦はた国こく（春秋しゅんじゅう）
父親ちちおや	秦はた德いさお公おおやけ
首都しゅと	雍城

秦はた穆きよし公こう非常ひじょう重じゅう视人才じんさい，其任内ない获得了りょう百里ひゃくり奚、蹇あしなえ叔、丕豹及公孫こうそん枝えだ等とう賢けん臣しん的てき辅佐，曾协助すけ晉すすむ文ぶん公こう回かい到いた晋すすむ国こく夺取君くん位い。周しゅう襄じょう王おう時どき出兵しゅっぺい攻おさむ打だ蜀しょく国こく和かず其他位い于函はこ谷たに关以西いせい的てき国家こっか，開ひらき地ち千里せんり，因いん而周襄じょう王おう任命にんめい他た為ため西方せいほう諸侯しょこう之の伯はく，遂とげ称しょう霸於西戎せいじゅう。

生平おいだいら

秦はた德いさお公おおやけ之これ少子しょうし，秦はた宣せん公こう、秦はた成しげる公おおやけ之これ弟おとうと，他た任用にんよう百里ひゃくり奚、蹇あしなえ叔和わ由よし余あまり为谋臣しん，击败晋すすむ国こく，俘晋すすむ惠めぐみ公おおやけ，灭梁りょう、芮两国。扶持ふち晋すすむ文ぶん公こう，实现秦はた晋すすむ联盟。晋すすむ文ぶん公おおやけ死し后きさき，联盟瓦解がかい，秦はた晋すすむ对抗。后きさき在ざい前まえ627年ねん崤之战（今いま河南かなん三さん门峡东南）、前ぜん625年ねん彭衙之の战（今いま陕西白水しろうず东北）两次被ひ晋すすむ军大败，秦はた东进的てき路ろ被ひ晋すすむ牢ろう牢ろう地ち扼住。

秦はた穆きよし公おおやけ三さん十じゅう六ろく年ねん（前ぜん624年ねん），秦はた穆きよし公おおやけ亲自率りつ兵へい讨伐晋すすむ国こく，渡わたり过黄河こうが以后，将はた渡船とせん全部ぜんぶ焚毁，表示ひょうじ誓ちかい死し克かつ敌的决心。秦はた军夺得とく王おう官かん（今いま山西さんせい闻喜西にし）和かず郊。晋すすむ军拒不出ふしゅつ战，秦はた军从茅ちがや津つ渡わたり过黄河かわ，到いた南岸なんがん崤地，在ざい当年とうねん的てき战场为战死し的てき将士しょうし堆うずたか土ど树立标记，然しか后きさき回国かいこく。转而向こう西方せいほう发展，秦しん国こく在ざい函はこ谷たに关以西いせい一いち带称霸，史し称しょう“称しょう霸西戎せいじゅう”。“兼けん国こく十じゅう二に，开地千里せんり”（《韩非子こ·十じゅう过篇》）。

秦はた穆きよし公おおやけ娶めと晋すすむ太子たいし申さる生せい的てき姊姊穆きよし姬ひめ为妻。秦はた穆きよし公おおやけ三さん十じゅう九きゅう年ねん（前ぜん621年ねん），秦はた穆きよし公おおやけ死し，安やす葬そう於雍（今いま陕西凤翔东南），殉葬的てき人數にんずう達たち一いち百ひゃく七なな十じゅう七なな人にん，秦はた穆きよし公おおやけ雖是明主めいしゅ，但ただし殉葬之の舉卻導しるべ致秦國こく人才じんさい大量たいりょう凋零，《左ひだり传》文ぶん公こう六年曾这样记载“秦はた伯はく任にん好このみ卒そつ，以子车氏三さん子し奄息、仲なか行こう、针虎为殉，皆みな秦しん之の良也よしや，国人くにびと哀あい之の，为之赋《黄き鸟》。”

家庭かてい

妻つま

• 穆きよし姬ひめ，穆きよし姬ひめ，晉すすむ獻けんじ公こう與あずか齊ひとし姜きょう的てき女兒じょじ，晉すすむ獻けんじ公おおやけ太子たいし申さる生せい的てき姊姊。

子こ

• 秦はた康やすし公おおやけ（？－前まえ609年ねん），名めい罃，是ぜ秦はた穆きよし公和きんかず夫人ふじん穆きよし姬ひめ所生しょせい之子ゆきこ。
• 公子こうし弘ひろし，秦はた康やすし公的こうてき弟おとうと弟おとうと，是ぜ秦はた穆きよし公和きんかず夫人ふじん穆きよし姬ひめ所生しょせい之子ゆきこ。

女おんな

• 簡璧，秦はた康やすし公的こうてき妹いもうと妹いもうと，夫人ふじん穆きよし姬ひめ所生しょせい。
• 文ぶん嬴，嫁よめ給きゅう晉すすむ文ぶん公こう。
• 懷ふところ嬴，原本げんぽん嫁よめ給きゅう晉すすむ懷ふところ公こう，後來こうらい跟著文ぶん嬴一起かずき嫁よめ給きゅう晉すすむ文ぶん公こう。
• 弄ろう玉だま，嫁よめ給きゅう蕭しょう史し。

西部せいぶ开疆

连环画が《五ご羊ひつじ皮がわ》中ちゅう的てき秦はた穆きよし公おおやけ画像がぞう

时秦西部せいぶ生活せいかつ著ちょ许多戎えびす狄的部落ぶらく和わ小国しょうこく，如陇山以西いせい有ゆう昆こん戎えびす、绵诸、翟，泾北有ゆう义渠、乌氏、朐衍之の戎えびす，洛らく川かわ有ゆう大だい荔之戎えびす，渭南有ゆう陆浑之の戎えびす。他た们生产落后きさき，披发衣ころも皮がわ，各かく有ゆう君くん长，不ふ相あい统一。他た们常常つね突袭秦しん的てき边地，抢掠粮食、牲畜，掳夺子女しじょ，给秦人じん造成ぞうせい很大的てき苦く难。

秦はた穆きよし公おおやけ向こう西にし发展，采さい取と了りょう比ひ较谨慎まき的てき策略さくりゃく，先さき强きょう后きさき弱じゃく，次第しだい征服せいふく。当とう时，西戎せいじゅう诸部落ぶらく中ちゅう较强的てき是ぜ绵诸（在ざい今いま甘あま肃天水てんすい市し东）、义渠（在ざい今いま甘あま肃宁县北きた）和大かずひろ荔（今こん陕西大だい荔东）。其中，绵诸有ゆう王おう，住じゅう地ち在ざい秦しん的てき故こ土ど附近ふきん，与あずか秦しん疆土相しょう接せっ。

正せい好このみ，绵诸王おう听说秦はた穆きよし公おおやけ贤能，派は了りょう由よし余あまり出で使し秦しん国こく。秦はた穆きよし公おおやけ隆重たかしげ接待せったい由よし余あまり，向むかい他た展示てんじ秦しん国こく壮たけし丽的宫室和わ丰裕的てき积储，向むかい他た了解りょうかい西戎せいじゅう的てき地形ちけい、兵へい势。又また用もちい内ない史し廖的策略さくりゃく，挽留由よし余あまり在ざい秦はた居住きょじゅう。同どう时，给绵诸王送おく去ざ女じょ乐二に八はち。动听美妙びみょう的てき秦しん国こく音おん乐舞蹈，使つかい戎えびす王おう大だい享とおる眼め耳みみ之の福ぶく。他た终日饮酒享とおる乐，不ふ理り政事せいじ，国内こくない大だい批牛马死亡しぼう，也不加か过问。等ひとし到いた绵诸国内こくない政事せいじ一いち塌糊涂，秦はた穆きよし公おおやけ这才让由余あまり回国かいこく。由よし余あまり的てき劝谏，受到戎えびす王おう的てき拒こばめ绝。在ざい秦しん人的じんてき规劝下か，由よし余あまり终於归向秦しん国こく。秦はた穆きよし公おおやけ以宾客きゃく之の礼れい接待せったい由よし余あまり，和かず他た讨论统一西方せいほう戎えびす族ぞく的てき策略さくりゃく。

穆きよし公おおやけ三さん十じゅう七なな年ねん（前ぜん623年ねん），秦はた军出征しゅっせい西戎せいじゅう，以迅雷かみなり不ふ及掩耳みみ之の势，包つつみ围了绵诸，在ざい酒樽さかだる之の下しも活かつ捉了绵诸王おう。秦はた穆きよし公おおやけ乘じょう胜前进，二に十多个戎狄小国先后归服了秦国。秦しん国こく辟地千里せんり，国界こっかい南みなみ至いたり秦しん岭，西にし达狄道どう（今いま甘あま肃临洮），北きた至いたる朐衍戎えびす（今いま宁夏盐池），东到黄河こうが，史し称しょう「秦はた穆きよし公おおやけ霸西戎せいじゅう」。周しゅう襄じょう王おう派遣はけん召公过带了りょう金きん鼓こ送おく给秦穆きよし公おおやけ，以表示ひょうじ祝しゅく贺。

影かげ視し作品さくひん

• 《東あずま周あまね列國れっこく·春秋しゅんじゅう篇へん》由ゆかり譚たん宗そう堯飾かざり演えんじ。
• 《重じゅう耳みみ傳奇でんき》由ゆかり林はやし永えい健けん飾かざり演えんじ。

参考さんこう文献ぶんけん

前任ぜんにん： 兄あに秦はた成しげる公おおやけ

秦はた國こく君主くんしゅ 前ぜん659年ねん－前まえ621年ねん

繼つぎ任にん： 子こ秦はた康やすし公おおやけ